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【経営幹部インタビュー】トップの右腕として活躍するマネージャーが語る、梅華会の魅力と今後の展望

今回ご紹介するのは、梅華会のマネージャーとして法人を統括する角 映里奈さん。
経営幹部の中でも1番長く、トップの梅岡と共に働いてきた彼女だからこそ語れる、梅華会の魅力やこれまでの苦労、そして今後の展望について熱くお話頂きました!

角 映里奈 / 梅華会マネージャー

兵庫県の阪神間を中心に耳鼻科・小児科6院を運営する医療法人社団梅華会のマネージャー。
現場で培ったコミュニケーション力、マネジメント力、リーダー経験を活かし、
現在はクリニックリーダーの育成や研修、外部クリニックへのコンサルティング等も行っている。


医療事務から医療法人を統括するマネージャーへ

—―新卒で医療事務として梅華会へ入職されたんですよね。梅華会への入職の決め手は何ですか?

はい、私はもともと医療業界を目指していたため、医療系の専門学校に通っていました。そこでの病院実習の経験から、大きな病院ではなく、クリニックで一人ひとりの患者さんと深く関わることの出来る働き方がしたいと思っていました。また、梅華会では医療事務としての業務だけではなく、カウンセリング業務やイベント運営など、幅広い業務に携わることが出来る点に魅力を感じ、入職を決めました。

他にも、梅華会の医療理念に深く共感できたことも大きな決め手でしたね。
特に、
「感謝し感謝される心をもつ」
「笑顔で楽しみながら働く」
「礼儀正しく、誠実に徹する」という理念に感銘を受け、
「この職場で人として大きく成長したい!」と思ったことを今でも覚えています。

ーー新卒の医療事務職から医療法人の管理職に就くというのは、あまり見ない例だと思いますが、現在に至るまでの経緯について聞かせてください。

私が医療事務を始めて3年目の頃に、分院3院目が開院することになりました。クリニックが3つに増えたことで、理事長の梅岡だけでは管理しきれなくなり、各院のマネジメントを行うためのリーダー制度が発足しました。そこで、スタッフから推薦してもらったこともありリーダーに就任しました。しかし当時は、私を含めリーダー全員が一体リーダーとは何をするのか分からない状態で、梅岡自身もリーダーの育て方が分からないという課題がありました。そのため、私たちは手探りでリーダー制度を確立していくことになりました。

ーーー初代リーダーとして、制度を創り上げられたんですね。

その時、梅岡から唯一言われていたのは「理事長の言葉(想いや方針)を、かみ砕いてスタッフへ落とし込んで欲しい」ということです。梅岡の言葉をどう伝えたらスタッフに伝わるのか、何度も試行錯誤を重ね、時にはスタッフに上手く伝えられないことに悩みながら、日々奔走していましたよ。

その後、分院展開が進み合計7院を運営することになるのですが、リーダーが増えるにつれて、リーダーを指導する人材が不足していると感じるようになりました。そこで、これまで私が積んできたリーダー経験を活かして、今度はリーダーを指導する側に回りたい!と考え、梅岡へ直談判しマネージャー職に就くことが出来ました。

ーーーなんと、マネージャー職はご自身で志願されたんですね!
そこに至るまでには、沢山の苦労もあったと思いますが、いかがですか?

そうですね、数え切れないほどの苦労がありました(笑)
特に難しかったと感じるのは、やはり梅岡と現場スタッフの橋渡しをすることですね。スタッフの気持ちに寄り添い過ぎて、経営サイドの意図が理解出来ていなかったり、逆に梅岡側に寄りすぎて、現場スタッフに上手く伝えられなかったり。そのバランスを掴めるようになるまでには、かなりの時間を要しましたし、数々の失敗経験もあります。

ですが、この経験をさせてもらえたことで、改めて自分は話すことが好きだし、自分の強みだということに気付けました。交渉スキルや、相手のニーズを考えながら上手く伝えるスキルも身に付きましたね。これは現在担っている業務においても活かされており、外部の院長先生やスタッフさんとの面談の際に、相手に寄り添いつつ、本人が次のステップに進むための提案が出来ることにも繋がっています。

ーーーこれまでの苦労が、今のお仕事に活かされているんですね!
では、現在は具体的にどんなお仕事をされているのですか?

現在の業務内容は、
・耳鼻科4院、小児科2院のリーダー育成
・診療現場に関するマネジメント全般
・診療現場業務効率化の為の仕組み作り
・診療現場をサポートする部署(診療部)のマネジメント
・他院向けセミナー講師、研修
・薬局や企業向けセミナー講師
・企業向け記事の執筆、講演
など、多岐にわたっています。

ーーー角さんは、外部に向けた活動も積極的にされているようですが、その中で感じるやりがいとはどんなことですか?

そうですね、最近では有難いことに、他の医療機関の方へ向けて私の経験をお話する機会が増えました。その中で「自分と同じような苦労を乗り越えた人の話を聞けて、勇気が持てました」といった言葉を頂くことがあり、それは非常に嬉しいですね。

医療機関って意外と狭い世界なので、自分の悩みに共感してくれる人がいなかったり、先を行く人からアドバイスを貰えないことで悩んでいる人は多いと思います。そんな方々にとって、私の話や経験を聞くことで前向きな気持ちになれたり、悩みに対するヒントを得られているのであれば、それは私がクリニックの外に出て生み出すことのできる価値だと感じています。梅華会の中だけではなく、広く医療業界で働く人のサポートをすることが、私のやりがいだと思っています。


経営幹部の中でも1番職歴の長い角が語る、梅華会の魅力

ーーー経営幹部の中でも、1番長く梅華会にお勤めなんですね。そんな角さんの思う梅華会の魅力とは、どんなところですか?

自分のやりたいことを直接梅岡へ提案し、実現出来る環境がある所ですね!梅華会の方針や想いとズレていない限り、提案に対して梅岡が「NO」を出すことはほぼありません。「まずはやってごらん」と応援し、挑戦させてくれることは本当に有難いと感じています。

ーーーその自由度は、ベンチャーならではの魅力ですね!実際にどんなことを提案・実現されているんですか?

最近では、外部のクリニック向けのサービスを始めました。クリニックに訪問して改善点のアドバイスをしたり、スタッフさんと半年間マンツーマンでコーチング面談を実施する「コーチング・コンシェルジュ」というサービスや、クリニックの課題に合わせた研修、院長先生やスタッフさんとの面談を実施する「&SUMI」というサービスを行っています。

これらのサービスは、これまで私が培ってきた経験を、梅華会の中だけではなく他の医療機関の皆さんにも伝えて役に立ちたい!価値を生み出したい!と考え、梅岡に提案したことで実現したものです。

ーーー梅華会は、経営者との距離がとても近いように感じます。
幹部として経営者のすぐ側で働かれる中で、どんなことを感じていますか?

梅岡から学ぶことは沢山ありますが、その中でも特に印象的なのは「失敗を恐れず、100%を目指さない」ということですね。元々、私は慎重派なので、仕事を形にすることに時間がかかってしまうタイプなんです。しかし、「たとえ完成度が低くとも、まずはリリースしてみて、そこから改善を重ねることが大切。」と、梅岡からは常々指導されてきました。梅岡は言葉で言うだけではなく、自らがそれを体現しているので、その姿を間近で見続けることによって私自身も行動に移せるようになりました。また、実際にやってみると、結果的にその方が良いものが出来るということが感覚として分かるようになり、その成功体験が自信にも繋がりました。

また、梅岡は「長所伸展」を大切にしています。苦手を克服することに時間を割くよりも、得意を伸ばす方が楽しいし、本人の成長にも繋がって成果も上がりますからね。経営幹部の中においても、自分の強みを活かした仕事に取り組み、苦手なことは他のメンバーの力を借りて互いにフォローをし合う、そんな風土があります。なので、私は自分の得意とする「想いを伝える、自分の体験・経験を話すこと」を、最大限活かしながら仕事をすることが出来ています。


今後の梅華会の未来とは

ーーー今後、組織の中で実現していきたいことを聞かせて下さい。

これまで私は、現場の診療業務と管理職を兼任していましたが、今後は現場を離れて管理職に専任する予定です。現場スタッフには一時的に負担をかけてしまうかもしれませんが、それ以上に、現場のお困りごとを解決し、私が管理部門にいる価値を実感してもらいたいと強く思っています。また、梅華会に限らず、現場を理解出来ていない管理部門がマネジメントすることにより、現場との乖離を生む事例は少なくありません。現場経験のある管理職として価値を発揮し、それを梅華会のみに留まらず、医療事務として働く全国のクリニックのスタッフの皆さんにも伝えていきたいと思っています。

また、現場スタッフ達の中には、産休・育休を経て復帰し、チーフやサブチーフとして活躍するメンバーも増えてきました。今後は、経営幹部のメンバーも、女性のライフイベントに左右されずに働ける環境を整えていきたいと考えています。

ーーー女性が多い職場だからこそ、長く働き続けられる環境は大切ですね。

そうですね。医療業界全体として見ても、結婚や出産を機に自身のキャリアを中断せざるを得ない女性が多いという現状があります。様々なライフイベントがあっても、管理職として活躍している女性がいるんだということを、医療業界全体に伝えていきたいですね。

ーーー最後にお聞かせください。
どんな方が梅華会の経営幹部メンバーとして向いていると思いますか?

まずは、相手の気持ちを理解し、共感しながら仕事が出来る人ですね。特に医療職(医師・看護師・医療事務)は専門職であり、一般的な企業とは異なる部分も多いように感じます。そのため、現場スタッフの状況を把握し、相手の気持ちに寄り添いながらコミュニケーションを取ることが重要です。現場と管理部門の乖離を生まないためにも、相手の気持ちに寄り添う力のある方が向いていると思います。
他には、好奇心旺盛で、忙しささえもモチベーションに変えられる人ですかね。正直、経営幹部の業務量はかなり多いです。梅岡は、組織をより良くしていくために、常にアンテナを張って多くの情報を収集し、実現に向けて動いています。そのため、私たち幹部も担当業務以外のことも主体的に考え行動し、時間管理をきっちり行う必要があります。その仕事量や新しいチャレンジに対しても、否定的に捉えるのではなく「どうこなしていこうか?」「この取り組みも面白そう!」とモチベーションに変えて、楽しみながら取り組める人が向いているんじゃないでしょうか。


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