1
/
5

Age is wisdom if one has lived ones life properly.

Age is wisdom if one has lived ones life properly.
もし適切に人生を生きてきたのなら、年齢は知恵である。

南アフリカ出身の歌手、ミリアム・マケバの名言なのですが
私は昨年、八百屋を始めてこれを痛感しています。

農家さんとの関わりを始めて、初めて知ったのですが
現在の日本の農家の平均年齢が70歳弱。

農家として熟練するまでに年数がかかる。
それを教えられる農家がどんどん減っているのだ、と。

わたしたちえがお八百屋は基本的に若い農家さんの応援をしたい、と考え
お取引先は若い方にしているのですが
若い方だけにすることなく、ベテラン農家さんにもご協力いただいています。

ベテラン農家さんがおっしゃる言葉はもう哲学そのもの。
小さな声で控えめにボソッという一言が本当に深くて
日本の歴史が育ててきたこうした知恵を
絶対に受け継がせていかなれば・・・とも思うのですよね。


私は残念ながら都会育ちで農家が身近ではなく、
また祖父母も遠い昔に他界し両親もいないため、こうして知恵を聴ける場所がありませんでした。

でも今、八百屋を始めることで
農家さんと関わり
猟師と関わるようになって命の循環だったり
生かされていることだったりを身近で聴けるようになりました。



そしてその教えを中学生の息子に話すようになり
息子は世界情勢やボランティア、そしてリーダーシップについて
興味を持ち始めているようです。
(なんと息子の机の上にそういう本がバサッと置いてあった!!!母さんびっくり!)


多分こうやって年長者が若い人たちに
どう生きていくのか?を教えていくのだろうな、と思うのです。
そして若い人たちは年配者の知恵と
若いが故の視点の新しさで
自分らしさを生み出していくのだろうな、と。


若さとか年配者とか関係なく
生きる知恵を出し合ってみんなで幸せに生きていく道を模索できれば
いいんじゃないかな?って思ってます。
そしてそれを八百屋を通して実現できたら
そんなに嬉しいことはないって心から思ってるのです。

株式会社 HRCでは一緒に働く仲間を募集しています
1 いいね!
1 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング