業務委託エンジニアに聞いた「裁量、評価、働き方、など社員との違いは?」ミイダス開発チームの特徴!
2020年現在、ミイダスの開発組織は約50名ほどですが、実はその7割は業務委託として活躍するエンジニアです。そして私たちは、今後も正社員に加え業務委託のエンジニアの方も積極的に募集する予定です。通常は「社員インタビュー」が多いと思いますが、今回はミイダスで活躍する「業務委託インタビュー」をご紹介します!裁量や評価、働き方などミイダスで働くリアルに迫りました。
ーー現在の役割や業務内容を教えてください。
ITアーキテクトとして、ミイダスのシステム開発における技術選定や共通仕様の検討、要件定義を行なっています。
ーー業務はどのように進めているのでしょうか?
現在、ITアーキテクトとしては私一人が行なっていて、特に決まった指示者がいるわけではありません。「ミイダス」にとって良いと思うことがあれば、自ら考えて動くイメージです。逆に言えば、社員の方に依頼したり、意見を伝えることもたくさんありますね。
ーーミイダスにジョインされたきっかけは?
元々はSIerで社員として勤務していました。その後、フリーランスとして独立していくつかの案件を請負っていました。そんな中、新しい案件としてエージェントに紹介してもらったのがきっかけです。
2016年当時は営業チームも含めてまだ全体で10人ほどだったので、まだまだこれからシステムを作り替えて、サービスも大きくしていく点が面白そうだなと思いました。
フリーランスでやっていると、出会う案件はどうしてもほぼ設計段階は終わっていることがほとんどでした。あとは開発するだけのフェーズで、その開発が終わったらそこで契約終了でした。
ミイダスはまだまだやることがあり、開発者も増えて組織も変わっていくこのフェーズは経験したことがなかったので、すごくやりがいがありそう!と魅力を感じたんですよね。
ーー入社したときのギャップはありましたか?
もともとミイダスは人材紹介をメインとしているパーソルグループの一つの部署でした。開発がメインの会社ではなかったので開発者の立場は弱いんじゃないかと思っていたのですが、実は逆で、開発者が主体でプロダクトを進めていました。その雰囲気は今でもずっと残っています。大企業的な仕事の進め方を引き継いでいる感じはなく、ベンチャー感が強いところも意外でしたね。
ーーアーキテクトとしてジョインされたんですか?
いえ、ジョイン当時はプログラマとして参画しました。システムを作っていくうちに、自然とインフラシステムの移行や言語の切り替えの必要性が出てきて、自分からどんどん提案をしつつ、今のポジションに向かっていきました。今のポジションをやらせてもらうのも、特に指示や依頼ではありませんでしたね。
自由な生き方を選択。社員との垣根がなく同じようにプロダクトと向き合える環境
ーー社員と業務委託で業務範囲など、違いを感じる部分はありますか?
業務委託だからこれ以上はやってはダメ、という制限はほとんどないです。業務委託の人は指示をやっていれば良いという空気はまったくなくて、自分から「これ、こんな風にどうですか?」と提案することもあります。場合によっては開発ではない部分にまで改善アイディアを出したりもしています。みんなで会社をつくっていく感じで、社員と業務委託でやりがいの違いを感じることはありません。
コロナウィルスの影響で在宅勤務に切り替えになった際も「開発するために必要なものは会社で買いますよ」と、業務委託であっても同じ開発チームとして同等に扱ってもらっています。
これは思い出話になるのですが、20人くらいの時にエンジニアを大切にしようとなったらしく「予算はひとりいくらで、好きな椅子を選んできなよ」と言われて、みんなで椅子を選びに行ったこともありました(笑)
ーー社内で誰が業務委託で誰が社員と、みなさんわかっているものなんですか?
多分わかっていないと思います。あとから入ってきたエンジニアの方には、私は社員だと思われているかもしれません。「あ、社員じゃなかったんですね」とよく言われるので(笑)
ーー5年目ということですが、社員になる予定はありますか?
ミイダスに限らず、私はないですね。会社に縛られずに自分のペースを自分で決めたいなと思っているので。社員になることを強要されることもないですし、今のままで不自由はないと思っています。ずっとミイダスにいて、骨を埋めようみたいなのもないんです。ただ、今は面白くてやりがいがあるから、自分で選んでここにいる感じです。
新しいことに挑戦できる。エンジニアとして成長できる場所
ーーミイダスで働く面白さは?
新しいことにチャレンジできるところですね。特に、システム的に新しいことにチャレンジができることは私にとってやりがいです。今までは言語をGoに置き換えたり、クラウドをAWSに移行したりしてきました。今よりもっと良いものがあるときに、チャレンジが受け入れられる点は魅力です。
ーー個人的にミイダスで新しいことにチャレンジしたことはありますか?
わたし自身、実はGo言語は経験していなかったので、チャレンジではありました。いままで設計に対して少し意見をする、出てきたものに提案をするのはあったのですが、0からのシステム全体の設計をするのは初めてでした。AWSも初めてだったので、チャレンジの連続でしたね。これだけ新しいことにチャレンジできるのも、提案しやすい環境だからかなと。
ーー今はどんな方に入社して欲しいですか?
アーキテクトとして私の意見が絶対に正しいかどうかも分かりません。なので多方面で経験をしてきた方が集まって、その知見を集結させた方が良いと思っています。同じように上流部分に携わってきた方がもう1人、2人いると嬉しいです。
ーー技術寄りな方、プロダクト寄りな方、どちらの方がマッチすると思いますか?
どちらかというと、プロダクトの思考が強いと感じます。サービスを良くするための技術なので、とにかく新しい技術を突き詰めたい方にとっては、もしかしたら物足りないかもしれないですね。
技術はあくまで手段というか、必要があれば変えていくものなので。よく「それ、そもそもシステム化していく必要あるんだっけ?」と立ち止まることも多いです。逆に何か1つのプロダクトを育てていく過程に携わりたいエンジニアにとっては面白い環境ですね。
ーー他の業務委託の方も、長い期間ミイダスの開発をされる方が多いですか?
そうみたいですね。期間でいうと、私よりも長くミイダスの立ち上げからいらっしゃる業務委託の方もいます。立ち上げ当初は技術面も高く、すぐに自立して自走できるところがフェーズとマッチしたんだと思います。
今でも業務委託の方が多かったり募集を積極的にしたりしているのは、どんな立場の人でも積極的に意見や提案をするという組織の風土としても合っているからなのかもしれません。
最近でも社長の後藤さんに「こうした方が良くないですか?」と直接話したりすることもありますし、そういう文化を潰さないようにしています。組織全体でも、わたし個人でもそうですね。
自信を持って仲間にもおすすめできる職場。自ら提案し、プロダクトを良くしたいエンジニアが集まる
ーー業務委託としても働きやすい環境なんですね。
人によっては指示されてやりたい方もいるので、そういう方には合わないのですが、色々と自分の意見を伝えて何かを良くしていきたい人にはおすすめです。実際に私もエンジニア仲間を紹介したりもしました。
分野は色々あると思うのですが「自分のこういうことを実現したい」という技術的なものであったり、プロダクトであったり、開発組織の分野であったり、明確にある方には最高の環境だと思います。実際に、バックエンドをやりながらアンドロイドアプリをやっている人や、最初はバックエンドで入ったけどフロントにスイッチした方もいます。
評価についても、ミイダスに入ってからはこちらから何も交渉していないのに金額を上げていただき驚きました。もちろん実績や貢献度によるものですが、やったことに対してしっかりと評価されるのはモチベーションに繋がっています。ワークライフバランスもしっかり取れていますし、自信を持っておすすめできる職場ですね。
ーー今後の目標や計画などはありますか?
ユーザー規模がいまの10倍、20倍になっても全く問題ないシステムにしたいですね。ミイダスは会員数も導入企業数も急成長していて、追いつくのが大変な状況なので。まだまだ、やることはたくさんあります。
ーー最後にミイダスで働くことに興味を持っているエンジニアの方にメッセージをお願いします
ミイダスは業務委託として働く場合にも非常に働きやすい環境です。技術的に成長したい方、プロダクトを育てていきたい方、どちらにもおすすめできます。
一見完成しかけている大きなプロダクトに見えますが、急成長の過渡期でまだまだ不完全なところがあり、開発者として関わることに面白さを感じていただけると思います。少しでもご興味をお持ちいただければ、ぜひ話を聞いてみてもらえれると嬉しいです。