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入社1ヶ月前に大手の内定を断って、インターン先のスタートアップに事業責任者として入社した理由

この春、新たに新卒で事業責任者にチャレンジするメンバーが入社した。
大学2年の夏から、TRIVE GROUPでインターンを始めた梅本奏子だ。

「インターンを始めた頃は、自分の書いた記事が誰かに読んでもらえてる。それだけが喜びでした。今考えたら全然矢印がチームに向いてなくて笑っちゃいますよね。」と、当時を振り返る。

「大学時代から関わってきた事業だから、愛着もある。必ず、日本一のメディアにします。」
3月初旬まで、大手内定先にいくはずだった梅本が、なぜTRIVE GROUPに入社することを決めたのか。
覚悟を決めるまでの過程、インターンで積み重ねてきたものを紐解いていく。

内定先を3/7に断って、TRIVE GROUPに入社を決断!

このタイミングで内定辞退して、入社を決断って相当な意思決定だと思う。何が梅本さんを突き動かしたの?

理由は複数あります。
しかし、杉野代表から「春からモスティープレイスで事業責任者としてチャレンジしてほしい」と誠心誠意オファーをもらえたのが、この意思決定をした大きな理由の一つです。

また、その後も「かなこちゃんの人生において、とても大事なことだから、予定あっても優先して1on1するよ」と、最優先で何度も2人で話す機会を設けてくれたのも大きかったです!

「仲間達と大きな目標に向かって、道中を楽しみながら挑戦する。」モスティープレイス代表:杉野拓司が目指す会社の未来 | 株式会社TRIVEGROUP
TRIVE GROUPのグループ会社としてメディア事業を主に行なっているモスティープレイス。 創業から一貫して 「ユーザーの行動を正しく導く」 をミッションに、現在は複数のメディアを運営しているコンテンツマーケティングのプロフェッショナル集団だ。 モスティープレイス代表の 杉野拓司 に聞いた、モスティーティープレイスのこれまでとこれから。 ...
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就活をしていた際の軸も、完全に実力主義一択。
「実力次第で3年以内にチームリーダーになれるか」が叶えられるか否かで、入社予定だった会社を決めたほどです。
大企業に入って、足並み揃えて教わって、就活時にコロナになって、いつ働いてる会社がなくなっても大丈夫な市場価値を早めに付けたいという思いが就活時から強かったですね。

「実力次第で3年以内にチームリーダーになれるか」この判断軸は、TRIVE GROUPでのインターンの影響が大きい?

というより、TRIVE GROUPでインターンをしなければ得られなかった判断軸だと思います。
元々、細かいことをコツコツ続けるのは小さい頃から得意だったんですが、周りの人とコミュニケーション取るのは苦手で・・・
「リーダーシップ」「実力主義」とは縁遠い生活を送っていました(笑)

TRIVE GROUPでインターンをスタートした時は、「自分の書いた記事から売上がでる」のが最高に嬉しくて続けていました。
自分で記事向上施策を考えて、実施して、実際に売上が上がるのがやりがいでしたね。

とはいえ、一人でやるのは思った以上に早く限界が来てしまい、入社から数ヶ月で、Googleのアップデート、競合の出現など複数の要素で売上が減少。
売り上げが上がらないことで、事業として行き詰まり感が出てしまい、チームの雰囲気も芳しくない時期がありました。

残った理由は、「好きなこと(モスティープレイスのメディア事業)で結果を出したかったから」
売上もチームも突破口が見えなませんでしたが、記事を書くことは好きでしたし、何より会社のことが好きでした。
1人のインターンが考えた記事向上施策に真剣に耳を傾け、適切にフィードバックをし、成功角度を上げた状態で実行させてくれる環境。

この環境で結果が残せなかったら、一生結果が残せないと思いつつ、「ダメだったらどうしよう」と不安も入り混じり、「とりあえず自分の好きなライティングができるし続けてみよう」と、いろんな感情が渦巻いていたのを覚えています。

今考えると、ここで辞めずに続けられたことは大きな財産ですね。

まず、チームを立て直すために採用に力を入れ、同年代で同性のメンバー4人を採用。
新メンバーが入ってきたことで殺伐としていた雰囲気も一気に明るくなりました。

私は、人のこと気にせず黙々と目の前のことに注力するタイプだと思っていたんですが、「誰と働くか」「チームで目標に向かって努力する」など、チームの雰囲気が重要だと気づいたのもこの採用がきっかけです。
「自分だけ記事の質を上げてもメディア全体の利益にはならない。チームでメディアの質を上げていくための施策をしなくちゃダメだ」と考えるようになりました。

また、後輩が一気に増えたことで、仕事の幅も広がりましたね。

特に自分の中で大きかったのが2つで、
・仕事のレイヤーが上がったこと
・育成を任されるようになったこと
です。

仕事のレイヤーでいうと、今まで事業責任者しか触っていなかった、メディアの売上の大部分を担っている記事のリライトを任されるようになりました。

代表の杉野と事業責任者の彩季さん、私の3人で改善案を持ち寄りブラッシュアップ。
「この記事は本当にユーザーのためになってるのか」「より良い表現方法はないか」を徹底的に洗い出し、結果記事の全てをリライトすることに。
イメージ通り変更できた時のインパクトは大きく、魅力的でしたが、大幅な変更を加えるプレッシャーも大きかったです。

リリースまで約半月をかけたビックプロジェクトでしたが、変更も無事完了させ、ビックワードでの掲載順位も上昇し、記事経由の売上も約30%増加しました。

この施策を成功させてのはインターン史上でもっとも自信になった経験です。

また、育成で言うと、後輩が一気に増えたことで、メンターの役割も任せてもらえるようになりました。
元々後輩タイプだったので、後輩に対して「いいね!」と褒めたり、
「ここもう少しこうしてみようか!」とフィードバックしたりするのは苦手意識がありました。

しかし、ずっと苦手とも言ってられず、「なぜ苦手意識があるのか?」を分解して考えたところ、当時は「他人に指摘することで嫌悪感を抱かれたくない」という思いが強かったんです。
「自分は、1人で黙々と作業するのが好きで、他人に指図されたくない」と自分の考え方に縛られていることに気づき、「人に言う前に自分ができるようになって、行動で見せればいいのでは?」と発想を転換

最初は、Slackの重要発言には必ずリアクションするなど細かいことから初め、チームに対しての改善案を積極的にパブリックな場で発言していく、編集クオリティー向上MTGを積極的に組みチームへの意識として落とし込んでいくなど、細かいことからコツコツと改善していくように努めました。

1週間くらいすると、全体の前で発言することに対しての苦手意識はなくなって、むしろ自分主体でチームが動いていくことが面白く、どんどん発信するようになりましたね。
「自ら発信し続ける」という行動を通じて、後輩に対してもメッセージを共有できるようになりました。

こう言う細かい改善から徐々にリーダーシップを考えるようになったんだね!

もう1点、尊敬する1歳年上でインターンながら事業責任者を務めていた彩季さんの卒業は大きな転機ですね。

キャラクターの強い事業責任者だったので、チームは自分が何もしなくても自然と前進するもんだと勘違いしていました。
チームの方針を決める会議だったとしても、自分の思ったことを口にするだけ。
「後輩を育てること」「チームで勝つこと」への意識は持てていなかったですね。

しかし、そんな彩季さんが大学の卒業とともに離職。
チームの中でも古株だったこともあって、「自分がなんとかしないといけないのでは?」という危機感を自然と持つようになりました。
結果論ですが、環境が自分を変えてくれたターニングポイントだと思っています。

大手とスタートアップでは使う筋肉が違うだけ。どっちが魅力的かで決めるべき。

入社するにあたって、彩季さんからのバックアップもあった?

入社の意思決定をするまでの時間が非常に短かったこともあり、正直すごい悩みました。(笑)
彩季さんにもLINEで相談にのってもらいました。

「内定先の東証一部上場企業で教えてもらいながら学ぶのか、スタートアップで動きながら体得するのか」
スタートアップの事業責任者も、大企業も経験しているし、
自分と同じ立場で会社を離れる選択をしている彩季さんがどういう意思決定をしたのかは非常に参考になると考えたからです。

とても納得した答えが、「使う筋肉が違う」ということ。
内定先の大企業で求められるのは、課題解決力とチームプレーを円滑にできる能力
TRIVE GROUPで求められるのは、戦略立案と事業推進力
優劣ではなく、どちらがより魅力的かだと考えています。

両面見てる先輩からのアドバイスを聞き、今までインターンで培ってきた経験を振り返りながら、どっちの方が楽しそうかを考えていたら、自然と迷いは消えていましたね(笑)

メンバーとは異なり事業責任者として歩む次のステップ。今後どうなっていきたい?

「事業責任者だからこうであるべき」みたいなのはない像は正直明確なものはありません。
そもそも、像があったとしても事業責任者として最初から完璧にこなせるとは思ってないです(笑)
目標はそこではなく、自分なりの事業責任者像を作っていくこと。


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同期入社の田島(みっすー)

年齢も近く、インターン経験もあることから、他の事業責任者と比べ比較的距離が近いコミュニケーションが取れる。
気軽に相談できる存在出会ったり、逆にメンバーに助けてもらったり。

売上上げていくのはもちろん重要ですが、自分がTRIVE GROUPで変われたように、メンバーの好き・得意を見つけられて、それが活かせて活躍できるような
メンバーと共に目標に向かって、一緒に歩めるチームにしていきたいと思っています。

あとは、やはりこのチームで「日本一のメディアを作る」
ここにコミットしていきます。
チームで何かに取り組むのも、大きな目標に向かって進まないと楽しくないじゃないですか。

もちろん大変なこともあると思います。
しかし、その旅路を一緒に楽しみながら、「日本一」という大きな目標に向かって一緒に前に進んでいける人と一緒に働けるチームにしていきたいですね。

あとがき

新卒から事業責任者としてチャレンジする。
「自分だけがどうやって成果を出すか」にフォーカスしていた梅本だったら、絶対に選択しなかった未来だろう。

TRIVE GROUPでは、当然のようにインターンも戦力として事業にコミットする姿勢が求められる。
メディアのインターンも「目の前のこの記事を仕上げる」のではなく、「このメディアがどうなったらよりユーザーに対してバリューが出せるか」
はたまた、「この領域でインパクトを残すためにこのメディアができることは何か」
それほど抽象度が高い領域からブレイクダウンして、手前の記事に対して向き合い、改善していく姿勢が求められている。

「若ければ若いほど優秀」と掲げるTRIVE GROUPにおいてインターンは宝のような存在だ。
人生において、貴重な10代後半から20代前半の時間を投資してもらうなら、それ以上のリターンを返したい。
時には、高い要求を与え、挫けることも、悩むこともあるだろう。
しかし、「成功するには成功するしかない」というTRIVE GROUPのバリューが示す通り、自ら仮説検証を繰り返し、成功させる。
この小さな成功体験を繰り返す以外、人生において大きな目標を達成することはできない。

梅本も、「ただ目の前の記事を書くこと」から、最重要記事のリライトや後輩のサポートなど、今まで経験したことのなかったアンコンフォートゾンへチャレンジしたからこと、新卒即事業責任者という新たなチャレンジへの切符が与えられたのだ。

意思決定の幅を決めず、上流からチャレンジしたい
インターンの枠を超えて、事業の成功にコミットしたい
そう考えている人にはぴったりの環境だと思う。

共に高い目標を目指しつつ、成功体験とアンコンフォートゾーンへのチャレンジをTRIVE GROUPで一緒に楽しみませんか?

ご応募お待ちしています。

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