ディレクターってどんな仕事?
ディレクターとは
どんな役割を担うのか?
ディレクターとセールスを別の人が担当する制作会社もありますが、当社では、ディレクターがセールスの役割も担います。
ディレクターやセールスというと、一般的には「プロジェクトの管理役」、「クライアントの御用聞き」というイメージでしょうか。
当社のディレクター職は、例えるならば「クライアントの事業を成長に導くためのガイド役」。
事業の目標達成という頂上を目指すには、山登りと同じように、有識者の助けやアドバイスが必要です。当社のディレクターはガイドとして、社内外のクリエイターと協力して地図を広げ、正しいルートを教えて、クライアントを頂上へと先導します。
どんな業務か?
具体的には、以下のような業務を担当します。
- 企画、提案
クライアントの要望を聞き取り、提案します。※基本的にはお問合せいただいたお客様に対して企画や提案を行います。飛び込み営業はありません。 - プロジェクトの進行管理
社内外のデザイナーやエンジニアに指示を出し、制作を進めます。
必要に応じてクライアントに進捗を連絡します。 - アフターフォロー
納品が完了したら、制作物の更新や運用を行います。
クライアントの相談役になり、事業をサポートします。
どんな人が向いているのか?
下記のようなマインドを持った人は、当社のディレクターに適していると思います。
- クライアントの課題を分解、分析し、課題の本質を捉える
- クライアントの本質的な価値を捉える
- 社会の流れを把握し、社会が望んでいるものを捉える
- クライアントの事業を自分の事業のように考える
- クライアントと同じ目線に立って、時にはクライアントと一緒に考える
- 社内外のクリエイターと協力し、一緒につくりあげる
- 自分の職種に留まらず、領域を越えて意見を言う
また、下記は必須ではありませんが、あると良いスキルです。
- デザインやWebの知識
- コミュニケーションスキル
やりがいと難しさ
最適な提案を見出すこと
クライアントによって、要望や背景は様々。クライアントが満足できる提案をすることは、この職種の難しいところでもあり、醍醐味でもあります。
例えば、クライアントから「新規事業を立ち上げたいのでWebサイトを作りたい」というご相談をいただいた時、ただ要望を聞いてデザインをつくるだけでは、うまくいきません。
ディレクターは、クライアントに合わせて、どのようなフローで制作するのが最適か判断する必要があります。クライアントの現状や事業目標を理解し、時には、目標を達成するまでの手順をクライアントと一緒に設計します。
クライアントを理解すること
一方で、クライアントが事業の方向性を確定できていない場合は、要望がコロコロと変わるため苦労します。クライアントに寄り添った上で、クライアントのためになるのであれば、プロ目線でのアドバイスが必要。ただし、伝え方を間違えると信頼を失ってしまうため、気を使うところです。
場合によっては「なぜその事業を始めたいと思ったのか?」「なぜWebサイトを制作したいと思ったか?」を深掘りしてヒアリングをします。クライアントをより深く理解することで、クライアントと同じ目線に立って事業をサポートできるのは、ディレクター/セールス職の面白いところです。
クライアントの事業を通して、自分にはなかった考え方や、新たな知識に出会えると、人間としての幅が広がるような感覚を味わえることもあります。
想いを繋ぐコンバーターの役割
また、ディレクターは、クライアントとクリエイターの想いを変換して繋ぐコンバーターの役割も担います。クライアントの要望を、デザインに反映しやすい言葉にして社内のデザイナーに伝えたり、エンジニアの意図を一般的な言葉に変換してクライアントに説明します。うまく繋ぐことができると、スムーズに制作が進みます。
地元への貢献
地元の有名企業からの依頼も多く、三重県で育った人にとっては、馴染みのある地域の事業に携わることができます。
当社の成り立ちは、環境保全などを行うNPO法人ECCOMからのスピンオフ。デザインを通して、自然や地域、町づくりに携わることができるのも、この仕事の楽しさの一つです。
さいごに
当社のディレクター職に興味を持っていただけたら、まずは気軽にお話ししてみませんか?
当社でやってみたいことなど、聞かせてもらえたら嬉しいです。