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【メンバーインタビュー】大手とベンチャー両方の経験を経て独立|クリニックマーケティングのPMとして組織の中核を担うフリーランスの働き方とは

◆プロフィール
田村 亮人(たむら りょうと)
2016年3月(当時大学2年生)から株式会社AllFitにてインターンを経験し、インターネット広告に触れる。その後、2018年4月に株式会社NTTデータへ入社し通信会社の開発プロジェクトに携わる。NTTデータにて3年間働いたのち、2021年4月にWEBマーケティング会社株式会社RiAGELを創業。

新卒入社したNTTデータではSEとして活躍

松久:前職について教えていただきたいです。

田村:新卒入社したNTTデータで、SEとしてNTTdocomoのアカウントやdアカウントの認証システムの開発、AHAMOのプロジェクトにも参画していました。

松久:なぜSEを選んだのですか?

田村:就活を始めた頃はフリーランスのエンジニアは稼げると話題になっていたので、プログラミングができる環境に入りたいと思ったことがきっかけです。

ただ、大学は文系だったのでWeb系のエンジニアは難しい。文系でもできるのは、Sierという職種しかない。それで、Sierの最大手であるNTTデータから内定をいただき入社しました。

松久:フリーランスエンジニアが流行っていたという話について、もともと独立したいという考えはあったのですか?

田村:インターンで働いていた影響もあって、4年生の最後の方は独立したいと考えていたのかな。

学生時代はベンチャー企業のインターンで働く

松久:大学でインターンもされていたのですね。

田村:そうだね。大学2年の3月からWebマーケティングのベンチャー企業でインターンをはじめて、インターネット広告について学ばせてもらいました。

松久:なぜWebマーケティングの会社でインターンをはじめたのですか?

田村:大学3年生になる前に「このまま2年間大学生活をしていても何も身につかない」と危機感をおぼえたことが、インターンを始めることになったきっかけです。

社会人になったら人生の半分は仕事。つまり、仕事が楽しくないと人生も楽しくなくなると思ったんだよね。では、仕事が楽しいとはどういうことなのかと考えたときに、私は実力をつけることだと思いました。そこから、大学のうちから学べる環境に入りたいと思い、インターンを始めました。

たまたま入った会社がインターネット広告の会社だっただけなので、Webマーケティングにこだわっていたわけではないです。ただ、IT系で探していたかな。

松久:インターンは何年されていたのですか?

田村:大学2年の3月から卒業するまでなので、2年間ですね。最初は週3〜4、最後は週5で働いていました。

松久:結構コミットしていた感じですね。

田村:めっちゃコミットしていたね。履修単位はゼミしかないから、大学は週1の2時間いけば終わり。それ以外はインターンみたいな生活でした(笑)

働き方のすれ違いから独立の道を選ぶ

松久:インターン先でどのような影響を受けて独立したいと感じたのですか?

田村:社長の影響が大きいです。

「会社員という選択はいいけど、自分で稼げる力をつけておかないと将来大変になる」という話をずっとしてくれていたこと。あとは同社のインターン生が5〜6人いて、その多くが独立を考えていたこともあり、私も独立したいと考えるようになりました。

当時は、自分が会社に属していても属していなくても社会に通用する力をつけたいという考えを持っていましたね。

松久:そこから、新卒入社したNTTデータを辞めて独立することを決めた理由を教えていただきたいです。

田村:きっかけは働き方が合っていなかったことです。

NTTデータは会社の規模が大きいホワイト企業だからこそ、残業時間の管理が厳しいため、たくさん働きたいという人にはいい環境ではない。働き方について上司に相談したけど、厳しいといわれて。副業も検討したものの、競業はダメといわれてしまう。

私は実力をつけるために働きたかったので、この会社に居続けるのは厳しいなと思いました。

独立か転職かで悩んだのですが、会社に属している以上は競合という理由で副業許可が下りない可能性もあったので、くだらないなと思ってしまって。独立するしかないという感じでしたね。

松久:独立することのハードルは高くなかったのですか?

田村:インターン時代の先輩や社長に独立することを話していたら、仕事をお願いするといわれて、当時のNTTデータの月収以上の仕事をくれました。それが決まったうえで独立したので、問題なかったですね。

松久:仕事があるという基盤を築いたうえで独立したのですね。独立当初はどのような仕事をしていたのですか?

田村:大きく3つです。

アドアフィリエイトの業務委託。今も続けている、システム開発の受託のプロジェクトマネージャー。もう1つが川口さんに独立前から見てもらっていたこともあって、Webマーケティングの受託の仕事をしていました。

StockSunがきっかけでケタ違い株式会社と関わることに

松久:川口さんと繋がったきっかけは?

田村:川口さんが所属するStockSunのサロンで「川口さんの右腕のような人材を募集する」という話を聞いて、応募したことがきっかけです。

当時はNTTデータで3年目の12月。同年の夏に独立を決めたものの、なかなか仕事を辞められずにいた時期でした。そんなときにサロンでの話を聞いて、応募しました。

松久:そこからはとんとん拍子で?

田村:そうだね。最初は川口さんがいろいろな仕事を発注してくれたこと、そこで成果を出せたこともあって、案件は増えていきました。

当時、川口さんのチームはそこまで大きくなくて。川口さんが自分に時間を使ってくださっていたことは分かったし、一緒に仕事をしていて面白かったですね。PM(プロジェクトマネージャー)としてさまざまな案件をやりつつ、壁にぶつかったら川口さんに質問していろいろなことを理解していって。繰り返していくうちに、どんどん案件をいただいたという感じです。

松久:現状はどのようなスキルセットがありますか?

田村:スキルセットに関しては、川口さんに育ててもらった部分が大きいです。

独立当初はインターンで学んだインターネット広告全般の運用や、前職のSEとしての経験を活かした仕事が多かったものの、今ではサイト制作やメディア構築も任せていただけるようになりました。

知識のインプットと仕事のモチベーション

松久:さまざまな案件を任される中で、知識のインプットはどのように行っていたのですか?

田村:本やインターネット、人に聞いたりセミナーに参加したりとさまざまです。

インプットは定期的に行っているわけではなく、基本的には1つわからないことがあれば調べ続けるという感じです。お客さんが困っていることがきっかけで調べることが多いかな。

松久:なるほど。では、仕事のモチベーションはどのようなところにありますか?

田村:仕事の結果が出ると楽しいこと、自分を必要としてくれる人がいることはモチベーションに繋がっています。一緒に仕事をしていて楽しいと思えることも大事かな。

松久:そのモチベーションを維持するために大切にしていることはありますか?

田村:ひとりで仕事はしないこと。

フリーランスになるとひとりのオフィスで仕事をすることが多く、人と疎遠になってしまうので、誰かと仕事することを約束するようにしています。

松久:なんらかの形で人と直接関わり続けるということですね。

田村:あと人間って結構弱いから、ひとりだとサボっちゃうけど、サボる時間がないくらいに仕事をもらうというのはあるかもしれないね(笑)

ケタ違い株式会社での案件

松久:ケタ違い株式会社で携わっている案件を教えていただきたいです。

田村:クリニックマーケティングのPMをメインでやらせていただいています。

クリニックのジャンルでいうと、美容クリニックもあれば耳鼻科や歯医者、動物病院などさまざまです。川口さんはAGAに強いイメージがありますが、AGAの案件はひとつもやっていないですね。

松久:ニッチなジャンルも含め、網羅的にカバーしているという感じですかね。

田村:そうだね。私の強みは、手段を選ばずにがむしゃらにやることだと思っていて。

お客さんに結果が出て喜んでもらえるなら、何でもやりたいと思っています。

クリニックのマーケティングには泥臭いことも必要です。特に耳鼻科や動物病院はこれまでやってこなかった案件だったから、探り探りやるための体力が必要で。だから川口さんは私をアサインしてくれたのではないかと思います。体力ありそうだからよろしくみたいな(笑)

松久:信頼関係が構築できているからこそという感じですね。

田村:そうだね。川口さんに対面でいろいろ教えてもらったり、マインドも受け継がせてもらっているので。

ケタ違い株式会社での働き方

松久:ケタ違い株式会社での働き方について思うことはありますか?

田村:いい意味でフリーランスらしくないなと思います。みんな結構仲いいし。

教育という面においても、川口さんは忙しい中でもメンバーを見てくれていると感じるので、フリーランス集団だけど会社員的な要素もあると思います。

松久:働きやすさについてはどう思いますか?

田村:フリーランスだから時間の縛りはないし、人に聞きやすい環境ではあるかな。オフラインで会う人も結構多いので。

フリーランス同士での働き方

松久:フリーランス同士で働くうえで意識していることはありますか?

田村:社会人的なスキルを忘れないようにしています。

新卒入社したNTTデータでは、大手で役職に就いている人の考え方から社会人としての常識まで、さまざまなことを学ばせてもらいました。その経験もあってか、大手企業の人を相手にすることは苦ではないし、メール1本をとっても丁寧に行っています。

それとは逆で、ベンチャー企業でインターンをしていたからこそ、がむしゃらになることも忘れないようにしています。

大手とベンチャーの両方で培った社会人的なスキル同士を組み合わせて仕事することを意識していますね。

仕事をするうえで大切にしていること

松久:働くうえで大切にしていることはありますか?

田村:三方よしを意識しています。誰かが不幸せになっている状態が好きじゃなくて。

例えば、私・お客さん・ディレクターさんがいる状態。お客さんから無理難題を要求されても、プロジェクトによってはどうしても受けないといけない場合もある。そこで、ディレクターさんに「あとはよろしく」とだけ伝えていては負担が偏ってしまうので、私も一緒に考えるとか。

あと、お客さんに知識がない場合。私やディレクターさんが騙してしまえば単価が上がることはあると思うんだけど、そういうのも好きじゃなくて。お客さんにもメリットがある状態で、納得してもらってからやりたいなと思っています。

今後の目標

松久:今後の目標や身につけていきたいスキルはありますか?

田村:自分自身のチームメンバーの拡大はしていきたいです。

自分ひとりで出来ることには限界があるので、利益やお客さんへの価値提供を大きくするためにもメンバーを増やすことが第一かな。加えて、動画やSNSがさらに伸びていくことはわかり切っているので、そのあたりの力をつけて行く必要はあるなと思っています。

ケタ違い株式会社で活躍できる人物像

松久:どのような人がケタ違い株式会社で働くことが「向いている」と思いますか?

田村:いい人ですかね。

スキルがなくても、一緒に働いていて気持ちいいなと思わせてくれる人は向いていると思います。とにかく素直な人。なんか怪しそうな人いるじゃんたまに(笑)

松久:人相にも出ていますよね(笑)

田村:そうそう。そういう人はダメかなと思っていて。逆に、スキルはなくてもできないことは「できない」とはっきり言えて、それに対して努力できるとか。そういう人に向いていると思います。

ポジションにもよるけど、川口さんはスキルを第一に考えないし。スキルのない人も育てようという意識は持っているから。

松久:田村さん自身はどのような人と働きたいですか?

田村:いい人は大前提として、お客さんの目線に立って仕事できる人。

特にケタ違いの案件は受託なので、お客さんを幸せにしないといけない。「自分にできることはここまでです」と線引きしてしまう人とは働きたくないかな。

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