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Interview #6 | 急成長HRSaaSのリードエンジニアが、国際物流スタートアップに転職し、CTOとなった理由

業界初の国際物流マーケットプレイス「Giho」を運営するWillbox株式会社では、現在一緒に働くメンバーを募集しています。そこでWillboxで働くメンバーのことをお伝えするため、ストーリーをスタートすることにしました。第六弾となる今回は、CTOの藤原裕之さんに話を聞きました。



<プロフィール>
藤原 裕之(Hiroyuki Fujiwara)
1990年生まれ。大学卒業後、大手生命保険系情報システム会社・Web系SIerを経て、2017年4月よりフリーランスとして独立。大手企業・メガベンチャーにて大規模toCサービスの開発に参加した後、複数スタートアップを渡り歩き、フロント・バックエンド両方の開発や、テックリード・技術顧問など様々なポジションを経験する。その後リファラルで株式会社HRBrainに入社。リードエンジニアの1人として、人材データベースシステムの開発に携わる。2021年9月よりWillbox株式会社にJOIN

エンジニアとしてのキャリアとWillbox

ーはじめに、エンジニアとしてのキャリアを教えてください

キャリアのスタートは大学卒業後、新卒で大手生命保険系の情報システム子会社に入社したことです。大学ではアメリカ文学を専攻して、一時期は研究者になろうと考えていたので、全く縁遠い領域ですよね。ただ、もともとWeb周りには興味があって、大学時代には所属していたサークルのWebページを作ったりと、IT周りの環境整備なんかはよくやっていましたね。そのうち、自分の腕一つから何かを作り出すのはとても面白いんだな、ということに気がつき、エンジニアを目指すようになりました。

社会人になっても、日々働いている中でもっと自分の技術力を高めていきたいという思いが強くなり、ゴリゴリコードを書ける環境を求めて、新卒入社後1年半でWeb系のSIerに転職しました。そして27歳の時、ふと今の自分の腕だけでどこまでやれるのか、ということが気になりました。色々な会社を見てみたいとも思っていたので、思い切ってフリーランスとして独立することに決めたのです。

フリーランス時代は3年続きました。サイバーエージェントやパーソルキャリアといった大手企業からスタートアップまで、関わらせていただいた会社は10社以上になります。
各現場の優秀なエンジニアたちと働けたことで技術的にも磨かれましたし、それぞれの会社にとって、強みとなっている部分や改善すべき部分を見れたことはマネジメントにも生かせています。今となってはとても貴重な財産になっていますね。

ーWillboxとの出会いと、JOINを決めた理由は?

出会いは2020年の秋頃、とあるビジネスマッチングサイトでエンジニアとしてのオファーを受け取ったことでした。当時僕は友人の紹介で前職のHRBrainに入社し、リードエンジニアの1人として働いていました。メンバーもいい人たちばかりで職場を気に入っていたので、転職する気は全然なかったのですが、国際物流という珍しい業界だったので、
「何をやっているんだろう」と興味半分・冷やかし半分くらいの軽い気持ちで面談を受けることにしました。

面談は代表の神とだったのですが、良い意味で全然社長らしくない、飾らない人柄で話しやすい方だなという印象でした。同時に、WillboxのGihoというプロダクトでIT化が進んでいない国際物流に革命を起こしたい、という話を聞いて、未開拓なマーケットがあるという点にも興味を持ちました。結果的にその場でのJOINとはならなかったのですが、時折開発についてWebで相談を受けるなど、繋がりは持っていましたね。

JOINを決めた理由も、神との会話の中にあります。
僕はある日、面談の中で、「どこかのタイミングで今あるGihoを捨てて、一から作り直すべきだ」という話をしました。当時のGihoはモノリシックなアプリで、セキュリティの考慮が足りていなかったり、レイヤー間の責務の分離がされておらず、既に技術的な負債となっていたからです。エンジニアの方ならわかると思うのですが、例えばロジックが全てControllerに書いてあるような、目を背けたくなるようなアレを想像してもらえれば(笑)
今後開発が進むにあたってボトルネックとなることが分かりきっている部分でした。

ただ正直、軽く流されるだろうなと思っていました。当時WillboxはプレシリーズAの資金調達を完了したばかりで、追加したい機能は山のようにあり、ロードマップも決まっていたからです。このタイミングで作り直すということは、リソース状況から考えても既に予定されている機能追加をほぼ諦めるに等しい・・・。ところが神の答えは、「今作り直すのが、Gihoの将来にとって一番良いのなら、作り直しましょう」という予想外のものでした。
その言葉を聞いて、この人は本気でGihoを良くしていきたいんだな、と感じたのを覚えています。同時にリニューアルするにあたって、どういう技術で、どういう設計なら今後の機能開発を実現できるかを、真剣に考えている自分がいました。うまく取り込まれてしまったのかもしれません(笑)

上記の面談をきっかけに、開発について2人で話す時間は増えていきました。
僕は当時のWillboxの開発の進め方やエンジニアとの関わり方について、問題点を指摘したりとかなり厳しいことも言ったのですが、神は真摯に耳を傾けてくれましたね。
ディスカッションを重ねるうちに、この人となら業界のゲームチェンジャーになるサービスが作れるんじゃないか、という手応えを感じJOINを決めました。
CTOというポジションを用意してくれたのも理由の1つです。
神からは「僕と対等の立場で、共に会社を成長させていきましょう」という言葉も貰いました。前職のメンバーも応援してくれましたし、なかなか人生でそう何度もあるチャンスではないので、僕にとっても大きなチャレンジです。

未開の地に挑むエンジニア集団

ーCTOとしての現在の業務内容と、Willboxの開発チームが取り組んでいることは?

CTOとしての業務内容は、大きく分けてプロダクト開発と、エンジ二ア組織のマネジメントの2つです。

プロダクト開発については、事業の戦略に基づいた開発計画の策定、プロダクトの全体設計・開発要件の取捨選択と優先順位決め、さらには自らフロントとバックエンドの実装も行なっています。画面の構成を決めて、APIの仕様を決めて、 DBのデータ構造を考えてと色々な領域を触れるので、仕事をしていて純粋に楽しいです。

マネジメントについては、メンバーのキャリアプランや適性を見てタスクを割り振ったり、エンジニア採用周りも見たりと手広くやっています。あとはメンバーが何か困ってそうなら、状況を見て助け舟を出すとかですね。常に意識しているのは、Willboxとしての強み=競争力は何で、エンジニアは何をすれば強みを最大化できるのか、というところです。

今開発チームとして取り組んでいる一番大きなトピックは、Gihoのリニューアルです。
かつてのモノリシックなアプリからフロントエンド + APIサーバー + AWSのモダンな構成へ作り替えています。現状まだ作業中ではあるのですが、フロントとバックエンドが分離されたので複数人でも作業がしやすくなり、UIの自由度も高まって、ユーザビリティに優れたシステムへと生まれ変わりました。また、バックエンドは新たにDDDとオニオンアーキテクチャを取り入れ、ビジネスロジックを独立させる、できるだけフレームワークへの依存を減らすなど、拡張性が高くメンテナビリティに優れた設計を心がけています。

Gihoは国際物流特有のドメイン知識が必要なので、DDDとの親和性があります。僕も含めて物流の知識があるエンジニアが少ないので、ドメインモデル図でビジネス側とも認識を共有できたり、共通のユビキタス言語を作ってやりとりができるので、コミュニケーションコストの削減にも役立っています。一方でCI/CD周りの整備がまだまだ追いついていないので、リリースに向けてはその辺りも整備していきたいですね。

ーCTOとして目指す開発チームの姿は?

今のところ目標にしているのは2点あって、「優秀な人と働ける」ことと、「自分のパフォーマンスを最大化」できるチームであることです。

Willboxは今10名弱ですが、約半分がエンジニアで、ある人はフロント、ある人はサーバーサイドと、それぞれ技術的にも得意分野を持っているメンバーが集まっています。開発チームとしてみるとフロントエンド・サーバーサイド・インフラの分野をカバーできているのと、OSSで名を馳せているメンバーもいるので、この規模のスタートアップにしては優秀な人材が揃っているのかなと思っています。

これから徐々にエンジニアの採用も拡大していくのですが、ぜひうちに興味を持った方々には、技術的にも人間的にも「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるよう、新しいチャレンジをしながら、自分たちの技術力をどんどん磨いていきたいですね

もう一つ、Willboxで働く優秀なエンジニアが、「自分のパフォーマンスを最大化」できる環境作りも、僕の重要なミッションです。
エンジニアにとって、どんな環境がパフォーマンスが上がるかは結構人それぞれだと思うんです。チームで動くのが良いのか、あるいは個人で自由に動く方が成果が出るのか。タスクの振り方やコミュニケーションの仕方1つとっても、仕事のやりやすさが変わったりします。僕自身、その方がどんなパーソナリティで、どんな環境が合っているのかはかなり気にしていて、1on1や普段の仕事でもよく見ている点です。なるべく個人のパフォーマンスを最大限発揮できる環境を用意したいので、試行錯誤中ですね。評価制度も今作成中なのですが、個人の特色を反映できるものにしたいです。


ー物流テックで働くエンジニアは、どんな部分に魅力を感じてJOINしているのでしょうか?

一言で言えば、「市場が未開拓である」ということに尽きると思います。
物流業界は、未だに電話とファックスでやりとりをしている会社も多く、デジタル化は全然進んでいません。僕もそうですが、毎日Webに触れる生活を続けていると、いわゆる「イケてる」Webサービスに囲まれているのが当たり前な世界観になってしまい、デジタル化が進んでいない分野と縁遠くなってしまいます。

我々Webエンジニアが仕事や日常生活で触れるのは、様々な企業が進出し、すでに誰かが似たようなものを作っていて、UI1つとってもある程度整備されていて、「これはいい」「これはダメ」という価値基準が何となくできている、開拓済みの世界なのだと思います。

一方で物流テックという存在は、未開拓な荒野に乗り込み、そこにどんなペインがあるかを探りながら、試行錯誤して何もないところに1からサービスを作り上げていく面白さがあります。特に国際物流という市場は大きく、弊社のGihoというサービスが成功すれば、国際物流における1つの「スタンダード」を作ることができる。つまりイノベーターとしてサービス開発に参加し、グロースさせるための仕事ができることが何よりも魅力です。

体育会系では無い!!

ー求職者へのメッセージ

まず一番最初に伝えないといけないのが、Willboxのエンジニアは体育会系ではないし、ガチガチの体育会系人材を求めているわけではないということです(笑)
ここまでいくつかストーリーが公開されていますが、誤解されてしまっては困るのでここで強調させてください。先ほども述べましたが、開発チームとして目指しているのは優秀な人と働き、自分のパフォーマンスを最大化できるチームであり、いろいろな考えを持った人がいて、初めてチームとしても強固になると思っています。決まったノリを強要することもないですし、例えばビジネスチームから無茶で合理性のない要望があった場合は徹底的に僕が「No」を突きつけますので、その点はご安心いただければと思います(笑)

あとは正直なところ、僕も物流にはそんなに興味がありませんでしたので、物流への興味は特にいらないです(笑)
ただ、スケールが大きくて未開拓という、とても面白い市場です。また、Willboxでは開発チームに広い裁量があり、セールスチームとの関係もよく、プロダクト開発に集中できる環境です。

とはいえ開発のやり方・進め方・カルチャー、整っていない部分もまだまだ残っています。
そんな状況であるからこそ、ある程度の実務経験があり、自ら今何をすべきかを考え、主体的に動いてくれる方がマッチすると思ってます。スタートしたてな会社だからこそ、1からサービスを作っていく過程など、これから仲間になる方に我々が提供できることもあると思います。

このインタビューを見て、魅力的だと感じてもらえる方、ぜひお会いしましょう!

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