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オンラインでインターンやってみた!実践からわかったメリット・デメリットと克服のコツ

こんにちは、新卒採用担当の坪田です。すららネットでは昨年夏に、偶然がきっかけでインターンシップをオンラインで行いました。今回のコロナ禍で、サマーインターンをオンラインで実施しようかな?とお考えの会社様も多いのではと思いましたので、実際にやってみてわかったメリット・デメリットや、ちょっとしたコツの部分をご紹介できればと思います!

遠方&海外在学の学生を迎え、思い切ってオンライン化

昨年夏に行ったのは、架空の学習塾にICT教材「すらら」を導入するため、必要な業態転換や価格・販促の工夫などの施策をまとめ、提案するというシュミレーションワークです。期間は週1~2回の活動で、約2カ月間。当初はオンラインで行うつもりはなかったのですが、募集を行ったところ、集まった3名のうち2名が遠方のメンバー(1名は海外大学在学)となり、思い切ってオンラインでやってみよう!ということになりました。参加者同士の議論や、社員からのフィードバックはすべてオンラインで進みました。


昨年8月の写真。インターン初日の自己紹介をzoomにて。このときは社員は集まって視聴しました。

それでは、さっそくインターンのオンライン開催におけるメリット、デメリットとうまくいくコツを紹介していきます。


オンライン化するメリットは、何より時間・場所の制約を受けないことです。従来は、数カ月間、断続的に来社の必要があったために、遠方から応募があると、優秀な方でも致し方なくお断りすることがありました。オンラインであれば、もちろん遠方・また海外在住の学生にまで対象を広げることができます。

またプロジェクト型のプログラムだと、だんだんと進捗や、つまずくポイントに個人差が出てきます。そんなときに柔軟に「じゃあ〇日〇時からSkypeで再フィードバックをしようか」という設定ができるのもオンラインのメリットです。同じ時間に来てもらい、帰していたときにはできなかった、個別フォローができました。

あと、何と言っても遠隔で仕事を進めるコミュニケーションスキルが身につくのが、オンラインインターンの醍醐味です。オンラインで各メンバーの意図や心情を汲み、意思疎通していくスキルや、メンバーの進捗を管理し、適切なタイミングで先輩社員に相談・報告をしたり、そのためにわかりやすい方法を考えたりするスキルは、これからの時代に仕事をしていくうえで必須のものです。入社前に測り、鍛えることの難しいオンラインコミュニケーション・プロジェクトマネジメントスキルを身につけていただけたことは、プログラムの高い満足度につながりました。


オンライン化にはデメリットもありますが、工夫次第で乗り越えることは可能です。

やはりオンラインでのコミュニケーションに慣れないうちは、議論のなかで自分の率直な意見を(対面のとき以上に)言い出しづらいと感じる学生もいます。そんなときはすれ違いが起こっているシチュエーションを取り上げ、どうすればよかったのか一緒に振り返ることで、それ自体を学びに変えていくべきかと思います。事前に「思ったこと・感じたことは言葉にする」「配慮はしても遠慮はしない」などのルールを明文化して共有しておくのも効果的でした。

また、学生のリテラシーによって情報共有がスムーズにできるかに差が出てくるので、遠隔で一緒に議論・作業を進める際に便利なツール類(Googleスプレッドやスライド、ブレスト用無料付箋ツールなど)の情報提供を積極的に行う必要があります。また、弊社では毎日のインターン活動終了後に「日報」(その日に行った活動を振り返り、学びや感想を書いたメールを社員・他メンバーに送信)を提出してもらいました。そういった日々の振り返りも仕組み化しないと、画面からログアウトした瞬間に、記録も学びもすべて消えて流れていってしまいかねません。

加えて、従来であれば、インターンの時間帯が夕方であれば、終了後にそのまま誘い合って呑みに!ということもできましたが、それができないために自然発生的な雑談コミュニケーションの場は、意識的に作らないといけないと感じます。

試行錯誤しながら、初めて数カ月にわたるプロジェクト型インターンをオンラインで開催し、感じたことをまとめました。少しでも今夏のインターンをご検討の方々に、参考になれば幸いです。

またすららネットでは今年も6月以降、インターンシップをオンライン開催していく予定です。ご興味のある学生の方は、ぜひフォローいただいて、最新募集情報をチェックしてください!

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