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「インシュアテックって何?」となっている人へ

こんにちは!SEIMEI広報の林です。
今回は、SEIMEIが携わっている業界「InsurTech(インシュアテック)」についてご紹介・解説したいと思います!
Fintech、HRTechなど、今や様々なジャンルのX‐Tech(クロステック)があり、全部で22種類あるそうです。
これを読めば、ある程度インシュアテックについて理解出来ると思いますので是非読んでみてください!


■インシュアテック(InsurTech)とは
保険(Insurance)×テクノロジー(Technology)を掛け合わせた造語で、その名の通り保険業界に最新テクノロジーを導入する取り組みを指しています。
経済産業省が2017年5月に公開した「FinTech ビジョン(※)」では、「保険分野における FinTech」と定義されています。テクノロジーを活用した新たな保険商品の開発や、募集/契約/引受/査定等の、従来業務プロセスを変革させるイノベーションです。言葉としては、2015年あたりから欧米諸国で流行し始めました。欧米ではすでに普及しているインシュアテックですが、ここ数年で日本もようやく積極的に推進する企業が増えてきました。

※2017年5月8日掲載 http://www.meti.go.jp/press/2017/05/20170508001/20170508001.html


■どの程度の市場規模か?
矢野経済研究所によると、2021年度のインシュアテック市場規模は1,880億円で前年度比145.7%増大、​2022年度の国内InsurTech市場規模は、前年度比134.9%の2,470億円の見込みと、急成長が見込まれています。
システムインフラの構造変化が進むとともに、新しい保険商品の開発、保険代理店も含めたデジタル化の進展が見込まれています。


■インシュアテックの事例
ここで、いくつかインシュアテック導入サービス事例をご紹介します!

・保険のオンライン契約
保険のオンライン契約では、ブラウザ上からユーザーがいくつかの質問に答えるだけで、自動でニーズに合った保険を提案される仕組み。

・自動車保険のインシュアテック
①IoTセンサーが事故を感知するとスマートフォンに事故連絡ボタンが表示
②日頃の運転状況をIoTセンサーがチェック、運転を診断しスマートフォンでチェックすることが可能

・不正請求への対策
AIを活用した自動車保険における不正請求の早期検知の取組みをしており、AIが膨大な保険金の支払いのビックデータを解析し、不正請求に対応できる。

・保険手続きの効率化
①デジタル化により手続きに関する照会等にチャットボットが24時間いつでも対応
②企業側でも、オペレーターや査定者の業務負荷を軽減する等、顧客の利便性向上と業務効率化の両立が実現
③紙媒体を減らしAIや、手書き文字認識技術等の活用による、契約手続きや引受査定業務等の業務プロセス改革

また、書面でのやりとりが必要だった保険金請求の書類手続き、損害調査や現地調査などはIT技術を活用した効率的な運用へと変革が始まっています。


■インシュアテックに今後期待されていること

・業務効率化による人材の有効活用
これまで保険料の算出はすべて人間の手で行われていました。保険に加入するためには保険会社の審査をクリアしなければならず、そういった審査も膨大な資料を担当者が精査しながら行なってきたのです。ビッグデータの解析やAIを導入することによって今までよりも短い時間で業務を進めることができるようになるでしょう。また、人の手で行う際のリスクにヒューマンエラーも、インシュアテック導入により解決できるようになります。


🌸🌸🌸

インシュアテックについて、多少はご理解いただけたでしょうか?

SEIMEIでは、保険会社・保険代理店のアナログで非効率な業務を効率化するインシュアテックに力を入れています。
保険業務に携わる人々の業務効率化を実現することで、保険契約者へのより丁寧でスピーディな対応が可能となり、保険業界全体へ貢献できると信じています。

SEIMEIのプロダクトについての詳細も記事にしていますので、是非こちらもご覧ください!
・ソリシター君開発秘話     https://www.wantedly.com/companies/company_8141647/post_articles/484526

・ソリシター君の機能について
https://www.wantedly.com/companies/company_8141647/post_articles/493223

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