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個性を生かし、感謝を育む仕事ができる人材へ。北神社が描く「らしさ」を伸ばす育成のポイントとは

(話し手:里 悠紀さん)

過去最多の新卒の採用

2021年度は新たに新卒社員8名を迎え、入社式と新卒研修を実施しました。北神社ではこれまで、多くても新卒を採用したのは1年で3名程度。過去最多の新入社員を採用したことは、北神社にとって大きなチャレンジになりました。

例年よりも新入社員が多い今年は、まず入社後に6日間の合同研修を実施。その後は、新卒1人に対して先輩社員が1~2人、ローテーションでOJTのような形で育成のサポートをします。

新入社員の増加に伴い、研修の体制も見直し、スケジューリングや資料作成のアップデートを行いました。一緒に働いていく上での励みになるように新卒同士での交流の機会を持ち、研修期間中のグループワークの設計をし、上司との1on1の時間を設けて振り返りができるようにしています


6回に渡る入社前研修で基礎スキルのフォロー

過去最多の新卒を迎え入れることを見据えて、入社までのフォロー体制の整備に着手しました。2020年秋の内定式を皮切りに、入社までに行った事前研修は6回

例年までは、入社式を終えるとすぐにOJTに移り、先輩たちの仕事ぶりを間近で見て学んでもらう方針。社会人としてのマナーや葬儀の知識の習得度に、入社後バラつきが生まれるという課題がありました。

入社までの事前研修を、社会人として働く基礎スキルを習得する機会にすることで、同期の新卒たちが同じ目線で4月を迎えられる効果がありました。同期同士で情報共有をして、信頼関係を作れることに繋がったことも刺激になったようです。


北神社のブラザーシスター制度

北神社には「ブラザーシスター制度」という、教育担当者とは別でプライベートなどの相談がざっくばらんにできる先輩が、新卒メンバーそれぞれにつく制度があります。数年前から始めた取り組みを今年も継続して、新卒8名それぞれにブラザー・シスターがついています。

弊社は兵庫県内に複数店舗があるため、その先でたくさんの社員と出会う機会があります。昨年までは、研修の段階で新入社員が様々なスタッフとコミュニケーションを取る機会を十分に取ることができなかった反省点がありました。

正社員だけでなくパートさんも多く在職しているため、北神社にいる多様な人の働きぶりを新入社員に見てもらえるように、育成担当者と店舗責任者とでこまめに連携を取りながら育成のフォローをしています。

店舗に分かれて研修を行うのが最初の3カ月。入社して6カ月から1年かけて、お客様との関わり方などの社会人としての基盤を作り、新入社員一人ひとりがどんな仕事ができると個性が伸びるかを見出していく。じっくり時間をかけて「その人らしさ」が北神社の中で発揮されるように、育成面でサポートできればと思っています。


それぞれの個性を生かして働けるように

新入社員が大事にしてほしいことは2つあります。一つ目は、自分だけの判断で物事を捉えないこと。「お線香を上げたい」というご要望を深く知ると、毎日絶やさず上げたい思いがあるかもしれませんし、もしかすると毎日上げるのは疲れるなという思いがあるかもしれない。

ワンパターンな「お線香の上げ方」の説明になると、お客様の本当のニーズを十分に汲み取れていない寄り添いになるかもしれない。自分だけのものさしで考えることなく、お客様の目線に立って対応ができるようになると、社員の個性も出てくるようになるのではないでしょうか。

二つ目は、チームワークを大切にすること。葬儀には担当者がつきますが、ご一緒するお客様がいますし、メンバー一丸となって一つの葬儀を作ります。サプライズをする際も、自己満足のサプライズではなく、ご家族の方々とたくさんお話を交わした上で、喜んでいただける瞬間を想像できる必要があります。

時に自分一人では思いつかないことも、メンバーに相談してみると良いアイデアが浮かぶこともある。独りよがりにならず、常に他の人の意見を参考にできる信頼関係をチーム内で築いて、良い葬儀を作れるようになってほしいと願っています

今年の新入社員は、8人全員まずは葬儀の現場の配属で考えています。お客様から直接感謝される喜びは、現場で葬儀を担当しないとなかなか感じられないですし、それを知ることができたら現場でない所で仕事をすることになっても、お客様の顔を浮かべながらやりがいを持って仕事に臨めるのではないかと考えています。

まずはお客様に感謝していただける仕事ができるように頑張ってほしい。その先は、現場で続けてもいいし、現場から離れた場所からチャレンジしてもいい。葬儀のやりがいをしっかり感じてもらってから、各々の個性を生かせる場所で仕事ができる環境を、北神社ではこれからも作っていきます

《執筆》
林 将寛

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