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BBCの番組「TechXplorer Japan」で取り上げていただきました!

事業の一部である信濃ロボティクスイノベーションズをイギリスの公共放送局 BBCの番組「TechXplorer Japan」エピソード3で取り上げていただきました!

2023年8月に取材協力の依頼を受けてから準備を進め、BBCの取材クルーが長野県信濃町を訪れたのは、10月のこと。その時の様子が12月2日〜4日にかけて、英国を含め全世界に複数回放映されました!日本ではAmazonPrimeやHulu、スカパー! など複数のプラットフォームで閲覧可能でした。

今回、取材対象となったのは、2つのテクノロジー。
1つ目は、「畦畔(けいはん)の自動草刈り機」。平たく言えば、田んぼのあぜ道の雑草を自動で刈り取ってくれる草刈りロボットのこと。田んぼがあれば、そこには必ずあぜ道も存在し、見回りや施肥時の足場、水田の水の流出防止など多種多様な役割を担っています。

田んぼと聞くと、雑草や病害虫の駆除などは稲の方に意識が向きがちですが、実はこのあぜ道の除草も重要な作業なのです。あぜ道の雑草を放置すると、雑草に病害虫がつき、結果、稲にも悪影響をもたらします。また、雑草が伸びすぎて見晴らしが悪くなると鳥獣害が増加したり、草刈りで転倒してケガ人がでたり、と農家さんを悩ます要因となっています。そんな農家さんの課題を解決すべく、「畦畔の自動草刈り機」の開発に乗り出したという経緯がありました。

BBCの取材当日は、実証実験に参加した農家さんのインタビューを交えながら、実機を使った自動走行を披露し、人口減少とともに高齢化する一次産業に対し、私たちが提供できる技術やアイデアを共有させていただきました!

番組のディレクター、プレゼンター、カメラマン、私たちが一体となって、良い番組となるよう協力し合っての撮影となりました。

その後、田んぼからノマドワークセンターへ場所を変え、BBCご一行の二つ目の目的であるAI(人工知能)を使った回答生成エンジン「SYMPHONY」のお披露目へ。人手が不足している農家さんの支援が必要であるように、地方の観光業も慢性的な人手不足。それをAIで支援しようとする取り組みです。

地方の豊かな自然は、日本だけでなく海外からも注目を集め、年々観光客が増加しています。しかし、観光客は、観光地に来る前から、チャットやメールなどでさまざまな質問をします。また、インバウンドの増加に伴い、多言語対応も求められています。こうした中、観光地側は人手不足で観光客の対応に苦慮しており、顧客満足度を高めるためには、新たな対策が必要となっています。

私たちが管理・運営する長野県内の3つのキャンプ場もご多分に漏れず、同じ状況下にありました。そこでAIを使った回答生成エンジン「SYMPHONY」の開発を進め、現在、3つのキャンプ場で展開中です。

地方における観光地の課題などについて代表の赤堀が説明した上で、実際の画面を操作しながら「SYMPHONY」の利便性を解説しました。プレゼンターのポール・カーター氏にも非常に興味を持ってもらえたようで、英語で「近くにハイキングコースはありますか?」「焚き火はできますか?」など複数の質問を矢継ぎ早にし、それに対する英語での回答を満足げに聞いてくれていました✌️


取材の合間には、信濃町で採れたお米で作ったおにぎりや地元産の野菜をふんだんに使ったお弁当を一緒に食べ、ホッと一息。朝9時にスタートした撮影の終了は夕方の4時でしたが、「NGがほとんどなかったおかげで予定よりも早く終わったよ。Great Job!」と感謝の言葉が。頑張って良かった🥹

遠路はるばる、長野県信濃町までイギリスから来てくれた撮影クルーには大感謝!興味を持ってもらえたことが何よりもうれしく、田舎でテクノロジーを使いこなす企業としては、番組を通して私たちの取り組みが一人でも多くの人たちに届いてくれたな良いな〜。

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