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「メディアで感じた課題をFLUXで解決する。」国内大手メディア出身者が語る、入社を決めたホントの理由とは?

こんにちは、FLUX人事責任者の鷲田(わっしー)です!

FLUXには、メディア出身で広告運用に関して抱いていた課題感を解決したいという想いからジョインするメンバーも多くいます。そして、結果的にベンダー側だけでなく、メディア側の視点も持っていることが、FLUXの強みの一つになっています。

今回はカカクコムで広告マーケティングを担当し、
FLUXでは新規事業開発に取り組んでいる岡上(おかのうえ)さんにお話を伺いました!

広告業界に眠るキャリアのポテンシャル

ーーまずは、これまでの経歴を教えてください。

神戸大学工学部を卒業後、2018年にカカクコムに新卒で入社しました。2021年1月にFLUXに業務委託としてジョイン。3月から正社員として働いています。

ーー新卒では、なぜカカクコムを選んだのですか?

大学では化学を専攻していましたが、研究や生産管理の道は自分には向いていないと思いました。とはいえ、ほかにやりたいこともなくて。そもそも世の中の仕事をあまり知らないことに気づき、多くの人と商材に関われる仕事を探すことにしました。そこで見つけたのが、カカクコムという会社です。カカクコムでは、メーカーとのつながりもあれば、ユーザーともつながりもあります。社内でインハウスしているため、エンジニアやマーケターもいます。ここで経験を積めば、自分が本当に目指したいキャリアが見つかるのではないかと考えました。

――カカクコムでは、どのようなお仕事を担当しましたか?

配属されたビジネスマーケティング部は、価格.comや食べログのマネタイズを考える部署です。コンテンツパワーを活かしたタイアップ広告や膨大なデータを活用した広告商品の開発に従事し、広告の配置やターゲティング、アドテクプロダクトの輸入・導入などを行っていました。

広告はマネタイズ面では重要ですが、広告とユーザーのUXはトレードオフの関係性でもあります。UXを担保しながら、どうマネタイズすべきかを常に考えていましたね。

海外のベンダーと直接やりとりできる人材に

――そこからなぜFLUXへ?転職活動を始めたきっかけを教えてください。

実は僕、転職活動はしていなかったんです。

カカクコムは、アドテクの領域がかなり進んでおり、海外のプロダクトを積極的に導入していました。でも僕は、英語が苦手で(笑)。ベンダーの方と話す際には代理店の方に入っていただいたり、自分が興味のあるプロダクトがあったときにアプローチできない状態でした。やりとりをしていても、伝えたいことがうまく伝わらず、モヤモヤしていました。そのプロダクトが本当にメディアにとって有益なのか、メディア別の細かいニーズに対応できるのかなど、非常に判断が難しい現状があります。さらに広告事業を拡大するためにも、自分自身が直接話せるほどのスキルを身に付けなければと思うようになりました。

そこでまず、留学しようと考えたんです。ただ資金面で不安があって。そこで相談したのが、FLUX CPOの平田さんでした。平田さんはカカクコム時代に同じ部署で隣の席の先輩だったんですよ。在籍時は、2週間に1回飲みに行っていましたし、平田さんが退職した後も定期的に情報交換をさせていただいていました。FLUXはフレキシブルな働き方をしていると聞いていたので、留学しながら手伝わせてほしいとお願いしたんです。結果的に新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって、留学は中止に。フルタイムで業務委託としてジョインすることにしました。

入社の決め手は、環境・メンバー・モヤモヤの解消?!

――業務委託としてジョインした当初の仕事内容を教えてください。

業務委託でジョインした当初は、主にメディア様への広告運用のサポート業務を担当していました。僕がカカクコムで担当していたポジションの方々にコンサルティングし、アドバイスする立場でしたね。ほかにも新規事業の調査やヒアリングを担当しました。

ーー2か月間業務委託として経験した後、別の道に進む選択肢もあったと思います。正社員へのジョインを決めた理由を教えてください。

まずは環境です。FLUXはプロダクト開発部門にも戦略部門にも海外に縁があるメンバーが多くいますし、仕事でも海外の方と話す機会が多くありました。もともと留学したいと考えていたのもあり、日本でもここまで英語に触れられる環境があるのかと驚きましたね

次にメンバーの優秀さです。アドテクや広告はもちろん、ほかの業界を経験した優秀なメンバーが揃っています。異業界からジョインされた方は、広告の仕事をずっとしてきた自分にとっては常識だと思っていたことを、前提から疑うような鋭い質問を投げかけてくるんです。この環境ならば今までの知見をさらに広げたプロダクトをつくれると思いました

そして一番の決め手は、カカクコムでメディアの広告を担当していた時代に感じていた課題を解決するプロダクトに関われることです。自分自身が感じていたかゆいところに手が届くサービスをつくれるのは、非常に面白く感じましたね。

――メディア時代には、具体的にどのような課題を感じていたのでしょうか?

これは会社によっても異なると思いますが、メディア運営にはさまざまな部署・役割があり、それぞれが独自のKPIを持っています。本来なら編集側も広告側も手を取り合って進めるのが一番なのに、それぞれの目標達成のために協力しきれていない部分があって。力を合わせて最適解を考えれば、もっと高い収益を目指せるはずなのにと、モヤモヤしていました。とはいえ、一社員である自分ではどうすることもできませんでした。

しかしそれが、FLUXであれば解決できると感じたんです。FLUXが目指すのは、広告収益の最大化ではなく、ビジネスの最大化です。ロイヤリティの高いユーザーに対して、広告配信やコンテンツ配信を自動で行うしくみにより、編集側と広告側、双方にメリットがあるマネタイズができます。コンテンツにも広告にもフラットな目線で最適解を出せる仕組みは、自分自身がメディア時代に欲していたものでもあり、非常に魅力的だと感じました。

正社員1か月目で、FLUX社を代表してイベント登壇

ーー現在のお仕事を教えて下さい。

現在は、メディア様の広告運用サポート業務を離れて、プロダクト開発をメインで担当しています。エンジニアや経営層とディスカッションしながら、新規事業開発や既存事業の拡大を進めていく仕事です。

現在、特に力を入れているのが、AutoStreamのダッシュボードの開発導入です。カカクコム時代、アドテク技術が難解であるため、どの指標を見るべきか、結果を元にどうPDCAを回していけば良いか、最適解が見出しにくいことを課題に感じていました。どう運用するべきか方針を決める以前に、レポーティングが非常に大変だったんです。

そんな自分の悩みをもとに、情報を分析し、分かりやすく整理したダッシュボードを新規開発しました。自動でレポートを作り出し、メディア様がAutoStreamに紐づくプロダクトを使って、最速でPDCAを回すものです。メディア出身の自分だからこそ、作ることができたプロダクトだと自負しています。一部の機能は10月にリリース予定なのですが、今からお客様の反応がすごく楽しみですね。

――印象に残っているエピソードはありますか?

正社員としてジョインした3月、DIGIDAY PUBLISHING SUMMIT 2021-03に登壇したことですね。実は、このイベントでFLUXは主力プロダクトのリニューアルを外部へお披露目することになってました。FLUXの今後をアピールするためにも重要な場だった訳です。そんなときに、slackで平田さんからプレゼン資料が送られてきて、「これ喋ってきて」と言われたんですよ。正社員になったばかりの自分がこんな大事な場に!?と驚きましたね。裁量が流石にありすぎると思いましたね(笑)。

その後は、プレゼン資料の足りない箇所を補うため、開発中の部分などを必死にキャッチアップして、なんとかやりきりました。平田さん含め、一緒に登壇させていただいた柳田さんに助けてもらわなければ、絶対にできなかったです。自分にとっても非常にいい経験となりました。


▽イベントレポート記事

テクノロジーをカンタンに:パブリッシャーを全方位支援する、FLUXの決意とは? | DIGIDAY[日本版]
THE PROGRAMMATIC PUBLISHER 今やパブリッシャーのマネタイズ、特に広告収益のフォーカスポイントは明確だが、それを取り巻く状況は複雑だ。 ...
https://digiday.jp/publishers/how_does_flux_help_publishers_solve_their_challenges/


ーー岡上さんから見て、FLUXの魅力を教えてください。

大きく2つあります。

1つ目は、スピード感です。僕が入社してから、すでに約80の新規事業案を検討し、3つの案がプロダクトリリースに向けて進んでいます。大手であれば、承認をもらって、予算を取って……、と一つ一つの順序を踏むので、ここまでのスピードではできていないと思います。

これができるのは、意思決定のスピードの速さ、そして情報のキャッチアップ能力の高さがあるからだと思います。会議では、アジェンダを読み上げたりはせず、意思決定だけに注力します。そして決まったことは、すぐにアクションできています。情報のキャッチアップについては、メンバー全員海外プロダクトのトレンドにアンテナを張っています。しかも異業種出身の方もいるので、異なる業界からの知識も入ります。これらの強みが組み合わさって、スピード感の速さに繋がっていると思います。

2つ目は、周りのメンバー優秀さです。ここ半年、人生でこんなに脳みそを使ったことがないと感じています。今までは議論をうまく進めてリードしていける自信があったのですが、FLUXは非常に優秀な人たちばかりで。必死についていかないとおいてかれます。毎日、すごく疲れますよ(笑)。非常にロジカルでプロダクト開発や、PoCの実施など結果のレポーティングまで実現したいゴールを達成するためにみんなが納得して進められる状態になるまで徹底的に議論します。もちろん大事なところへのフォーカス(80/20)を全員が徹底的に意識しているので議論スピードも早く無駄がないです。その分やりがいも大きいですし、成長できる環境に身を置けていることを実感します。

ーーコワルスキーさんにインタビューしたときも、毎日脳みそが疲れるとおっしゃっていました(笑)。優秀なメンバーばかりが揃っているFLUXならではですね。


メディアに寄り添ったプロダクトを提供する

ーー岡上さんからみて、FLUXで課題を感じるところはありますか?

現時点ではないのですが、今後、組織が大きくなると、目の前の課題やKPIにフォーカスしがちになって、何を解決したいプロダクトなのかが見えづらくなると思います。FLUXの目的は、お客様のビジネスを最大化させることです。その目的を改めて社内に浸透させることが必要です。

現在もプロダクトの勉強会を毎週実施して、社員に共通認識を持てるような機会を設けています。メディア出身の僕としては、お客様目線を常に伝える役割を担っていきたいです。WEBメディアといっても、マネタイズの方法はひとつではありません。たとえばアフィリエイトの売上割合が大きいメディア、サブスクリプションに注力しているメディア、世界観を大切にしているメディアなどさまざまな事業戦略があると思います。

メディアが何に課題を感じていて、事業としてどこにフォーカスしているのかまでしっかりヒアリングして、プロダクトを開発したり、ソリューションを提案する意識を自分への戒めも含めて、社内へ浸透させていきたいです。

――岡上さんの今後の目標を教えてください。

将来的には、起業を含め、自分自身でビジネスを一から立ち上げたいですね。また、海外で働きたいという想いも持ち続けています。プロダクトに対する考え方や、価値観、人間関係など違いがあると思うからです。まだ明確なビジョンはないですが、いつか達成したいと考えています。

そのためにもFLUXでは、どんなプロダクトでもどんな環境でも、自分の力でプロダクトをグロースできるようなスキルや人脈をつくりたいです。それができる環境がFLUXにはあります。今後もメディア時代に感じていたペインポイントを解決するようなビジネスを創り、貢献していきます!

ーーありがとうございました!最後に、ここまで読んでくださった方へメッセージをお願いします!

FLUXでは、異業界出身者の方も多く活躍していますが、やはり個人的にはメディア出身者の方だからこそ楽しめる部分が多くあると感じています。これまでに感じてきたペインポイントをFLUXという会社で一緒に解決していきませんか?僕と同じように、メディアでの広告運用に課題を感じている方、FLUXで最強のプロダクトを創りましょう!(もちろん業界外の方もカジュアル面談大歓迎です!)

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