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人を楽しませる仕事だからこそ、仕事を楽しめる人でありたい

こんにちは!
NOKIDの取締役COOを務めている須田です。今回は私からみたNOKIDをご紹介できればと思います。
自己紹介も兼ねております...!(結構多くなってしまいました!笑)

UGCに興味を持ち大学へ。私が選んだのは『新潟大学』

思えば大学で学んだ学問が自分のキャリア形成にすごく役立っています。
出身は秋田県湯沢市で、高校卒業後は新潟大学を進学先に選びました。

新潟大学には当時としては珍しい『メディア・表現文化学』という、アニメやSNSなどの文化論について学べるコースがあり、そこに惹かれて「ここだ!」と決めたんです。
当時はニコニコ動画や小説・漫画の投稿サイトなど、UGC(ユーザー・ジェネレイテッド・コンテンツ)といわれる一般ユーザーが制作し発信するコンテンツがメジャーになってきた頃で、私もそれを見るのが好きでした。

新潟大学では、YouTubeやニコニコ動画などの素人が制作したコンテンツが市場や文化的にどう影響するのかといったことを勉強していましたが、今思えばその頃から私がやりたいことや進む道は変わっていないなと実感しています。

大学卒業後、進んだのは人材大手企業でした

大学卒業後、出版社かゲーム会社に就職を考えていたのですが、大手出版社は求人が出る時期が思ったより早く、私が就活を始めた頃には募集が終わっていました...笑

そこで最初の就職先として縁を持てたのがクリーク・アンド・リバー社という、TV・映像・広告・Webなどのクリエイター人材のエージェンシーの大手です。
当初はゲームや出版に直接は携わらないのですが、作家やクリエイターをアシストできればと思っていたんですよね。

入社後は、大学時代の研究を見込まれてYouTuberをプロデュースする部署に配属されました。
当時、既に外国ではMCN(マルチ・チャンネル・ネットワーク)という、GoogleのもとでYouTuberのプロデュースをしていく組織体が現れていました。
クリーク・アンド・リバー社は、日本版のMCNだったんです。

そこで「お前はYouTubeに詳しそうだな」と言われ、と新卒ですぐに配属されました。
それだけでなく、まだできたばかりの部署だったのでかなり裁量権を預けていただけました。
やっていた仕事は具体的には申し上げることができないのですが、有名なYouTuberさんのマネージャーです。

ゲーム実況のYouTubeチャンネルで登録者は150万人以上いらっしゃいました。
幸いなことにMCNに在籍していたことで、Googleから最新の情報に触れる機会も多く、日本YouTubeの歴史については人よりもかなり深く把握しているつもりですので、この辺お詳しい方いらっしゃいましたら、ぜひお話させてください!

ゲーム実況者の次にキッズ向けYouTubeチャンネルに移り、マネジメントやプロデュースの仕事をさせていただくようになりました。
自社チャンネルの企画、撮影、投稿と、大手おもちゃメーカーさんとのタイアップ案件や宣伝関係の仕事もしていました。入社から3年ほどたった頃、業界的にバーチャルYouTuberの波がきました。
キズナアイちゃんを初めて見たときは本当に衝撃を受けてしまいました。
私自身がかなりオタクだったので、「ついにYouTubeにもオタクコンテンツの時代が来た!」とついつい喜んでしまったのを覚えています!笑

『Vtuber』のブームを傍目に見つつ、大手企業の新規事業部へ転職

それから間も無くクリーク・アンド・リバー社を退職し、住友商事の子会社であるSCデジタルメディアという会社へ転職します。

米国に本社をおくFullscreenとの合同会社であるALPHABOAT合同会社という会社ができて、そこに出向するという形で仕事をすることになりました。
この会社には半年ほど在籍して、タレントやクリエイターのリクルーティングや、タレントのSNSを伸ばすための施策をやっていました。

また、クライアント様からの案件のディレクションも引き続きやっていて、クリエイターとの架け橋的な役割を担っていました。
そうしている間にもバーチャルYouTuberの波が次第に過熱してきているのがわかりました。
自分がもともとオタク系コンテンツのほうが好きということもあって、VRやVtuber事業の立ち上げ時期だったコロプラ社とご縁があり転職することにしたのです。

ここではディレクターからプロデューサーという立場で事業に携わらせていただきました。
2年間ほどコロプラ社でお仕事をさせていただきつつ事業にひと段落が訪れた際、徐々に来ていたマンガアニメの波を確信しました。

そんなときにNOKID代表の浜村と出会いがあったのです。浜村からNOKIDのもつ制作リソースの話を聞いているうちに、自分もこの新たな領域で戦ってみたいなと強く思うようになりました。
そこでNOKIDの役員として参画することになり、現在に至っています。

『マンガアニメの波』と『クリエイターに対するベクトル』が同じだった

「マンガアニメの波が来るのが見えてしまった」

この時からトレンドに乗るしかないとずっと感じていました。
まず間違いなく2021年にYouTubeアニメが注目されると確信しています。

しかし、それだけの理由であれば何もNOKIDである必要はありませんでした。
私自身、マンガアニメという新しいフィールドで0から事業を作ることにチャレンジしてみたいと思ってしまったんですよね。

これまでに自分のキャリアでも、YouTuberの黎明期からマネージャーとして携わったり、いちはやくVtuber事業に携わったりして、YouTube領域の中でトレンドの初期段階から関わることができたのです。
ここまでの流れを顧みても、次の新しいトレンドには関わっておきたかった。
そこでマンガアニメ領域でも、今度は自分で0から事業を作るということをやってみようと挑戦することに決めたのです。

また、何よりもクリエイターに近い場所で仕事をしていきたいと常日頃から考えていました。
実は私も創作が大好きで、大学時代にはミステリー小説を書いて新人賞に応募した経験がありました。
これがなんと最終選考まで残ったこともあったんですよね...!

ただ、クリエイターとして生きていくには実力不足を感じられずにはいられませんでした。
代わりにといってはなんですが、クリエイターさんに近い位置で、近い景色をみながら仕事を通して支援していきたいと考えるようになりました。

NOKIDでは経営陣に、戦略や人事を任せられる人達がいますし、現場では社員のディレクター陣がしっかりしていて、自分達で作ったもので勝負できる体制ができています。
こういった環境というのは大手でもそうそうないなと感じ、気づけば「行かない理由ってなんだっけ?」と考えるようになり、参画することに決めたのです。

NOKIDの文化圏を作り上げる

私はNOKIDでは、『YouTube事業のチャンネル運用部門』の責任者として、YouTubeチャンネルの運用とIP開発をメインに仕事ををしています!
クライアント様から受託したYouTubeチャンネルが伸びるよう、制作担当ディレクターらと打ち合わせながら施策を行うなど、その後のマネタイズを含めて設計しています。

現場でYouTubeアニメを制作しているディレクターが、作品作りを仕切ってやってくれているので、私はその上のレイヤーとして、アナリティクスというYouTubeのアクセス分析を見ながら、弱い箇所や改善点の発見、新規の施策の打ち出しなど社内コンサルのようなことを行っています。
その他には、NOKIDのブランディングを担当していて、YouTubeアニメの世界でNOKIDの文化圏を確立していきたいと考えています。

私はその戦略づくりなどをやっています。

エンタメ業界に7年おり、気がついたら大手の音楽レーベルやゲーム会社にも、相談に乗ってくださる知り合いや情報感度の高い情報通、師匠と呼びたい関係の人もありがたいことに増えました。
そうしたつながりからエンタメ業界の流れを見て、次の事業のネタを探すというのも自分の仕事としています。

NOKIDに必要なのは『関わる人が楽しむ環境を創造』すること

まず今後の世の中の流れとして2021年には漫画アニメやYouTubeアニメが、どういう形であれ絶対に注目を浴びることになると考えています。

クライアント様から、自社でマンガアニメのチャンネルを持ちたいというニーズも増えています。
数年前からの「動画」という領域はずっとトレンドになっており、宣伝手法としてマンガは究極の一つの形としてあり続けているので、その2つが合わさったマンガアニメは自然と受け入れられていくと思います。
そういった状況の中で会社として、関わってくださるみんなが楽しみながら仕事ができる環境を作っていきたいんですよね。

ディレクター陣はやりたい企画をそれぞれ持ち、私自身もやりたいアイディアを持っています。
それに期待してくださるクライアントも多い。
ビジネス視点を持ちつつ、自分でやりたいことができる会社、遊びながら仕事する、楽しみながらできる環境を大事にしていきたいと考えています。

好きなものをクライアント様と一緒に作りあげ、作品を世の中にどんどんぶつけていく。
それに対する生の反応を集めて、ビジネスとしての評価を積み重ねていく。
こうした循環を回していきたいと考えています。

私は創作することが大好きなので、自分が作り出したものに世の中からの反応が集まることを楽しいと感じることができます。
こうした自分の感覚をYouTubeアニメに活かせる部分があって、自己実現的な意味合いでも全力投球をすることができています。

クライアントとディレクターが作ったものであっても、どれも私が関わっているところがありますので、どの作品も「うちの子かわいい!」という感覚になります。
今後、上記に加えしっかりした結果が伴ってきますと、クライアント様へもっと楽しさと価値を実感いただけると考えています。
そうして「みんなが楽しい」という状態を作っていくのが理想かなと。
こうしてみんなの「楽しい」が集まる会社にしていくこと。

この実現のためにも、もっと精進していきたいと思っています!


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◆来歴
出身は秋田の湯沢市。地元の高校を卒業後、新潟大学へ進学し『メディア・表現文化学』を専攻 卒業後は、クリーク・アンド・リバーシャへ就職しYouTuberのプロデューサーとして活躍。 その後、SCデジタルメディア(住友商事の子会社)に転職しタレントやクリエイターのリクルーティングやSNSを伸ばすなどを経験。 VRやVtuberが流行り出してきたタイミングで事業立ち上げを行なったコロプラへ転職、ディレクターやプロデューサーを兼任し、マンガアニメの台頭に興味を持ちNOKIDの取締役COOに参画。
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