【寄稿】ミャンマーで生活してみて「あぁ、わたしって生きているな」と実感する
Goziokiではパートナー企業と一緒に、ミャンマーのヤンゴンコンピューター科学大学(University of Computer Studies, Yangon)で日本語教育プログラムに取り組んでいます。同大学で今月から日本語を教え始めた神田詩織先生の寄稿を、以下に紹介いたします。
文=神田詩織
こんにちは、神田です。
2019年9月よりミャンマープロジェクトのメンバーとなり、12月より現地のヤンゴンコンピューター科学大学で日本語を教えています。今回は、ミャンマーで生活してみて感じたことについて書いていこうと思います。
わたしは今、授業がある平日は大学の教員寮に泊まり、週末はヤンゴン市内の家で過ごすという2拠点生活をしています。ミャンマーで生活していると、「ああ、わたしって生きているな」と実感する瞬間がたくさんあります。
野犬の集団を潜り抜けて無事目的地まで到達したとき(今や犬が懐いて尻尾を振ってついてきます)
家にヤモリとバッタが出て泣きながら戦ったとき(ヤモリはもうすでに慣れて共存しています。名前もつけました)
不味いミャンマー料理を食べたとき(ごめんなさい、正直に言います)
トイレが流れなくて焦ったとき(しかも大きいほうでした。風呂場にある90ℓのごみ箱に水を汲んで、勢いよく流しました)
(↑ヤモリ)
(↑強烈な味のミャンマーカレー)
なんかこれだけ見ると悪いことしかないような感じがしますが、そんなことはありませんよ(笑)。
百聞は一見に如かず
ミャンマーにいると1日1日が、とても大切なものに感じることができて、大袈裟に言うと「命の大切さ」を実感します。日本にずっといたら、決して気付かされなかったことです。海外で新しいものを見て、経験することはいつもわたしに大切なことを教えてくれます。
(↑夕焼けとミャンマー人の先生)
「百聞は一見に如かず」、わたしが好きなことばです。実際に自分の足で行き、自分の目で見て、自分の肌で吸収すること。そこから見えてくるものはたくさんあります。わたしが人生において何よりも大切にしたい、と考えていることです。
ミャンマープロジェクト、まだまだ始まったばかりですがこれからどうしていくかは自分次第!毎日もがきながらも、精いっぱい頑張って、成長していきたいと思っています!!
拙い文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。今度大学の授業についても書いてみたいと思います!