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元ドッグトレーナーがウガンダで起業するまで《ミナミの『くせつよい人』に聞いてみたVol.2》

こんにちは!ついに花粉症デビュー。何事も当事者として経験してこそ、その大変さがわかりますね。経験って大事。ミナミホールディングス人事担当の榎本です。

さて!ミナミの事を人を通して発信する『くせつよいひと』に聞いてみたシリーズ第2回!第1回目の小林のくせがつよすぎて…次人選どうしよ。と思っていましたが、いました。ウガンダに。今回ご紹介するのはミナミホールディングス海外事業戦略担当、そしてMINAMI UGANDA SOLUTIONS LIMITEDの代表取締役:木村 駿介(あだ名:キム)です。

嘘をつけない男

好き、嫌い。興味がある、ない。この差が本当に激しい。1秒前に目をキラキラさせて話していたと思えば、1秒後には笑っているけど目が死んでいる状態。あ、この話にはもう興味ないんだな〜。今、愛想笑いしてるな〜。と、本当に分かりやすい。相手にはもちろん自分自身に対して嘘をつけない、いや、嘘をつかない。おそらくミナミイチ自分に正直に!生きているのが木村です。

30歳までに起業します

遡ること8年前、現在のホールディングス代表江上が南福岡自動車学校の社長に就任し、ミナミ平成の大改革が始まる少し前に現れた木村。(※大改革に関しては「スーツを脱げ、タイツを着ろ」というタイトルと表紙のクセが強い代表江上の著書をよろしければご参照ください。)彼が面接時に何の話をしていたか忘れましたが(オイ)、唯一覚えているのが『30歳までに起業します』という言葉。そして30歳の今、彼はウガンダという遠く離れた場所で4名の現地スタッフと共に自動車学校・既免許取得者向けのカーリース及びコンサルティング事業・ドライフルーツ加工、輸出など多岐に渡るビジネスを行っています。

そう、面接で宣言した通り30歳までに起業しました。しかもウガンダで。

第1回に登場した小林同様「海外で起業」って文字におこすとたったの5文字なのですが、その経営を続けて行くこと、は本当に苦労の連続でしかありません。ウガンダの場合正直治安の問題を含めて、困難に何度も陥っている木村。けど彼が話すとなんだか「困難なコト」って思えません。

「悩む時間があるってことは暇ってことじゃないですか〜」。
「自分の身を守るためには強くなればOKっすよ〜」。
「アフリカでビジネスできるなんてワクワクするじゃないですか〜」。

そう、彼にとっては困難こそ「知的好奇心」を満たすための最高のチャンスでしかないのです。

そして何より彼が素敵なのはその行動力はもちろん、自分の短所を素直すぎるくらい認め(こっちが思わず笑ってしまうくらい)わからない事は「わかりません、教えて下さい!」とそれが得意な人に聞きに行き、ちゃんと「頼る」ことができる事。そうやって、依存ではなく誰かを素直に頼ることができる、そしてその事に感謝ができる木村だからこそ、彼の周りには気がついたら素敵な人が沢山集まってきます。(ほめすぎた!)

心地よい今を離れる事に喜びを

木村が好きな言葉だそうです。自身で創った言葉では、と思えるほど彼にピッタリ。

ドッグトレーナー→飲み屋で料理人→教習指導員(ここからミナミ)→部署異動でマーケティング部に配属される→フリースペースの店長になる→ウガンダで起業したいと言い出す→ウガンダで起業する(→今ここ)

経歴から見てもわかる通り、安定、安心、安全。そんな言葉と真逆を突き進む木村に今後のビジョンを聞いてみました。

木村「これからの5年間でウガンダ、日本、ヨーロッパ、中東の四大陸に会社を創ります。各大陸では同じビジネスは行わず、それぞれの大陸でシナジーを生むビジネスをどんどん作っていきたいです 」。
榎本「なるほど。”シナジーを生むビジネス”とは具体的にどんなビジネスですか」。
木村「例えば、ヨーロッパにはアフリカで廃棄されているバナナの葉っぱなどを加工した物がエコでカッコいい、というマーケットがあるのでアフリカで加工しヨーロッパで販売するなど。です」。
榎本「つまり、その国では当たり前過ぎて価値に気づかれずビジネスになっていない資源も、他の国からすると付加価値になるものがある。それを見出してビジネスにしていくということでしょうか」。
木村「そうですね」。
榎本「ちなみに”シナジーを生むビジネス”というフレーズを言うことに若干酔っていますか」。
木村「まゆ様!(→榎本の事)アフリカのサファリマラソンに一緒に参加しませんか」。


「心地良い今を離れる事」

何かを手に入れるためには何かを捨てないといけない事を頭ではわかっていても、これってものすごく勇気がいる事です。 それでも躊躇せず、心地良い今を手放し、未知の世界へと進み、そこを心地良い場にするための行動を惜しまない木村。こんなところに日本人、ならぬ世界のどんなところにも木村駿介になるであろう彼の活躍が心から楽しみです。

さいごに

なんというか、木村ってすごさを感じさせないすごいやつです。誰もが真似をできないような事を、さら〜っと、やってのけるキム。ウガンダへ行く当初も正直語学力ないのに、日本ですら起業した経験もないのに、海外への居住経験もないのに、論理性に乏しいのに、ヒゲ濃いのに…。けど、何かを成し遂げるって「〇〇したことないのに」って関係ない、むしろ言い訳にすぎないな、と彼を見ていると思い知らされます。「したい!と思うチカラ」と「できる!と信じるチカラ」。そしてそのための行動力に満ち溢れたキム。今ではいち経営者としてもとても頼もしい存在です。
そして、そんな彼に惹きつけられてミナミに入社したメンバーも沢山(木村チルドレン)。国内外問わず多くの人が彼に惹きつけられる訳と更に頼もしく前に進んでいく姿を、これからも気が向いたら追いかけていきたいと思います。

それでは、最後に木村がはじめて創った会社「MINAMI UGANDA SOLUTIONS LIMITED」の理念を紹介して、さようなら。

our curiosity and competence can change the world私達の好奇心と能力で世界を変えることができる。



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