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“想像の10倍しんどかった” 新卒スタートアップ/未経験で商品企画をはじめたわたしの成長ストーリー

こんにちは!
株式会社andのです。

暮らしをデザインするライフスタイルEC『Little Rooms』の商品ディレクターとして、商品の企画立案からマーケティング施策のディレクションまで「商品をつくって届ける」仕事をしています。

新卒の年にこの会社に飛び込み、未経験で始めた今の仕事。もう3年も経つなんて早すぎて信じられない。。

このnoteでは商品ディレクターって何をしているの?andってどんな会社?というのを、2人目社員として入社したわたしの目線でありのままお話していきます!

わたしがandに入った理由

新卒では大手広告代理店出身者が立ち上げたベンチャー企業に入り、プロモートやPR施策の企画アシスタントをしていました。

ところがその会社が大幅に事業縮小することになり、入社4ヶ月目で会社を去らなければならないことが決まって。

「会社はある日突然なくなることがある」ということを知った私はその時に、だったら今ほんとうにやりたいことをやろう!と思ったんです。


逆に気が抜けてリラックスして転職活動していた


そしてアパレル・ライフスタイル業界でブランドを運営している会社を探しているうちにandを見つけ、運よく知り合いづてで紹介してもらいました。

考えてみれば私は昔からインドアで「部屋という自分だけの城」が好きだった。
予定のない休日に、好きな音楽をかけながら自分の部屋にこもって雑誌を読んだり、部屋の壁に切り抜きやポスターをペタペタ貼って飾ったりする時間が何よりも幸せだったんです。

一人暮らしの今の家

そんな自分自身の経験がLittle Roomsのコンセプト「小さな幸せ、愛おしい暮らし」に通じると感じ、しっくりきたので入社を決めました。


▼andに入社するまでの波乱のエピソードはこちら

【インタビュー】「昨日の自分よりも成長していないのは嫌」波乱の社会人デビューを経てandに入社したリトルムのキーマン | 株式会社and
こんにちは。East Ventures の大柴(@takanori1976)と申します。7月に and 共同創業者の佐藤真緒さんのインタビュー記事を公開しましたが、今回は『Little Room...
https://www.wantedly.com/companies/company_6418236/post_articles/347166

商品ディレクターになるまで


andでは最初から今の仕事をしていたわけではありません。
会社を大きくすることに携われれば職種はなんでもいいと思っていましたし、最初の頃は商品ディレクターというポジションがなかったからです。

入社当時たまたま募集していたはYouTubeディレクターだったので、最初の約半年間はYouTubeの企画や撮影・編集のディレクションなどを行い、月10本動画を上げたりしていました。

登録者1万人いった日の喜びのストーリー


そして半年くらい経った頃、YouTubeは一旦クローズしてオリジナル商品の開発に注力することになり、私がメンバーとしてアサインされたんです。

商品企画ができるとなったときは正直「ラッキー」と思いました。

大学の時からマーケティングや消費者行動に興味を持っていて、なんとなくその究極はものづくりだよなあと思っていたので、いつかはやりたかったことなんです。

さらにLittle Roomsという好きなサービスで商品企画に携われる。あまり狙っていなかったですが、できることになって、嬉しかったです。

最初の企画案出しは資料を作っている時からすっごくワクワクしていたことを覚えています!

過去に企画した商品の一例

ところが、実際にやってみたら想像の10倍以上は大変な仕事で、超つらかったんです。。。

商品ディレクターという仕事

商品企画をやっていると話すとよくデザイナーさん?と聞かれますが、厳密にいうと私は「商品ディレクター」というポジションで、仕事の内容はPjM(プロジェクトマネージャー)に近いです。

売上という目標に向かって、いつまでにどんな商品を販売するか、それに紐づいてどんなプロモーションを実施するかを決め、スケジュールや品質の管理をしていく…ざっくりいうとそんな感じ。

商品や施策の企画立案だけでなく、常に売上という数字に向き合いながら、進行管理を行なったり社内外のメンバーを巻き込んでプロジェクトを進めていったりすることが求められます。

終わらない仕事を持ち帰った日


最初のうちこそ商品企画ができる!と喜んではいたものの、そういうPMとしてのスキルはほとんどゼロだったので、私はここでめちゃくちゃつまづきました……。

中でも忘れられない失敗は、オリジナルのラグの開発をしていた時のこと。
初めて生地を染めるところから作ったのですが、うまく進行管理やリスク想定ができておらず、想像の倍くらい開発に時間がかかったうえにリカバリーも準備できていないため、シンプルに売上が立つ時期が後ろ倒しになる……という会社としてダメージでしかない事態を起こしてしまったことです。

このとき代表から本当にたくさんFBをもらって、鍛えてもらいました。
プランA~Cをつくるんだよというところから(苦笑)

オリジナルで染めた生地


それでも出来上がった商品は幸いなことにたくさんの人に喜んでもらえて、Little Roomsのベストセラー商品となりました。

誰にどんなものを届けたいかという軸をぶらすことなく、アンケートやインタビューで直に受け取った声を元に企画を行い、時間がかかっても理想のものを作ったからこその結果でした。

ベストセラーのラグ
商品名が思いついたときは「絶対にこれだ」と確信した

発売前にはマーケチームのメンバーも集めて商品のオリエンをし、誰に・どうしてこの商品を届けたいのか、できる限りの言葉を使って伝えました。


ちなみに、1つのオリジナル商品が完成するまでの流れはこんな感じ。

①リサーチ
②企画立案
③製造パートナー探し
④商品開発
⑤撮影
⑥ページの作成
⑦販売施策の実施

大きいインテリアの場合は製造の時間も長いので、これの流れ全体で短くても半年はかかります。

結果が出るまでの時間が長いからこそ、もどかしかったり、途中で挫けそうになったりするんですけど、それをやり切ったときの感慨はひとしおですね。

仕事でうれしいこと、楽しいこと


この3年間を振り返ると、大変なことはたくさんありましたが、心が踊る瞬間もいっぱいありました。

私は企画をすることが自体が好きで、楽しいと感じます。

私は社会人1年目の時に実家を出て東京に来たので、使えるお金が限られている中で一人暮らしをすることの大変さや、選択肢の狭さを実感しています。

だからこそ同じような若者の暮らしを少しでもワクワクするものにしてくれるものを届けたいと心から思う。

そんな風に、誰がターゲットだったとしてもその人の暮らしをリアルに想像して「これが届けたいんだ」という気持ちを持てたとき、企画に熱がこもるし絶対に実現したいとワクワクするんです。

企画時につくった撮影イメージのラフ


そして実際にお客様から「この商品お気に入りです!」という声が届いたときは、気分最高です。

たまにお問合せチャットでそういったメッセージをくださるお客様がいて。
CS担当のメンバーが社内slackの「嬉しいことをシェアするチャンネル」でシェアしてくれるんですけど。

そのメッセージを見たときは、リアルにいいね100回押したくなります。
届けたかった体験が届けられている!と実感した瞬間が一番嬉しい。

andに入って変わったこと

3年前の自分と今の自分を比べると、全然違うと思います(笑)最初は本当何もできなくて…。

社内で飲み会をしていると未だによく話に出るのが、私が入社1年目のときいかにクライアントワークができなかったか(笑)

「メールの言葉遣いにびっくりした」「商談で変なことを言うから本当に焦った」と、自分で思い出しても恥ずかしくなるような話ばかり。

それが最近の上長面談では「クライアント対応はもう安心して任せられるし、社外のメンバーにも町ちゃんいいよねって言ってもらえて誇らしい!」とFBをもらえたので、ああ成長したなあと思いました😂


あとは、PMとしてリスクヘッジやスケジュール管理に大きな課題があったとき、社内でこの本をおすすめしてもらって読み、そもそもの仕事の進め方について見直すきっかけとなりました。

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段取りがちゃんとできると、自分も周りの人も気持ちよく仕事を進められるようになる。
当たり前のことだけど大切な学びでした。

この本が推薦された背景をslackで発見(当時私はいなかったチャンネル)


そんなこんなで、あげるとキリはないですが自分自身で成長したなと実感するところはたくさんあって…。

スタートアップにいるからこそのスピード感で、どんどんいろんなことを任されて、時にはもがきながら、実践の中で1つ1つ学んで行っている感覚です。


大学生の時、20代はあっという間だよとよく言われてきました。でも私、今1年がとっても長く感じるんですよね。
毎日それだけ新しいことに挑戦していて、充実しているんだと思います。

andってどんな会社?

andという会社は、とってもピュアです。

「誰かの今日が昨日よりちょっとでもいい日になるように」
「身近にある小さな幸せに気づくきっかけを届ける」

きっと創業当初から変わらぬ思いを持ったままここまで来ているのだろうし、これからもずっと私たちの理念は変わらないだろうと思います。

ずるしたり、楽な方に流れたりすることは絶対になくて、叶えたい未来に向けて誠実にひたむきにチャレンジを積み重ねる。
そんな人が集まっている組織です。

まだまだ小規模のスタートアップなので、自分の働き方次第で業務の幅が広がっていくのも魅力。
入社半年目だった私がYouTubeのディレクターから商品ディレクターにアサインされたように、チャンスは目の前にあります。

これからについて

今、andの商品ディレクターは私ひとり。
作りたいものや世の中に届けたいものはたくさんあるけれど、正直全然手が回っていません。

2人目のディレクターとして、一緒にLittle Roomsのプロダクトを生み出してくれる方を探しています。


商品ディレクター
自分の手でヒット商品を生み出す!ライフスタイルブランドの商品ディレクター
ミレニアル世代の新しい体験を作る、「コンテンツ・コマースカンパニー」として、ライフスタイルを軸に、時代のうねりに沿った新しい購買体験、そして、コンテンツの未来を作っています。 メイン事業は、「小さな幸せ、愛おしい暮らし」をコンセプトに展開する韓国インテリアに特化したライフスタイルブランド『Little Rooms』の運営です。 顧客のニーズに寄り添い、データとセンスを掛け合わせてヒット商品を生み出すプロダクトチームと、SNSを中心とするチャネルをグロースさせ、商品の魅力を各チャネルの特性に合わせてユーザーに届けるマーケティングチームに分かれて業務を行なっています。 マーケティングでは特に、インスタグラムなどのSNSを活用したマーケティングやファン作りを得意とし、インスタグラムの総フォロワー数は100万人を突破。 ミレニアル世代女性向けのライフスタイルアカウントとしては国内最大級の規模となっています。 【NEWS】 2023.01.24 季節に一度テーマに合わせたライフスタイル雑貨の詰め合わせが届くサブスクボックス「apart」が本格ローンチ! https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000061511.html
株式会社and

愛とこだわりを持ってサービス・プロダクトに向き合い続けられる人。
そんな人と一緒にリトルムのこの先を作っていけたら嬉しいです☺︎


ここまで読んでいただいてありがとうございました。
あなたにいいことありますように👏🏻


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