2019年7月、CRESNECTの第一弾プロジェクトであるコワーキングスペース:point 0 marunouchi は産声を上げました。「働く」を再定義することを共通のキーワードに、業界や領域を越えた大企業が集結。各社が保有する最新の技術やデータ、ノウハウを融合し、AIやIoTを駆使して創り出した空間コンテンツを利用者に体感してもらうことで、健康で快適に働けるオフィス空間づくりに向けた実証がスタートししました。
現在、コミッティを編成する企業は20社を超えるまでに成長し、オフィス事業に関わる企業だけでなく、飲食や日用品を手がける企業も参画し、ワークだけでなくライフも含めた幅広い視点からアクションをとれるようになりました。
point 0は「再定義」、そして「起点」という意味を込めた名称です。各社のソリューションを理想的に繋ぎ合わせ、働き方や働く場の在り方を再定義する。そういった意気込みのもと、様々な実証実験が展開されています。企業同士が知恵と専門性を持ち寄り、連携・刺激し合うことで、多岐にわたる実証実験が展開されています。
2020年、突如人類を襲ったCOVID-19の感染拡大。働き方は大きな影響を受け、コミッティ企業各社も在宅勤務が強制的にスタート。当たり前のように丸ノ内に集まって日々顔を合わせていたかけがえのない仲間たちと会えなくなりました。そして、実証実験も中断を余儀なくされました。
しかし私たちは、オンラインで対話を継続。ニューノーマルの働き方における個人ワークの重要性に着目し、全室個室を基本とするサテライトオフィス、point 0 satelliteの企画立案と推進に着手。2021年3月には初めての拠点開設を実現するなど、これまでと変わらぬスピード感をもって、働き方や働く場所の再定義を行っています。