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【fluct社員紹介_07】fluctに執行役員としてジョインするまでの軌跡と、見据える自身&fluctの未来とは?


こんにちは!fluct採用広報のまおです🐈今回は、私の直属の上司である、渡辺亮介さんにインタビューしました✨亮介さんの活躍理由や大切にされていること、fluctのこれからの動きを知る手がかりになる情報など見所盛りだくさんです👀ぜひご覧ください🌟

目次

①自己紹介
②海外からのリモートワークをうまくやるコツとは
③成功の秘訣とは
④現在の仕事内容とこれからの野望
⑤新しくジョインされる方へのメッセージ
⑥fluctismについて

①自己紹介

——早速ですが、自己紹介をお願いします。

2022年8月にfluctにジョインした渡辺と申します。
2011年に親会社であるCARTA HOLDINGSに新卒で入社して、新規事業の立ち上げや事業推進をしてきました。また、fluctのグループ会社にあたるDIGITALIO(デジタリオ)で、デジタルギフト事業の責任者や人事担当役員を務めていました。
fluctではシンガポールに在住しながら、執行役員経営企画本部長として、人事・広報&マーケティング・アライアンスなどを担当しています。

②海外からのリモートワークをうまくやるコツとは?

——現在、シンガポールで勤務されているとのことでしたが、リモートワークを実施されていて不便さを感じられることはございますか。

あまり困ることはないです。
シンガポールは日本との時差も1時間しかないですし、自分のワークスペースも自宅に用意しています。
あとは他のチームのメンバーもリモートで働いている人が多くいて、会社に行かないと成立しない仕事はないので、そういった面でも困ることはあまりないですかね。

——自宅で働かれている方というのはたくさんいらっしゃるんですね。

そうだね。営業やコンサルのチームは出社して働く形になっていますが、エンジニアは10%くらいしか出社していないと思います。

——リモートワークになると、対面でのコミュニケーションとは変わってくると思います。亮介さんがお仕事をされていて、コミュニケーションの面で意識されていることがございましたら教えていただきたいです。

無目的な時間を会議で作ることを意識していますね。
リモートだと、ご飯に行くといったコミュニケーションが取れなかったり、一問一答形式のコミュニケーションが多くなりますよね。
また、リモートの会議だと議題やアジェンダといった感じで効率よく進んでいくことがどうしても多くて。
だからこそ、議題がない時間を2週間に1回30分作るといった工夫するようにしているかな。

——最近「トヨタの会議は30分」など、効率が重視されている中で、無目的というワードに意外性を感じました。

いざ仕事を一緒にしようってなる前に1回30分でも話したことあるかないかで、「これあの人にお願いしてみよう」「この人に相談してみよう」という会話が起こりやすくなるかなと思ってて。
だから継続的に目的のない時間を作ることは、長期的に考えると効率が良くなることに繋がるから、無目的な時間を意識的に取るようにしています。

③「器用貧乏」も強みのひとつ

——次は亮介さんの過去についてお伺いしたいと思います。
亮介さんはDIGITALIO(デジタリオ)で、デジタルギフト事業の責任者や人事担当役員をされていましたが、なぜそのような仕事に従事できたと考えていますか?

特別なことはしていないよ(笑)
強いて言えば①努力②機会を逃さなかったことの2点だと思います。

——努力の仕方は人によって様々だと思いますが、亮介さんはどのような努力をされていましたか?

自分の弱みと強みを把握して、強みを伸ばすことに注力しました。
その時に個人として意識していたこととしては、自分自身が市場で評価される人間になることです。入社すると同期や事業部の中で比べて活躍することに目が行きがちですが、会社で評価されるだけではなく、市場の中で自分がどのような価値を提供できるかに重点を置きました。

——なぜ強みを伸ばすという考えに至りましたか?

周りのメンターや先輩の方々が強みを伸ばす方向に進むように導いてくれて。本当に感謝しています。
僕自身、ずっと自分の特徴として器用貧乏だと認識していました。だけど、ある先輩が「それは亮介の強みの一つだから、それを突き詰めてみればいいんじゃないか」とアドバイスをもらった結果、気付いたら色々とできるようになっていました(笑)

——ありがとうございます。先ほどおっしゃっていた「機会を逃さなかった」という言葉も興味深かったのですが、具体的にどのような機会を逃さなかったのでしょうか?

自分に期待されたタイミングで結果を残すことですね。社内の若手メンバーにもこれは都度伝えているのですが、一生懸命努力を続けていれば、周囲の誰かが必ず見てくれています。そして努力を継続している人は、社内で立ち上がる様々なプロジェクトに必ず誘われます。機会を逃さないとは、そうしたタイミングで結果を残すことだと思っています。
もちろん適当に仕事をしていたら、次回からは呼ばれなくなります。だからこそ、プロジェクトごとに成果を残し、着実に取り組んでいきました。
こうした姿勢が、新しい仕事の立ち上げや子会社の設立といった話につながったのではないかと思います。

——「プロジェクトで成果を絶対に出す」であったり、「何事にも努力して市場で評価される人間になられる」というところを大切にされていたと思うのですが、なぜその点を意識されていたのですか?

大学の時から「この仕事をやりたい」「こういう夢がある」というタイプではもともとなかったので、変化に柔軟でいられることと、何か面白そうだと思う仕事に出会った時にチャンスを掴めるかというのは意識していました。
だから安定志向の話をすると、多くの人が大手の企業は安定だという考えに至ると思うんですが、僕は自分自身の能力を高めることが、一番の安定につながるんじゃないかなっていう風に思っています。

👇2013年時の亮介さん(左)と現fluct COOの洋太さん(右)📷

④現在の仕事内容とこれから

——現在fluctでどんな仕事をされているのか、教えていただきたいです。

今は経営企画本部執行役員として、経営企画本部長の役割を担当しています。
そこでfluctの全体に関わることに挑戦しています。具体的に言うと、人事や広報、ブランディング、海外戦略など様々な仕事に取り組んでいます。

——器用貧乏とおっしゃっていた亮介さんの特徴が、まさに今のお仕事にも繋がっているのかなと思いました。
現在、お仕事をされている中で、意識されていることを教えていただきたいです。

持続可能な事業を作るという点です。
もう社会人になって10年以上経つんだけど、今までは事業の立ち上げに関わることが多いキャリアでした。
一方でfluctは、すでに組織として成り立っている、かつ僕の担当が人事やアライアンスなどということもあり、既に成り立っているものを更に発展させていく仕事が多くて。
今までやってこなかったからこそ、今は「いまあるものをどう伸ばすか」「持続可能な事業を作れるか」という点に強い興味を持ってるかな。

——持続可能なサービスや組織を作り上げるために重要な点は何だと思われていますか?

競合に対して売上を伸ばし続けることや従業員の満足度を高めることなど、さまざまな要素が大切だと思うね。ただ目的をこなすだけの組織ではなく、自身が所属する会社が持続可能であるために、それぞれの不安要素を解消していくことが僕の仕事だと思っています。

——ありがとうございます。一番最初におっしゃっていた、無目的な時間を作るということにもつながっていそうですね。

そうですね。なので、ただ目的をこなすだけの組織ではなく、社内でそのような時間を共有できるようなチームになったらいいなと思っています。

——次は「これから」についてお伺いしたいなと思います。次に挑戦してみたいことを教えてください。

社会貢献という面に関わる仕事は、fluctでも増やしていきたいかな。今までのユーザーと顧客と自社に価値のあるものを提供するという「三方良し」から、社会全体に対して価値を届ける「四方良し」の企業にしていきたいです。

具体的にはいま、オリジネーター・プロファイルというプロジェクトを僕らのお客さんでもある読売新聞さんと進めていたりして。このような感じで、技術を自分たちのためだけでなく、産業や世の中に対して目を向けて仕事をしていく機会を増やしたいなっていうのは最近思っています。

——なぜこの思いを持たれているのですか?

両親や妻など、僕の周りにパブリックセクターで働く人が多いから、それが原体験としてあったのかな。社会を良くする取り組みっていうところに民間企業である僕たちがどう貢献していくかということに対するワクワクがあります。

——これは、今後のfluctの方向性にも繋がりそうですね。

⑤新しくジョインされる方へのメッセージ

——今人事もされてるというところで、どんな方に今後fluctに入ってきてほしいですか。

5つあるfluctのバリュー(※1)のすべてを体現している方に来てほしいですね。
当然人によって「この言葉に惹かれる」とかってあると思うんですけど、バリューに関しては1つが満たされていればいいというものではないので、fluctの価値観としては、バリューの要素を満たしている方に来ていただきたいと思っています。

——次に新しくジョインされる方に期待することについてお伺いしたいです。

fluct自体、アドテク業界では、2010年頃からやっている古い会社で老舗のイメージを業界内では多くの人に持たれています。ただ、実際はそうではなくて、fluctはこれから新しいチャレンジを仕掛けていきます。
そのため、主体的に仕事に取り組んでfluctをまた1つ上のレベルに引き上げてもらえる方に来てほしいです。

⑥fluctism(fluctが掲げるバリュー)について

——最後の質問です。「fluctではfluctismという5つのバリュー(未来志向・効率化と最大化・圧倒的な専門性・貢献心・透明性)を掲げています。この中で1番好きな言葉とその理由を教えてください。

👇fluctismの内容はこちら📷

先の言葉の通り、全部が大事な言葉なのでこれってのはなかなか決められないんだけど、1番はやっぱり最初に掲げている「未来志向」かな。

——なぜ、未来志向ですか?

今まで事業開発で僕やカルタ(※2)がやってきた手法で言うと、「自分たちはこういうアセットを持ってるから、何かこういうことをやっていこう」という、ボトムアップの形で考えることが多かったかなと思っていて。
ただ、今ってすごく変革期で、chatGPTなど予想できないものが出てくる時代なので、予定していた未来が変わることがざらに出てくると思っています。

だからこそ、例えば「5年後はこういう世界になってるから、そこに向けてなんか自分たちはこういう風に仕事を作っていこうよ」とか、「こういうサービスを提案していこうよ」って。なんかそういう風に考える方が生産的かなっていう風に思っています。

——未来志向という言葉は、昔から根付いてる考え方というよりは、今後fluctやカルタを変えるために重要な考え方なんですね。

そう思うね。あとは変化が大きい業界にいるからこそ、未来を見ながら仕事をするっていう時間を増やした方がいいんじゃないかなと思っています。「昔はこうだったから」みたいな考え方で生きたくないじゃないですか。
だから「5年後の世の中はこうなるだろう」みたいな会話を増やしたいなと思うし、そういうメンバーが増えてきてほしいと思います。

——今はまだ見ぬ世界の話をするという意味で、ドラえもんの世界の話をするみたいで楽しそうだなって思います。

たしかにそうかもしれないね(笑)
ドラえもんで言うと、ドラえもんに出てくる道具って、結構実在しているの知ってる?

——え、そうなんですか!!知らなかったです。

20年前には絶対そんなのありえないって言われてたものが実現する時代なので、本当に何があるかがわからない世界だよね。
だからこそ、自分自身の考え方をもつことと、そこで通用する人間になるために、自分自身のスキルを高めなきゃいけないし、自分自身を変化させていかないといけないと思っています。
そんな中でサステナブルな事業やチームをつくるっていうのはすごく難しいことだと思うんだけど、絶対に面白いことだと思っています。

——ありがとうございました。

予測ができないくらい変化の激しい世の中だからこそ、自分の価値を高めていく行動をする必要があるという考えは、私自身も大切にしていきたいです。また、普段の亮介さんの行動の意図を知ることができたりと、私にとってもすごく充実した時間でした✨ありがとうございました🎈

次回の更新もお楽しみに🧚🏻‍♀️🤍

(※1)fluctのバリュー…未来志向・効率化と最大化・圧倒的な専門性・貢献心・透明性の5つのこと。詳しくはこちらから。
(※2)カルタ…株式会社CARTA HOLDINGSの略称。fluctの親会社にあたる。

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