こんにちは、Gozioki代表の吉田です。Goziokiでは『〜世界とGET INVOLVED〜』をテーマに掲げ、世界との繋がりを大切にしています。今日は「最強英語勉強法」について書いていきたいと思います。

実はこれは英語に限った話ではないのですが、外国語を習得する上で非常に有効だと私が勝手に思っている方法があります。それは、「目に入ってくる情景やそこから感じたことを、次から次へと自分の頭の中で英語（もしくは上達したいその他の言語）の文章にしていく」というものです。

電車に乗っていたとしたら、例えばですが、以下のようなことを見たり感じたりするはずです。

・今日はいつもより電車が空いている

・高校生の集団が乗ってきた

・前に座っている人が着ているシャツの柄がとてもオシャレだ

・二人の若者が、片方の携帯電話の画面の中を一緒に覗き込みながら楽しそうに話をしている

或いは、街を歩いていたとしたら、例えばですが、次のようなことを見たり感じたりするはずです。

・あの犬の散歩をしている人は毎朝必ず見かける

・寒くなってきたせいか、マフラーを巻いている人を多く見かける

・ラーメン屋の前に行列ができている。今度あの店に行ってみよう

どんどんと頭の中で英語の文章を作っていきましょう。これは、このための時間をわざわざ設ける必要がなくて、歩いているとき、電車に乗っているとき、タクシーに乗っているときなど、隙間時間でできることです。

「考えていること」ではなく、「目に入った情景」を

この際に重要になってくるのは、「最近疲れた」とか、「最近のアメリカ経済は○○だな」と、日々自分が考えていることをテーマにするのではなく、飽く迄も目に入ってきた情景を起点に文章を作るということです。人間はラクをしたがる生き物なので、自分でテーマを選ぶとなると、どうしても自分が話しやすいテーマを選択してしまいます。そうではなくて、「目の前で実際に起きていることの話をしなければならない」と強制的にテーマを与えられることで、トレーニングとしての効果が増します。

同じ単語の意味を何回も調べるのは良いこと

頭の中で英語（或いはそれ以外の言語）の文章を作っていく際に、特定の単語や言い回しが分からなくて、文章を完成させられないことがあると思います。「自動改札機って英語で何て言うんだっけ？」「急カーブって英語でどう表現すれば良いんだ？」その場合はすぐにスマホなどで調べて、正解を見つけましょう。その場で正解が分かればそれで充分です。分からなかった単語をメモしたりしておく必要はありません（記録したところでどうせあとで見返さないと思うので、であれば記録しておく必要ないのです笑）。

分からなかった単語に関しては、一度調べてそれ以降問題なく使いこなせるようになる単語もあれば、調べてもすぐに意味を忘れてしまい、また調べるということになる単語もあるかと思います。別にそれは何も問題ありません。100回調べるまで覚えられない単語もあるかもしれませんが、逆に言うとどんな単語も100回も調べれば覚えられます。これが1,000回や10,000回になることはありません。なので、100回調べるまで覚えられないのであれば、繰り返し100回調べれば良いのです。そして100回調べた末にようやく自分の記憶に留まるようになった単語は、相当に定着率が高くなります。つまり「単語の意味を調べたけど忘れてしまってまた調べる」というのは、中長期での定着率を高めるという観点では非常に良いことなのです。

そもそもこれは何のトレーニング？

あまり趣旨を説明することなくここまで書いてきてしまいましたが、「目の前にある情景を次から次へと自分の頭の中で英語にしていく」このトレーニングはどのように自分の役に立つのでしょうか。これは、「思っていること（思考）」をすぐさま「文章」に変換するトレーニングになります。日本語を話す場合、「思っていること（思考）」をすぐに「文章」にして発言することはできると思いますし、日常会話の中で「自分が思っていることはどのような文章になるのだろうか？」と発言する前に悩むことはないと思います。英語（或いはそれ以外の言語）でも、「思考」と「文章」の間を自由自在に、迅速に行き来することができれば、「話す」または「書く」際にとても役立ってきます。更にこれは「話す」「書く」と、自分がメッセージを発信する立場に立ったときだけに有効な訳ではありません。「聞く」「読む」と、自分がメッセージの受け手になった場合でも、まず「文章」があってそこから意味を捉えるという点で、「文章」と「思考」の間を行き来する能力は必要になってくるのです。

そういう訳で、何気ない隙間時間を利用していつでも自分一人でできるこのトレーニング、実践してみては如何でしょうか？「読む・書く・話す・聞く」、全ての能力向上に繋がると思います。

Gozioki

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