【代表インタビュー】毎月約40名の社員と1on1を行う理由
はじめまして!株式会社ペンタスネットで採用を担当している中村と申します。
今回はペンタスネットとして初めてWantedlyに投稿するstoryですので、代表の福光に話を聞くことにいたしました。
話してもらったテーマは「1on1」。代表の福光自ら毎月39名の社員全員と「1on1」を実施しています。何故1on1にそこまで力を注ぐのか。会社や社員に対する想いも含めて語ってもらいました。
ご面接前の方や少しでも当社にご興味をお持ちいただけた方は是非ご一読下さい。
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―まずは「1on1」の概要をお教えて下さい。
私自身が毎月1回、約40名の社員全員と対面で話す時間を設けています。時間は一人あたり30~60分ぐらいのイメージですかね。
ペンタスネットは島根の松江と東京の新宿の2拠点ですので、コロナ禍の影響で移動を制限せざる得ない状況になり、実施しきれなかった時期もありました。
社員から「引き続きやってほしい」という要望があり、今年の2月頃から再開をしました。
―一般的には社長に本音をぶつける難しさや怖さがある気がします。
私が社長社長していないから成立するんでしょうね(笑)
圧倒的なカリスマで「とにかく俺についてこい!」みたいなタイプではありませんし、創業社長でもありません。一社員としてペンタスネットに入社をして、2015年に社長に就任するまで社員のみんなと同じ道を歩んできました。だから、みんなの気持ちに共感しますし、対等でありたいとも思います。
本音で話し合えるポイントを改めて考えてみると、実施する回数も重要と思っています。半年に一度の1時間のミーティングで、日頃思っていることを隠さずに漏らさずに伝えるって相当難しいですよね。そもそも人の気持ちって変わりますしね。ですので、毎月必ず実施します。私との1on1が特別な何かではなく、日常の一部として存在することが理想的です。
―対等でありたいと思うのは何故ですか?対等でなくてもいいのではないかと思います。
経営者になって強く思うことがあります。
経営という仕事は、思った以上に一人でできるものではありません。言い方が難しいですが、少なくとも私自身にはその実力がないと認識しています。
もちろん、最後に決めるのは自分です。責任を取るのも自分です。だとしても、みんなに助けてもらって、支えてもらって初めて、ペンタスネットの経営は成り立ちます。10年後20年後には私の代わりに、今の社員の誰かが会社経営を担うわけですし。だからこそ、どれだけ忙しくても定期的に時間を設けて、社員のみんなが何を考え、何を感じているかを知りたいです。
―1on1は具体的にどんなことを話していますか?
基本的に雑談がメインですね。「最近どう?」とか「休みの日って何してる?」とか、そんなたわいもない会話が多いです。日々仕事に向き合ってもらっているので、少しでもガス抜きの時間にできればと思っています。
とはいえ、毎月作成してもらっている月次報告書をベースに「来月はこんなことをしていきます。」と報告もしてもらっていたり、毎月の業務をSS、A、B、C、D、Eのような形で評価をして、それを私から率直に伝えています。半年~一年に一回の評価面談では目標自体が形骸化してしまったり、自己評価と評価者の評価内容が大きくずれてしまうこともあります。月に一度フィードバックすることで、PDCAを短いスパンで回すきっかけにしてもらえますし、納得感の高い評価を行うプロセスを作れることも、1on1の役割の一つです。
その他、私からは経営や事業に関する話も隠さずに伝えています。会社が進んでいる方向をできる限り自分の言葉で頻度高く、丁寧に伝えていくことも心理的安全性に繋がると考えています。
―ちなみに福光さん自身はどうやってガス抜きしてるんですか?
ゴルフです(笑)
昨年のお正月休み、プレー中に骨折してしまったのですが、骨折したこと以上に良いスコアで回れていたラウンドを途中棄権しなければならなかったことが辛かったくらいゴルフが好きです(笑)
仕事を忘れて何かに打ち込む時間を取らないと、どうしてもすり減っていく部分がありますよね。
―話は変わりますが、福光さんがぺンタスネットに入社した経緯を教えてもらいたいです。
もともとは自分で会社が作りたかったんです。
で、前職を辞める時にいろいろと付き合いのあったペンタスネットの初代社長に「ふくみっちゃん、自分でやるんなら、一度うちに来て勉強したらどう?!」って声をかけてもらって。確かにそれもありだなって思って、入社したことがきっかけです。
―会社をこれからどうしていきたいと思いますか?
ITと人材育成で産業を生み出したい、地域社会に貢献できる会社でありたいです。
私はもともと前職で、メーカー系IT企業の社内システム部門で働いていたのですが、どこかで難しさを感じていたんですね。社内システムなので正常に動いて当たり前。失敗すると現場からめちゃくちゃ文句を言われてしまう。なので、気が付いたら間接部門を離れたいという思いを抱いていましたし、もうIT業界から離れようかなとも思っていました。
そんな時に前職の社長から「辞めてほしくないから、好きなことやらせてあげるよ。」と言ってもらえて。本当は何が好きなんだろうって改めて考えて、辿り着いたのが教育でした。人を育成するってすごく楽しいなって思いを持っていたことに気が付きました。
実は前々職では広島大学で文部技官をやっていたこともあって。当時は同い年位の学生に頼ってもらえたり。そんな毎日が楽しかった。その感覚がどこかに残っていたんだと思います。
そんなこんなで人事部の教育担当を任せてもらえることになりました。それがものすごく楽しかった。人の成長に関われることってほんとに素晴らしいなと。ずっとやっていたいなとも思っていましたが、やっぱりITに対する想いも復活してきまして(笑)。それで先ほどお話したペンタスネットへ入社した経緯に至っています。
ーでは地域社会に貢献したいという想いにはどんな背景があるんですか?
地域社会に貢献したいという想いには、ペンタスネットが島根県で創業した会社であることも大きく影響をしています。島根県は誤解を恐れずに言えば、これと言って成長している産業がない地域です。
私たちの「IT×人材育成ビジネス」で産業がつくれれば、島根に雇用を生み出すこともできるし、育ったエンジニアが作るシステムをお客様が喜んで使っていただける。このエコサイクルを拡げていくことに私はすごく喜びを感じるんですよね。
今、実際に松江商業高等学校と松江総合ビジネスカレッジでITに関する授業を持たせてもらっていますし、それらの学校で学んでいた生徒や学生がペンタスネットに入社してくれた事例も出てきています。
ビジネスは東京拠点の方が伸びていることは確かですが、何かの縁で関わった以上は貢献できるアクションを起こし続けたい。ある種の使命感なのかもしれません。
※ペンタスネットは島根で創業して、現在は東京‐島根の二拠点体制で運営しています。
福光さん、ありがとうございました!
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