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「量子コンピュータ」って知ってますか?

最近のAI事情はすごいですね!

どこの企業、研究機関もAI・機械学習に目を向けています。自動運転、音声認識、需要予測...色々なものにAI・機械学習が使われています。日本でもついに政府主導の「人工知能未来社会経済戦略本部」が立ち会がり、この流れに乗ろうとしています。

一方、作る側に目を向けると色んな問題があります。中でも、特に問題になってきているのが計算時間(シミュレーション時間)がかかり過ぎるということ。難しいことを機械にさせようとすればするほど機械の処理に負担がかかり、シミュレーションを行うのに時間がかかってしまいます。

そんな中、この問題を解決する有効な一手として「量子コンピュータ」というものがあります。今回は、量子コンピュータについてのセミナー「量子コンピュータとAIでのEC/ウェブサイト最適化」に参加してきました。セミナーでは、量子コンピュータだけではなく、その活用事例についても話を聞くことができましたので、個人的に面白いなと思ったポイントをつらつら書いていきます。


◆量子コンピュータとは
量子コンピュータとは、従来のコンピュータとは異なる原理で動作するもので、量子力学的な原理を使って計算を行っています。(難しいので割愛)
重要なのは、計算速度。従来のコンピューターより1億倍以上速いと言われています。はあ?と思うかもしれませんが、例えるとテトリスのLv.1とLv.200くらいの速度差があります。見たことないから知らんけど。。。
さらに、処理の難易度・規模に関わらず、消費電力は同じなんです。シミュレーション1回1円。安い。安すぎる。某高田さんもびっくり。久しぶりにあの商品紹介聞きたいですね。
計算速度が速くなったことで、難しい問題も現実時間で解くことができ、色んなものに活用できるようになりました。

活用事例
今回取り上げていたのは、Web広告の製作について。量子コンピュータと機械学習を使って、広告収益の改善とクリエイティブを同時に行うというもので、リアルタイムにユーザからフィードバックを受け取り、自動で広告やLPの製作を行います。これにより、業務効率を大幅に改善することができ、担当者の労働時間の削減も可能になります。
今回見せていただいたデモシステムは、最初に数種類の広告サンプルが用意させており、いくつかクリックすると、クリックしたサンプルから素材、色、文言などの特徴を学習し、それらを反映させた広告サンプルが自動で生成されるというものでした。現在のWeb広告作成サイクルは、情報収集→企画→素材集め→デザイン発注→納品→入稿→データ分析→企画・・・という流れに対して、このシステムを用いると、企画→素材集め→入稿→企画という流れになり、業務効率の改善が見込めるそうです。
しかし、全て機械が行うということはなく、最初にある程度クオリティの高いサンプルを用意する必要があるため、やはり人の手は必要になると頭を抱えていました。

その他
以下、マニアックな話。飛ばして頂いて大丈夫です。
量子コンピュータは01の組み合わせを操作するのではなく、01の組み合わせを全て用意して、その組み合わせの確率パラメータを操作するそうです。これにより、従来のコンピュータでは手に負えない「組み合わせ最適問題」を解くことが出来るらしいです。基本的には、総当たりが非現実的な時間かかると予想される場合、厳密解を求めるか、近似の解を求めるかの2択になりますが、実用的には、そこそこ良い解が高速に得られれば十分ということも多いはずです。量子コンピュータはこのような近似解を求める方法として注目され、実問題への適用など活発な研究が進められています。


こんな言葉流行ってるなあ~、技術あるんだな~だけで留まらず、作られている・使われているものにも目を向けることで、自分の世界は広がっていくのだと思います。自分も今、マッチングアプリについて調べています。原因はマイマザーからの一通のLine。「彼女いないと不安よな。オカン、動きます。」
やめてください。ガチで。嘘です。
話は逸れましたが、興味を持ったらまずは調べることをお勧めします。未知を既知に変えましょう。

現場からは以上です。


※カバー画像 Designed by Rawpixel.com(https://jp.freepik.com/free-vector/_2807755.htm

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