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第一印象が勝負!見たくなるWebサイトのつくり方!!

これまでのストーリーで、アドップはWeb制作やLINEアプリ開発に力を入れていることを発信してきました。今回はそこからもう一歩踏み込み、どのようにWebサイトをつくっているのかという具体的な内容をお伝えしたいと思います。アドップ流「反響あるWebサイトのつくり方」とは一体どのようなものなのか?制作部マネージャー・アートディレクターの雨沼に、仕事内容や求める人物像について聴いてみました。

Webならではのリズム感を大切に

たとえば、新聞の場合、紙で見るのとデジタルで見るのとではだいぶ違いますよね。紙であればあの慣れ親しんだ組み方が定着しており読みやすいですが、同じレイアウトのままWebサイトにしたら、すごく見づらいのではないでしょうか。拡大・縮小して文字が見やすくなるといったレベル感ではなく、そもそも目の追い方が違うので。同じ新聞社のニュースでも、ネットニュースの方がWeb用に構成されているから、やはりストレスがなく見やすく感じます。

また、検索をかけて見るものの、離脱も早いのがWebの特性です。そのため、トップページでいかに興味を引くか、ファーストビューでその企業や製品の「らしさ」が伝わるかが前提になります。紙媒体であれば、紙の質感で魅せたり、中面に加工をすることでワクワク感を演出することができますが、Webの場合は下層の方で素晴らしい仕掛けを入れたところで、そこに到達するまでに離脱されてしまったら意味がありません。

このように、レイアウトなどはもちろんですが、全体的なトーン、見え方を考えることがデザイナーの腕の見せ所になると思います。Webならではのリズム感と言うのでしょうか。音楽で言えば、まずイントロから始まり、Aメロ、Bメロ、そしてサビと来るのがグラフィック、まず最初にサビで勝負して、そこから目的に応じて導線を展開していくのがWeb、というイメージです。


ユーザビリティとリアルタイム感の追求

Webデザインをする上で最優先しているのは、とにかく操作性がよいことです。それがベースにあった上で、動画やアニメーションを入れる、色味やフォントなどの「魅せる要素」をエンジニアと相談しながら加えていくことを意識しています。どんなにトップページがカッコよかったとしても、どこを押したら目的のページに飛ぶのかがわからなかったら、すぐに離脱されてしまいますからね。

そして当たり前のことですが、WebサイトはPCのモニター、タブレット、スマートフォンなど、デバイスによって見え方が変わります。ストレスなく見られるようにするためには、単純にリサイズすればよいというわけでなく、スクロールのタイミングも考えなければなりません。

そのための下準備は徹底しているつもりです。ベンチマークにするサイトを、最低でも20くらいは見るようにしています。同じ業種のものを見て考えるのはもちろん、普段自分が見ているサイトで「この演出はいいな」と思った要素についても、組み込めるかどうか検討しますね。

また、見せ方としてよかったとしても、流行り廃りが目まぐるしいことにも留意しなければなりません。久しぶりに見にいったサイトが以前とはまったく様変わりしていた、というのはよくあることだと思いますが、Webデザインは陳腐化するのが非常に早いです。常に最新のトレンドを押さえて提案していかなければ、あっという間にひと昔前のデザインに陥ってしまうことになるでしょう。リアルタイム感を出すことが非常に大切だと日々感じています。


デザインの幅を広げ自分のキャリアを築いてほしい

アドップはクライアントの業種が本当に幅広いです。自分ができるデザインの幅を広げたいという方にはぴったりの環境だと思います。また、「とりあえずやってみよう」と貪欲に取り組める方であればなおさらですね。「この業種のデザインは未経験だから無理そう…」「自分のアイデアのキャパシティを超えているなぁ…」と思ったとしても、まず取り組んでみる。その方が個人のキャリアとしてもプラスになるのではないでしょうか。もちろん、仕事の割り振りについては、得意分野も考慮しているので安心してください。クライアントからご指名があった場合は、なるべくご要望に応えるようにしていますし。

そうした面を含めて、Webデザインやエンジニアの人材に求めるのは、理解力がある人です。クライアントからの要望をしっかり把握して、自分で消化できることを重視しています。自分の色を出すのは、あくまでクライアントの要望の中で、ですからね。そして、営業やイラストレーター、フォトグラファーなど、他職種の方との関わりも必須の仕事です。人の意見にきちんと耳を傾けつつ、自分らしさを出せるのが理想的だと思います。

こうして改めて理想の人物像を考えてみると、最後に行き着くのは、デザインすることが好きでデザイナーになった人、なりたくてWebエンジニアになった人、ということになると思いました。なんとなくこの仕事に就いた、ではなく「将来こうなりたい」「このスキルを磨きたい」という明確な目標を持って取り組める方を待っています。

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