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新卒社員が語る「僕が bitFlyer を最初の会社に選んだ理由」

bitFlyer には、さまざまなバックグラウンドを持つ人材が集まっています。今回お話を聞いたのは、株式会社 bitFlyer で新卒エンジニアとして活躍している S さん。暗号資産(仮想通貨)取引所の根幹を担う一人として、既に欠かせない存在となっている彼が、どうして bitFlyer に入社を決めたのかを語っていただきました。

今この業界に飛び込めば、トップランナーになれるという確信があった

――本日は宜しくお願い致します。まずは最初に bitFlyer に新卒で入社するまではどんなことをやっていたのか教えていただけますか。

高校までは日本で過ごしてました。高校卒業後にアメリカのコミュニティカレッジに進み、そこからカナダの大学に転校しました。最初の専攻は何となく経営学を選んだのですが、そのタイミングでいわゆる人工知能(AI)ブームが世界中で巻き起こったこと、そして高校時代にプログラミングにハマっていたのもあり、コンピューターサイエンスに専攻を変更しました。

一方で、授業を受けているだけだと技術がどのように活用されているのか、その具体的なイメージが掴みにくいと感じていて、当時話題だった仮想通貨の技術についてホワイトペーパーなどを読んで勉強し、自分なりの解説記事などをネットに公開するなどしていました。今でもブロックチェーンの仕組みが理解できたときの感動は忘れられません。

――学生時代に触れてきた仮想通貨やブロックチェーンに関する興味関心が、今の bitFlyer のキャリアに繋がっているわけですね。

はい。ただ、学生時代は仮想通貨の世界で働くということは、正直まったく考えていませんでした。卒業後の就職先を考える際に参加したボストンキャリアフォーラムで、bitFlyer が募集告知を出していて、たまたま応募してみたところ、すぐに返事をいただき、話を聞いていくうちに面白そうな会社だなと感じるようになりました。ブロックチェーンという先進的な技術に実践的に携われる会社は、当時も今も日本国内にはそう多くありません。また、ブロックチェーンについてあれこれ話ができる人が身近にいるという点でも bitFlyer に興味を持ちました。

――最初のキャリアを進化、発展を続けている真っ最中とも言えるブロックチェーンに選ぶことに対して、不安などはありましたか。

そういった感覚はほとんどありませんでした。僕が学生だった頃はブロックチェーンや仮想通貨をカリキュラムとして取り入れている大学はほとんどなく、自力で情報を集め、学ぶしか方法はありませんでしたが、裏を返せば「人材の裾野が広くなる前に努力することで、この領域のトップランナーになれるはずだ」という確信がありました。また、人工知能や機械学習の領域で活用される連続的な数学より、暗号学などで用いられる離散的な数学の方が面白味を感じていたことも、この世界に飛び込んでみたくなった理由の一つですね。

C# の経験はなかったけれども、今では愛すべき存在に!

――今は bitFlyer でどのような業務に従事しているか、話せる範囲で教えていただけますか。

主に仮想通貨の入出金まわりのバックエンドに携わっています。P2P ネットワーク上に分散的に展開されているブロックチェーンは、チェーン内外の様々な要素が相互作用しあう、複雑系の世界に創発した人工的な自然現象のようなものとして取り扱われています。こうした自然現象には誰も事前に決められた方法以外で干渉できません。

より具体的に言うと、ブロック生成スピードが遅くなってしまったり、とある仮想通貨の手数料が突然跳ね上がってしまったり、あるいはチェーンの分裂が行われたりします。また、間違ったアドレスに誤送金してしまったら、そのコインはもう取り戻すことができないとされています。入出金のシステムを作るやりがいは、そんなわがままなブロックチェーンと上手に対話するための仕組みを作るところにあると思います。また、お客様からお預かりしている資産をハッキングから守るのも重要な仕事です。業務内容は多岐にわたりますが、やり甲斐ある仕事を新卒である僕にも任せていただけていると実感しています。

――bitFlyer では主に開発言語として C# が使われていますが、C# の経験はほとんどなかったと聞いています。入社してからどのように学んでいったのでしょうか。

入社前に「コレは読むべき」という参考書やリファレンスは教えていただき、それらに目を通すなどはしていましたが、やはり入社してからの皆さんからのサポートが非常に大きかったです。1 を聞いたら 10 が返ってくる C# の達人が周りにたくさんいて、どんどん知識を吸収することができました。C# が心底好きな人達に囲まれているのもあってか、今では僕にとっても C# は愛すべき存在になっています(笑)。

――ありがとうございます。最後に、この記事を読んでくださっている皆さんに対して、メッセージなどがあればお願いします!

ありがちなメッセージかもしれませんが、bitFlyer は真の意味でダイバーシティ&インクルージョンを実現している組織だと思います。エンジニアだけでなく事業開発やコンプライアンスなど、色んな分野の専門家が集まっており、人種や性別、年齢においても多種多様です。

日本人的な発想だけだと局所解にハマってしまうチームプレイも、多様なバックグラウンドを持つ人たちを交えることで全体最適解にたどり着ける確率が上がります。そのような多様性によってもたらされる公共の利益と、多様性に向き合う社会的コストがぶつかり合っている正に今の世の中で、我々はどう生きるべきかという問いの解を自分なりに探求できる、そんな意味でも bitFlyer は先端的な職場です。

多様な価値観を大切にしている会社だからなのか、働き方も柔軟で、ワークライフバランスに重きを置く人でも安心して働ける環境です。仮想通貨やブロックチェーンといった、先進的な分野を一緒に切り拓くという、特別な刺激を味わいたい人はもちろん、純粋に bitFlyer で働いてみたい、興味があると感じた方はぜひ気軽にエントリーしていただければと思います!

――ありがとうございました!

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