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【こんなことしています! Vol.2】物流の倉庫管理システム開発

明けましておめでとうございます。

ゼロベースファクトの北川です。今年もよろしくお願い致します。

今回も実際こんな案件に携われるよ、ということを皆さんに伝えるため私が行ってきた業務を紹介したいと思います。

今回紹介する内容は

『物流の倉庫管理システムの開発』

です。

物流?倉庫管理システム?なんのことやらという人もいらっしゃると思われるので、軽く説明をします。

【物流】生産者から消費者に届くまでの流れ

【倉庫管理システム】 入庫、在庫、出庫、棚卸などを管理することで生産性UPにつながるシステム

つまりは、皆様が身近に使っている日用品や衣類、食品などを保管している倉庫内で使用するシステムが『物流の倉庫管理システム』になります。さらに、コンビニを例に物流の流れを説明します。

まずはコンビニから倉庫に商品の発注が行われます。発注を受けた倉庫はその商品の在庫が残っているか、いつまでに出荷できるかなどの確認作業を行い、出荷の準備が完了したら発注先に商品を出荷します。発注した商品が倉庫から届くと入荷となり、発注通りの商品が届いたことを確認したのちに、売り場に並びます。この流れがコンビニを例にした物流になります。次に、実際の業務内容を紹介したいと思います。今回は倉庫内で使用するシステムの画面を紹介しようと思いますが、実際の画面を事細かに話すことは出来ないので仮の画面で説明をしようと思います。

1.画面の仕様説明

 以下の画像が作成する画面になります。細かく説明を書いていくのはしんどいので、ものすごくシンプルな画面にしました。上部に「取込ボタン」、「登録ボタン」を表示し、下部に取込ファイルのURLを指定するフィールドを作成するという画面構成になっています。

 仕様としては、取込ファイルのURLを指定した状態で、「取込ボタン」を押すと、ファイルのデータが取り込まれます。その後、「登録ボタン」を押すと、取り込んだ情報をデータベースに登録することが出来るというのがこの画面の役割になります。


2.取込ファイルの形式チェック

 「取込ボタン」を押したときに、取込ファイルの中身が定められた形式通りに作られているかのチェックをする必要があります。このチェックを行わないと意図していないデータが登録される可能性があるからです。では、どのようなチェックをするのか紹介させていただきます。

 以下の表は取込ファイルの中身がどのような形式になっているかを表しています。項目名「テスト1」はKey項目ではなく、属性は「数値」、桁数が「1桁」になっていれば正常なデータとみなされます。

 最初にチェックする箇所は「属性」の確認です。テスト1、2の場合は「数値」、それ以外の項目には「半角英数字」が設定されていることを確認します。

 次に「桁数」の確認を行います。これも属性の確認と同様に定められた桁数になっているかをチェックします。

 最後にデータの重複がないか確認を行います。データ重複とは、1つの取り込みファイルの中に同じデータが存在した場合にエラーとすることです。同じデータという判断はKeyであるテスト3、4、5の項目が全て同じ場合にデータ重複としてエラーと判断します。

 以上のようなチェックを行い正常なデータのみをデータベースに登録できるようにします。今回の例では、取込ファイルの形式をシンプルにしているため3つのチェックで済みましたが、実際はもっと複雑なデータを取り込むためチェックの数も多くプログラミングが大変でした。ただ、実際に動作確認をしていく中で、自分が意図した通りに動作してくれた時には、やっぱりプログラミングは楽しいなと思えました。

3.登録

 登録自体はあまり難しくはありません。取込んだデータを指定されたデータベースにSQLで登録するというのが主な動作です。データベースに正常に登録されていればこの画面は完成になります。

まとめ 

 実際には今回紹介した工程以外にもやることが多々あり、いろいろと勉強になった案件でした。物流の倉庫管理システムの開発に携わることで、当たり前のように買っていた商品や、その商品を運送しているトラック、商品を保管する工場などを見かけると、このようなシステムが裏では活躍しているのかなと考えるようになりました。

 私たちの暮らしに密接に関連しているシステムが他にもたくさんあり、そういうシステムが今の便利な世の中を築いていて、それに私も携わることが出来てとても嬉しく思っています。今度はどんな開発に携われるのかとても楽しみです。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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