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【PEOPLE】「『圧倒的に』メンバーとのコミュニケーションを増やす」クリエイティブマネージャー 井上

クリエイティブマネージャー 井上順行
モバイルゲームのエンジニア、プロジェクトマネージャーを経験した後、2016年にCraft Eggに中途入社。「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」の演出チームのリーダーを務め、現在はクリエイティブマネージャーとしてクリエイターが働きやすい会社づくりに取り組む。

マネジメントに関わっていくというイメージはあまりもっていなかった

ー現在の仕事内容とやりがいはなんですか?

入社後、サーバーエンジニア、Live2D進行管理やシナリオ演出担当を経て、現在はクリエイティブセクションのマネージャーをしています。プロジェクト内の課題解決や、メンバーの状況把握、成長支援などにコミットする役割です。
入社間もないときは、それまでの環境で少し「マネジメント疲れ」のようなものを感じていたのもあり、Craft Eggでマネジメントに関わっていくというイメージはあまりありませんでした。ただ、キャラクター演出チームのリーダーとして、自分が見れる範囲であれば、いい影響を与えられるかなと思っていたので、メンバーの教育やコミュニケーションには気を遣っていました。
ガルパのリリースから数年経ち会社のメンバーも増えてくると、おのずとマネジメントの課題も話に上がることが多くなりました。Craft Eggで過ごす中で、この会社を好きだという気持ちと、もっと良くしていきたいという気持ちが強くなっていたので、「自分にできることはやります」と手を挙げました。

メンバーやリーダーの成長を実感したとき、この仕事のやりがいを感じます。
メンバーの成長はアウトプットに最も表れるので、制作したアウトプットにはきちんと目を通すようにしています。「シナリオがグッと良くなってる!」と感じたときなどは本当に嬉しいし、本人にもそう伝えるように心がけています。
リーダーの成長を感じるのは、メンバーの目標設定と査定面談のときです。リーダーがメンバーの設定した目標を見て、もっとこうしたらとアドバイスをする場面があるのですが、そのアドバイスが日に日に的確になっていくんです。最初は私も横から補足させてもらうことが多かったのですが、リーダーが自分でどんどん吸収して、それをメンバーに伝えていて、きっとそのメンバーもそれを吸収して、次の誰かに伝えていく。そういう連鎖が生まれつつあって、嬉しく思っています。


マネージャーはダメ出しされることも少なければ、褒められることも少ない役割。常に自分で自分を評価し続ける

ー2020年下半期の表彰式にて社長賞の受賞、おめでとうございます。受賞について感想をいただけますか。

マネジメントの仕事はアウトプットが明確でなく、成果が見えにくいものだと思っているので、今回の受賞は私にとっても驚きでした。
今年はコロナ禍でリモートワークが導入され、チームのマネジメントが以前より難しくなりました。メンバーの顔や様子を直接見ることができないので、思わぬところでつまづいてしまっていたり、業務過多になってしまっていることに気づけなかったり。「今の時代で、マネージャーの存在価値ってなんだろう、必要なのかな」と思ったこともありました。
しかし、リモートワークには時間や場所の制約なく話す機会をつくることができるという利点もありました。オンライン面談の数を増やしたり、雑談用に新しいツールを取り入れたりし、「圧倒的に」メンバーとのコミュニケーションを増やすことができたと思っています。

試行錯誤の日々でしたが、試行錯誤してみることが大事だと思っています。マネージャーはダメ出しされることも少なければ、褒められることも少ない役割です。常に自分自身を評価し続けることには、難しさも感じます。そんな中で、今回このような表彰をしていただけたことは、自信につながりましたし、試行錯誤の日々は間違っていなかったんだなと思えました。


ーCraft Eggの一員、そして、あなたの職種にとって求められるものはどんなもの(マインド)だと思いますか?

まずゲームやキャラクターが好きなこと。そうであれば、入社前は弊社のタイトルへの関心が深くなくても構わないのですが、いずれは好きになってくれそうな方、情熱を捧げてくれそうな方と一緒に働きたいです。
ものづくりには、シミュレーションだけでは分からないことがたくさんあります。「ユーザーファースト」をただのお題目にしないためにも、自分たちが自分たちのつくるコンテンツの「一番のファン」になり、常にお客さまと同じ立場になって考えてみたり、体感したりすることが大事です。ライブに行ったことがある人でないと分からない「やっぱりふり回せるタオル必要だよね!」といったような、体験ベースの意思決定はずっと続けていきたいなと思っています。

また、マネージャーは、仲間を大切にすることはもちろん、会社が大事にしていることや目指すものを理解する姿勢が大事です。「自分がやりたいことをやっている人が、もっとも成果を出せる」というのが弊社のモットー。マネージャーはメンバーそれぞれの「やりたいこと」を理解し、それを会社が期待するミッションと繋げる役目を担っています。

この1年で「これがCraft Eggのいいところだな」と思っていたことが、確信に変わった

ーこれからCraft Eggで挑戦したいことはなんですか?

お客さまのことを想ってつくったゲームがヒットする、というのはとても美しいけれど、とても難しいことです。それを実現させることが、業界にとって意義のあることだと思っていますし、Craft Eggではそれが実現できていると感じています。
着実に理想の会社に近づいていますが、もっといい会社になれるとも思っています。
例えば、仕組み化。何かを新たに始めるのは元々得意な会社ですが、人数の規模も大きくなってきたので、それをきちんと継承していくということに今後は力を入れていきたいです。

また、この1年で「これがCraft Eggのいいところだな」と思っていたことが、確信に変わった気がしています。これまで会社の魅力については主に役員が語ってくれていましたが、これからは私も自信をもって社内外に発信していきたいと思っています。

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FROM 中村 恵里子(人事)

私から見た井上さんは、信念がある人。一つ一つの言葉・判断・行動に目的や想いを持っていて、安心感があり信頼できる存在です。
組織運営・メンバー育成など人事との関わりも多いですが、開発現場とバックオフィスが隔たりなく働けるのも井上さんのようなマネージャーの存在あってこそ。いつもありがとうございます。これからも一緒により良いチーム作りに向き合っていきましょう!

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