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<代表インタビュー>社員のワクワク=プロダクトのクオリティ。ワクワクしながら働ける会社を創りたくて。
こんにちは!株式会社アドシード採用担当です。
今回は弊社の代表、齋藤に話を聞きました。創業に至る想いから、社員に伝えたい事など、盛りだくさんの内容、ぜひご覧ください!
プロフィール
1977年生まれ。新卒で大手SIerに入社し、中小企業向けERPパッケージ開発に従事。
その後、株式会社ラクスにて楽楽精算を立ち上げる。その他、対戦型オンラインゲーム、グループウェア、レストラン・美容系予約ポータルサイト、電子チケットアプリ、飲食店特化型求人サイトなど幅広い分野のサービス立ち上げを経験。
ベンチャーを4社経験する中で、役員として経営にも携わるように。
社員がワクワクしながら働ける、そんな会社を自分の手でつくりたいと2016年6月にアドシードを設立した。
趣味は子供と過ごすこと。特に家族旅行が大好き。
社員がワクワクしながら働ける、そんな会社を創りたい
-齋藤さんは「遅咲きの起業」との事ですが、起業のきっかけは何だったのでしょうか?
齋藤:もともと新卒で最初の会社に入ったときから漠然と起業したいという気持ちは持っていました。ただ、強い信念をもってやれるほどのものは見つからず、今始めても単なる勢いで終わってしまうだろうと感じていたので、起業はしなかったんですね。
それからいくつかの会社を経験し、ありがたいことにそれなりに評価をしていただいたので、重要なポジションを任されることが多くなりました。
そうすると、沸々と起業したいという思いが再び湧き上がって来たんです。
かゆいところに手が届くシステムを作りたい
私がやりたいことは2つありました。
一つは、当時、システムにより1時間かかっていたことが一瞬で終わるような作業効率をアップさせるシステムを作ることに快感を覚えており、サービスとして提供しているものだけに留まらず、VBAを使った自作の効率化ツールなどいろいろなものを作っていました。
実は他の人が2時間くらいかけて作っていた資料を、私は自作ツールで瞬間で終わらせ、1時間位サボって、情報収集の時間にあてていたりもしました。
そして、色々なサービスを使う側の立場で検討したとき、どれもシステム的にかゆいところがかゆいままだなぁと思い、かゆいところに手が届くシステムを作りたいと思ったことが一つです。
ワクワクしながら仕事をする
もう一つは、私はサービスを開発するとき、いつもそれなりにワクワクしていました。
どんなサービスでも解決したい課題ややりたいことがあって、それを自身が開発したサービスで解決できたらと思うとワクワクしました。
そのため、受託で請けた開発でもそのサービスの目的にそぐわない機能の改修や、不足している機能はどんどん提案していました。
それもあって、お客様との関係は良好でしたし、開発していることに対して辛いと思うことはあまりありませんでした。
しかし、周りの多くのエンジニアは違いました。
皆、辛そうに開発をしていました。
そして、プロジェクトの炎上話をたくさん聞きました。
なぜ、そうなるのかはあまり理解できませんでした。
ただ、私の考えとしては本来楽しいはずの開発で、そんなにも苦しむことが不幸だと感じていました。
その原因が何なのかわかりませんでしたが、とにかく解消したい事象でした。
これが当社が理念として掲げている「ワクワクしながら働く」ということにつながっています。
遅咲きの起業、葛藤は大きかったです
しかし、起業するにあたり、色々と葛藤もありました。
一番は年齢(家庭環境)です。
なんだかんだとしているうちにアラフォーになっていました。
すでに家族もいました。
先の長い20代30代に比べればリスクを取るのが躊躇われます。
しかし、「やってみたら?」という妻の後押しと、「一緒にやりたい」と言ってくれた現CTOの鈴木のおかげで最後の一歩が踏み出せ、今に至ります。
本当に二人には感謝しています。
-やはり、起業する時に背中を押してくれる人がいるというのは大きな事なのですね。ちなみに、アドシードという社名にはどのような意味があるのでしょうか?
アドシードのアドは広告ではなく、「add=加える」のほうで、“種を加える”という意味をこめています。正直、エンジニアリングの効果はすぐには出ないと思っています。サービスを立ち上げるときに一番最初に大事なことは、サービスのコンセプトに共感してもらうことや、マーケティングだったりします。
開発した製品の品質や使い勝手などはその後に力を発揮し、サービスがより大きく育つための土台となります。我々がやっていることはそういった土台となるべき種をしっかりと撒いて育てていくことだと考えています。
-「種を撒いて、育てていく」という事ですね。今アドシードは4期目に入り、社員数も増加し、これからまさに事業を大きくして行くというステージだと思います。社員への想いや、期待することは何かありますか?
弊社は「AIに負けないプロフェッショナル集団となる」をビジョンに掲げています。
そして突然ですが、私は開発が好きです。
ただ、プログラミングは最初の1年で飽きてしまい、あまり好きではなくなっていました。
私自身、この感覚は矛盾しているように思っていました。
これを深堀りして分析していったところ、開発するというのは「どういった課題を、どうやって解決するシステムを作るかを考えることが好き」で、プログラミングするというのは「仕様書に則ってプログラミングをすることが嫌い」だということに気づきました。
前者は主に設計と基盤となる部分のプログラミングを指しています。
これらは非常にクリエイティブな作業でとても難易度が高いです。
後者は、前者で作られた基盤の上に行うプログラミングで、仕様書に書いてある通りにプログラミングを行います。
誤解を恐れずに言うと、後者は仕様が決まっていればやるべきプログラミングの内容もほぼきまってしまうため、考えるというよりは知識を使った単純作業と感じてしまっていました。
単純作業はシステムに取って代わられます。
条件(ルール)に則って、作業が決まるものであればシステム化することは可能です。
後者は近い将来、システムが対応していくと思われます。
そのため、弊社では前者ができるエンジニアを目指して育成しています。
-なるほど、「AIに負けない」というのは、今後一つのテーマとなるという事ですね。上記のビジョンを達成して行くにあたって、アドシードをどんな会社にしたいですか?
社員がワクワクしながら前のめりに働ける会社にしたいと思っています。
先にもお話した通り、私は開発しているときワクワクしていました。
これは簡単に言うと「自分事」としてサービスの開発を行っていたからだと思っています。
自分事として開発ができると、誰かの指示を待ったり、指示だけに従って仕事をしたりしなくなります。
セルフマネジメントができるようになってきます。
各人がセルフマネジメントによって、自身の役割を全うする。そうすることでチームとして機能していき、一人ではできなかった大きなことができるようになっていく、そんな組織にしたいと考えています。
私自身、代表を務めていますが、本来2番手にいることが一番能力を発揮できると思っています。
なので、「社員がメインで活躍する会社」を目指し、私自身は「最高の黒子になる」ことを目指しています。
-「最高の黒子になる」、素敵ですね!では最後に求職者の方へのメッセージをお願いします。
アグレッシブに仕事をしたい人、情熱を持っている人と一緒に会社をつくっていきたいと思っています。
当社は小さな会社ですし、仕事の枠を決めてしまうようなこともしていません。私自身、精算システムのサービス立ち上げに携わったときは開発チームのPMの枠を越えて営業活動を積極的に行っていました。そうすることで、エンジニアとして開発に関わるだけでは気づけなかったことを知り、視野の広がりや自分のアイデアの引き出しが増えていったものです。自ら枠を決めずにいろいろなことに挑戦してもらいたいという気持ちは仕事だけでなく会社づくりでも同様です。
将来独立を考えていても構いません。是非一度、アドシードで会社づくりにチャレンジしてみてください。若いうちから経営に触れられる経験はなかなか得られません。その経験は将来、必ず役に立つはずです。
当社は、メンバーの意見を待っています。会社をよくするには、お客様の期待に応えるにはどうすればいいか、この疑問を自分に投げかけ続けて、みんなで新しいアイデアや意見を出し合いながら、一緒にアドシードの未来を築いていきましょう。
-ありがとうございました!!ワクワクしながら働ける会社を目指している当社、実際にすごく働きやすいと感じています。少しでも興味を持った方は、気軽に話を聞きに来てくださいね!