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『自治体向けSaaSプロダクト・ISMAP取得に向けて』やったことのない新しい挑戦を一緒に。WiseVineのSREポジションの役割と課題について

こんにちは!株式会社WiseVineの採用担当です。
本日は、SREの古川さんにインタビューをしてまいりました。

・SREポジションが抱える課題や願望
・WiseVineのSREとして働く魅力
・SREチームの今後の展望

についてお話しして参ります。
「安全に運用できる仕組み作りに興味がある方」や「SREチームの0からの立ち上げに参画したい方」、「今までのSREのご経験を社会に活かしたい方」や「インフラの開発経験があり、今後SREを目指していきたい方」もぜひ最後までご覧ください。


SRE・古川 雄一

大学卒業後、SIer、事業会社などでインフラエンジニアとして勤務。近年ではSREやDevOpsのエンジニアとして、サービスの基盤の管理や改善活動に従事している。パブリッククラウドはAWS, GCP, OCI,Azureの経験がある。Infrastructure as CodeとしてAnsible,Terraformを得意としている。システム管理の経験も長いことから、幅広く対応しており、PostgreSQL, MySQL, Oracle Database, Linux, Nginx, Dockerの管理も得意としている。


ーWiseVineに参画したきっかけを教えてください。

採用媒体を通してオファーいただいたことがきっかけでWiseVineに出会いました。
これまでの経験で、自治体や行政向けのプロダクトに携わる機会があったのですが、その中で、働き方や仕事の進め方について課題に感じる部分が多々ありました。その課題をSaaSのプロダクトを通じて解決していくのは面白そうだと感じましたね。
最終的にWiseVineに入社を決めた理由は、プロダクトの0→1フェーズに携わることに魅力を感じたからです。加えて、行政の働き方を変えるようなプロダクトを作るというのは、非常にチャレンジングで貴重な経験になると考えました。


ー現在の業務内容を教えてください。

基本的にサーバーやネットワークの構築・設計・管理などの全般を担当しています。加えて、AWS CDKなどを活用しそれらの作業を自動化していくのが、現在のメイン業務です。
SREについては、2024年4月から運用開始を目指して、これから指標などを具体的に定めていく予定です。

ー現在のSREが抱える課題や願望を教えてください。

自治体や官公庁へサービスを提供するため、安全に運用できる仕組みづくりと継続的な改善が必要です。

ー“自治体や官公庁へサービスを提供するため、安全に運用できる仕組みづくりと継続的な改善が必要”について詳しく教えてください。

私たちのサービスは自治体や官公庁に特化しているため、国が定めるISMAP(※)などの管理基準は非常に重要です。自治体が将来、もしISMAPへの適合を必須とした場合、これらの基準を満たしていないと私たちのサービスは提供できなくなり、事業が存続できなくなるリスクがあります。それに備え、SaaSのセキュリティについては常に考え、今後、ISMAPの管理基準に準拠したルールの策定を想定しながら環境や仕組み作りに継続的に取り組む必要があると考えています。
(※)政府が活用している「クラウドサービスのセキュリティレベルを評価」する制度のこと。 「クラウドサービス事業者」は、このISMAPに提供するクラウドサービスが登録されることで、セキュリティ基準を満たした信頼できるサービスであることを証明できる。

ー実現するとどのような良いことがありますか?

ISMAPなどの第三者機関からの評価が得られることで、サービスの信頼につながると思いますね。またエンジニア目線でみると、官公庁や自治体においては、非常に価値の高い人材になれると思います。

ー課題において、クオリティとスピードのどちらを重視したいですか?

どちらも重要だと思います。というのも、スピード感を持って、継続的な改善活動を行うことで品質が保てると考えているからです。
弊社では、問題や障害が起きたからと言って問い詰めるようなことはなく、失敗は問題の洗い出しであり、 そのシステムの運用において改善できる余地があることを示すので歓迎します。例えば、サービスが止まってしまったのなら、止まらないように仕組みを改善します。 心理的安全性を確保するため、自分たちが働きやすく、安心・安定して働ける環境を創ることを目指したいですね。


ーWiseVineのSREとして働く魅力を教えてください。

「やったことのない、新しい挑戦ができること」を魅力に感じます。例えば、自治体向けのSaaSプロダクトを作るのもそうですし、0→1フェーズの何も整っていない段階からISMAPも取得しなければなりません。大変なことも沢山ありますが、これを成し遂げた時のやりがいは計り知れないですし、とても貴重な経験になると思いますね。
あとは、SIerや事業会社など様々な場所で経験を積んできたエンジニアが集まっているので、「いろんな人の経験や知識を吸収しながら、自分自身の業務に活かしていけること」も魅力的です。

ーどのような方に参画していただきたいですか?

「全部を持っている人」は、いないと思っているので、「できることが増えることに喜びを感じる方」に参画していただきたいですね。とにかく前向きに、学習して成長できるような方は、ご活躍いただけると思います!
そういう意味では、SRE経験者は勿論ですが、今後インフラの開発経験を活かしてSREを目指したいと思われている方も、非常に力のつく環境だと思っています。向上心のある方と一緒に頑張っていけたら嬉しいです。

ーどのようなSREチームを創っていきたいですか?

まだ人数が少ない組織なので、一人ひとりが自律したチームを創っていけたら良いと考えています。それぞれが目標を持ち、自分の力をしっかり発揮していた結果、安全なシステムが自ずとできているというような環境が作れたらいいですね。

ー今後のWiseVineでの展望を教えてください。

やはり、ビジネス的側面でを考えたときにISMAPを取得することが重要だと考えています。数年がかりでのプロジェクトになると思いますが、ISMAPの取得に注力していきたいです。


ー最後に、未来の仲間にメッセージをお願いいたします!

行政に向けてSaaSでプロダクトを提供することは、非常に貴重な経験です。加えて、プロダクトの理解を深めることで、行政のお金の流れなども見えるようになりますし、自分自身が日本国内で暮らす上でも非常に有意義なことだと思います。

プロダクトに興味を持っていただけた方は、ぜひ一緒にWiseVineで働きましょう!

ー古川さん、ありがとうございました!


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