「全員デザイナー」を実現するグラフィックシステムづくり | Cocoda
こんにちは!TRIVE GROUPでデザイナーをしている田島美鈴です。 今回は自社で運営しているメディアのクリエイティブを、デザイナー以外でもつくれるような仕組みづくりを約1年かけてしていたので、まとめてみようと思います。 プロジェクトの概要 概要サムネイルやバナーなどのクリエイ...
https://cocoda.design/original-products/34932
「愛の溢れるチームでデザインできて幸せです…」
TRIVE GROUPで唯一のデザイナーインターン、田島美鈴
非デザイナーでも簡単にクリエイティブを内製化できるプロセスを約1年かけて徐々に仕組み化し、結果を情報発信するなど、積極的にデザインでチームを動かしています。
そんな実績から、Yahoo!やサイバーエージェントなど大手企業から内定を獲得。
しかし、それらの企業の内定を断って今年、TRIVE GROUPに入社を決めてくれました。
そんな実力派インターンでも、入社当時は「全然自分に自信がなかった」と振り返ります。
こんな私でも、受け入れてくれたからです笑
漠然と「将来はデザイナーになりたいなぁ」と思って大学に進学しましたが、特に何も残せないまま、大学3年生になってしまって。
焦ってwantedlyでインターンを探し始めたんです。
絵を書くのは好きだったんですけど、デザインはやったことなかったし、自分に自信がありませんでした。
結果、面談を受けても『田島さんは何がしたいの?』『田島さんの強みはどんなところ?』という質問に心から納得して答えられなかったんですよね。
そんな時、TRIVE GROUPのデザイナーの原田に出会って、
『最初はなんでもやってみないと分かんないよ?私もそうだったし。
やりたいこと、TRIVE GROUPで一緒に見つけて行こ。』
って言われて、「こんなに寛大に受け入れてくれることある?」と驚きながらも、「ここなら頑張れそうだ!」と直感的に感じて入社を決めました。
入社してからは、わからないことばかりで、ついて行くのに必死でした。
特に、UIデザインのタスクに初めて取り組む時は、0からのチャレンジだったので、朝起きてから寝るまでUIデザインのことを調べてて、
「今はよく分からないけどやってみて、毎日手を動かしていたら分かることも出てくるのかな」と、1ヶ月間毎日キュレーションメディアのUIをトレースしたnoteも公開しました。
持論ですけど、デザイナーには「動物園育ち」と「ジャングル育ち」がいると思ってて。
動物園育ちは、先輩とか手取り足取り教えてもらってゆっくり自立するタイプ。
ジャングル育ちは、事業に向かうことでデザインの数をこなしていき、自力で立ち上がるタイプ。
私は、ルールで固められるとフラストレーションが溜まるので、事業にコミットすれば何をやってもいいTRIVE GROUPの環境が合ってたんだと思います。
そして、コミットするほど、『あ、私のめりこんでるわ』って毎日感じてましたね笑
毎日やってても、大変とか辞めたいという感情は一切出てこなかったんですよね。
人生で感じたことないくらい、夢中になってました。
TRIVE GROUPは、毎日が文化祭みたいなんですよ笑
文化祭って、みんなの得意分野を掛け合わせて、1個の作品を作っていくじゃないですか。
みんな根拠のない自信があって、認め合って熱狂しなが準備する時間が楽しいみたいな。
私、そう言う時間がものすごく大好きでなんですよね。
TRIVE GROUPは、その文化祭の時間と同じような時間が流れていたんです。
この頃から、周りは就活ムードになってたんですけど、私だけ何もやってなくて。
「私ってTRIVE GROUP向いてるんじゃない?」って1人で思ってニヤニヤしてました。
ぼんやりとですが、意識してました。
ですが、本当の意味での覚悟はまだ決められてなくて。
周りの就活本番のムードも相まって、OB訪問で先輩の話を聞くことにしたんです。
大学の先輩や友人の紹介で大手からベンチャーまで10名以上の先輩に話を聞くことができました。
びっくりしたのが、どの先輩も仕事や残業の愚痴をこぼすこと。
「OB訪問で来てるんだからもっと楽しいこと教えてよ?」って毎回思ってました笑
TRIVE GROUPには、「いい会社にはいい文化がある、文化を構成する最少単位は言葉」という私の好きなバリューがあって、メンバーが誰もネガティブなこと言わないんですよね。
いい意味で仕事とプライベートの垣根がなくて、
文化祭みたいな環境で仕事するほど、
OB訪問で先輩に話を聞くほど、
自分に合ってる会社を見つけることができたんだと気づいていきました。
周りからはおかしい子だと思われて、「みすずさんは凄いよね、Yahoo!やサイバーエージェントの内定を断ってスタートアップに進むなんて決断、私だったら絶対できないよ〜」って言われてます笑
でも、今では周りの声は全く気にならないですね。
それよりも、レールに乗った人生の方が危機感が強いです。
インターンを始めた時は自分に自信がなかったですが、できることが増えてきた今、圧倒的に突き抜けたい欲求の方が強いです。
圧倒的に突き抜けることって、普通に生きてたら絶対に成し遂げられない。
自分より、頭がいい人も、デザインができる人もたくさんいるんで。
そうですね。
大学3年生の私には、入社を決めるだけの判断基準を持ってないって思ったんです。
世の中を知らないだけなんじゃないか?って
なので、自分が知っていて、ビジョンに共感できる会社の話を聞いてみようくらいの気持ちで就活を始めましたね。
あとは、TRIVE GROUPでやってきたことがどれほど社会で通用するのか腕試ししたかったっていうのもあります。
今だから言えますが、サイバーエージェントからの内定がもらえてなかったら、TRIVE GROUPに進む覚悟は持ててなかったと思います。
自分の実力を試すという意味で、会社説明会だけではなく、短期のデザインインターンにも参加しました。
特に印象に残ってるのが、
サイバーエージェントの3泊4日の短期インターンで出た、「仮想のゲームのUIデザインを完成させる」という課題。
約30名が参加したインターンだったんですが、そこで私のデザインを評価していただき、賞をいただいたんですね。
このUIデザインは、TRIVE GROUPの経験がなかったら絶対にアウトプットできなかったもの。
それを評価していただけたことで、TRIVE GROUPでやってきたことは間違いない。
自分の力がある程度通用するんだと自信になったと共に、スタートアップで勝負しようと覚悟が決まりました。
この経験は、私の意思を固める大きなきっかけになりました。
そして、やっぱりチームのバックアップは大きかったですね。
CtoCエンタメサービス事業の代表、平塚とは、何度も1on1していただきました。
特に
「僕らがやってるのは、新しい稼ぎを作るということ。
新しい働き方を作り、生き方を作り、生活を支え、人生を支えるということ!
僕たちがが作らなければ生まれない人生がある」
という言葉には衝撃を受けました。
TRIVE GROUPのミッションでもある個人の創造性で、生きていく時代を創る。
私たちは、ただプラットフォームを提供してるんじゃなくて、新しい稼ぎ方を提供してるんだって。
この事業を明確に伸ばして行きたいなって改めて感じましたね。
もっと早く、入社の覚悟を決めて事業にコミットできなかったのかなって思ってます。
正式に入社を決める前と、あとでは明確に視野が広がりましたね。
最近は、ビジネスサイドの機能設計のミーティングから同席してます。
ユーザーはどんなことを困ってるのか?
なぜその機能が必要なのか?
どこがボトルネックになってるのか?
を根本から理解して、デザインに落とし込むことを意識してます。
まだまだ、共通言語を持たないのでわからないことはミーティング終わりにリーダーに聞きながら、徐々に自分の責任範囲を広げていってます。
『ユーザー体験を守る最後の砦』
正式に入社を決めてからの出来事なんですが、
自分が関わるプロジェクトで、本来であればユーザーの目に触れてはいけない情報をリリースしてしまったことがありました。
結果、社内のメンバーがリリース直後に気づいてくれてことなきを得たんですが、デザインの責任を担ってる私がちゃんと最終チェックしてれば起こらなかったと思ってます。
この時に原田にもらった言葉が、
「ユーザー体験のクオリティに一番の責任を持てるか。これがリードできるデザイナーかそうじゃないかの違い。ユーザー体験を守る最後の砦への責任」
この言葉が心に響いていて、
最終的にユーザーの目に触れる可能性のあるものは、全て自分の責任。
ユーザー体験を守る最後の砦として、愚直に期待値を超え続ける。
これが今の目標です。
インターンをはじめた時は、どこにでもいるデザイン未経験の情報学部生だった田島。
2年間のTRIVE GROUPでのインターンを経て、事業の将来をイメージし、事業の成功にコミットした結果、正しい実力と自信、客観的な評価となって返ってきたんだと思います。
仕事とはまさに、みんなの得意分野を掛け合わせて、1個の作品を作っていくこと。
もちろん、道中楽しいことばかりではく、大変なことも、悔しいこともあったはず。
だからこそ、その長い旅路を、誰と楽しむかが大事だと思っています。
田島の場合は、代表の籔本や平塚、原田など、いいマインドセットで導いてくれるメンバーに囲まれてチャレンジできたことが、今回の成功体験の一個の要因になってるはずです。
TRIVE GROUPでは、「若手ければ若いほど優秀」というキーワードがあるほど、若手を積極的に抜擢する文化があります。
実際に、メディア事業部では約20名のインターンが活躍しており、インターンが1つのメディアの事業責任者を勤めることも。
型にはまらず、事業を成功させるために、自ら多くの施策を打ち出し、推進できるジャングル育ちの人にはぴったりの環境だと思います。
健全な自信と成功体験を元に、もっと高みを目指すためのフィールドとして、TRIVE GROUPでインターンをはじめてみませんか?
ご応募お待ちしています!