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食から学ぶエトセトラ。

保育の中で子どもたちに食を育てる意味を伝える

「食べる」というのは、私たちの生活の中で、切っても切れない縁の一つ。幼少期だからこそ、この「食べる」ことの意味をしっかりと伝えていきたい。その思いから、 第二青南保育室では、「食べる」という事の大切さと、子どもの野菜に対しての苦手意識をなくそうという願いを込めて、夏野菜を育てています。 なぜに夏野菜なのか?夏野菜というのは、育てるのが他の野菜よりも簡単で、苗を植えて、水を枯らさないようにあたえ続けると、よほどのことがない限り、枯れることがなく、収穫を楽しむことができます。各年齢で育てる野菜は、異なるのですが、子どもたちは夏野菜を目の前に、実っていく様子を毎日ワクワクしながら観察しています。、特に、2歳児クラスの子ども達は、戸外の準備(靴を履いたりなど)に「いや!」というような態度をしていても、「野菜にお水あげようか?」と声をかけると、途端に、「あげる!」と慌てて準備を始めるかわいらしい姿を見ることができます。 小さな年齢でも、何かを愛でながらお世話すること…嬉しかったりするんですよね。


野菜がどのように育つのかを教える

苗から始めた野菜たちも、水をあげたり、葉っぱを剪定したり、間引きをすることでぐんぐん成長していきます。 ただ、手をかけすぎたり、水をあげる時間(日中は避けて、朝か夕方になど)や量などを間違えると、野菜が上手く生長しないことがあると教えていくのも保育士の仕事の一つです。葉っぱの剪定をしていると、普段は子どもたちには、草花を大切にと話しているので、「なんで?どうして?」「葉っぱがかわいそう…」などの子どもの声が聞こえてきますが、 こうした 手入れをすることで、太陽の光が土に行きとどいて野菜が更に成長していくことを教えていくと、幼児クラスの子どもたちは、(葉を取るのはいけないことだけれど)野菜が育つために必要な過程という事を理解します。こうした野菜を育てるうえでの正しい知識は、子どもたちの知能を育てることにもなります。ちなみに、剪定した葉っぱは、その後子どもたちの遊び道具になります。砂場では、ケーキやおままごとの材料に。葉っぱに穴をあけてお面を作ったり…。最後まで無駄なく使うことも、保育の中では大切だったりします。



育てることで苦手意識を変えていく

では、野菜を育てることのメリットとはなんでしょうか? 実は、この「育てる」という事自体が、子ども自身が野菜に興味を持つ一歩となります。 育てた野菜をいざ収穫し、調理をすると、今まで野菜が苦手だった子も 「自分が育てたんだ!」という自信と意識から、少量でも食べてみよういう気持ちに変化していきます。 この時に「自分で食べられて偉かったね!!」と声をかけると、が子ども自信を持ち、食べる意欲にも繋がっていきます。第二青南保育室では、子どもの育とうとする気持ちを大切にし、日々保育に励んでいます。子どもが満面の笑みで収穫を喜ぶそんな姿を近くで感じてみませんか??

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