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未経験からPMに抜擢!入社3か月で全社注力プロジェクトの責任者として挑戦し、見つけた目標とは。【EC事業部/プロテインプロジェクトマネージャー・三上拓哉インタビュー】

新卒で大手電機メーカーに入社後、数度の転職を経験し武内製薬に入社した三上さん。短期間で様々な職種を経験したことで見えてきた彼なりの目標や理想の働き方とは。転職のことから現在のやりがいまで、インタビューしました。

インタビュアー:袴田(インターン)

「様々な職種を経験することで、自分に向いていることを自覚していった。」

ー武内製薬に入社するまではどのようなキャリアを歩まれていたんですか?

1社目は、大手の電機メーカーで海外営業をしていました。

新卒ではなんとなく、大手・安定・ホワイトな会社を目指して就活をしていました。

なんとなくやっていた分、入社してみたら、あまり面白味がなくて。自分は一応マーケティングの部署を希望していたんですが、その希望は叶えられず、いわゆる配属ガチャで、大阪に配属されて海外営業を担当していました。

特にやりたいことも無く周囲に流されている中で、自分のやりたいことは何なんだろうとか、たまたま就いたこの仕事をずっと続けていて良いのだろうか、ということを考えるようになりました。

社会人になったら8割ぐらいは仕事の時間になるわけだし、せっかくだったら自分がしたいとか、向いていると思う仕事に就きたいなと。

それで1年弱ぐらいでウェブ系の広告代理店に転職して広告運用をしていました。

理由としては2つあります。

1つ目が、改めて自分の強みを探した時に、データ分析とか1つの数字に対して、深く掘り下げるみたいなことが向いてると気づいたからです。 自分は結構、数字に対して突き詰めたりとか論理的に掘り下げて考えたりっていうことが好きでした。さらに、計量経済学を大学時代に専攻していたこともあって、やっぱり数字を仕事にしたいと思いました。

2つ目が、比較的若い業界に行きたいと思っていたからです。1社目は、自分の次に若い人が30歳過ぎてるみたいな環境で、4,50代がメインでした。そうなると話にもついていけないし、なんとなく自分は蚊帳の外にいる気がしていました。東京のスタートアップ界隈とかウェブ系とかをみると、若い人でも裁量を持って楽しそうにしていて、ずっとすごく興味がありました。

大手に入って改めて、若い人でも活躍できる所に行きたいと強く思ったので、データ分析と若い業界っていう2軸で転職活動して、ウェブ系の広告代理店に入りました。

そこでは広告の運用で、ひたすら数字を見ていじるみたいな仕事をやっていました。

その後もう1度転職を経験して、トータル3年弱ぐらい、ウェブの広告運用をしていました。ここまでが武内製薬入社前の経歴です。

ー前職では数字の分析と裁量という2軸は満たせていたんですか?

数字を分析するっていうところも若い人が活躍できるっていう所も 両方満たせていました。ただ、仕事をする中で、次は裁量の部分で自分で企画進行して進めたいなっていう思いが出てきました。

というのも、ウェブの広告代理店ってあくまでも事業主がお金を出して、広告代理店が代わりに広告運用をするみたいな構図なんです。 そうなると、事業の上流の部分には口出しできなかったりとか、決められたKPIの設定自体に、そもそも問題があるんじゃないかとか、 目標設定に無理があるんじゃないか、みたいな話をしてもなかなか通らなかったりとか、そもそもその全体像が見えなかったりとかしていて。そこが個人的にはもやもやしていました。

ウェブの代理店にいた後半の方は代理店業というよりかは、代理店という組織を見て、その組織を改善するみたいな動きをしていました。それが会社で評価されて、抽象的な課題に対して自分で課題設定して0から企画進行して、問題を解決するみたいなところに、凄く適正を見出だせた経験があって。 ただそれって広告代理店の本筋の仕事ではないじゃないですか。

そこで、事業会社に行けば、商品開発とかブランドコンセプトの設定、といった上流の戦略から販売まで一貫して担当できるので、「自分で0から課題設定して問題解決する」仕事が出来ると考えました。さらに、広告運用など、自分の今までの経験を活かせるので、やっぱり事業会社でマーケティングをやってみたいと思うようになりました。

ー転職を進めていく中で、なぜ武内製薬に入社しようと思ったんですか?

事業会社のマーケティング職でいろいろ探していたんですけど、武内製薬がいいなと思った理由は3つあります。

1つ目が、組織作りに携われると感じたことです。

武内製薬はまだまだリーダー層が不足している状況があって、マネジメント層にタスクや意思決定機会が寄ってしまうこともあります。そういった組織的な課題があることが自分は魅力に感じました。前職で組織作りの部分にも携わっていたので、そこで自分の経験を活かせそうだという意味で、自分が貢献できる部分が大きそうだな、と思いました。

2つ目が、商材が身近であることです。僕自身は、例えば教育を変えたいとか、物流のデジタル化を進めて世の中を変えたい、みたいなビジョンを持っていないし、モノにも興味がなくて。それが事業会社に転職する際のネックでした。モノに興味がないと、やっぱり事業会社よりも広告代理店とか、自分の興味に左右されない仕事の方が向いてるんじゃないかな、と思っていました。だけど、武内製薬が扱う化粧品や食品必需品なので、興味が無いからといって全く使わない訳でもないし、ユーザーの気持ちも共感できると思ったので、興味の無さはあまりネックにならず、やりやすいだろうと思いました。

3つ目は、雰囲気が合いそうだと感じたことです。 一緒に働く人との相性は結構大事だと思うので、面接を受ける中で慎重に確認した部分ではあります。同世代が多く、感性とかが合いそうだな、と強く感じたので、最終的に武内製薬への入社を決めました。

組織の状況、商材の特性、働く人との相性の3点で選びました。

「強みを活かして会社全体に影響を与えることが、自信につながっている。」

ー三上さんは現在、EC事業部のECモールチームに所属されていますが、どんな業務を担当されているんでしょうか?

実は所属だけだとECモールチームになっているのですが、業務全体の7割ぐらいはプロテイン事業の責任者を担当しています。今年の4月末ぐらいからやらせてもらっています。具体的には、プロテイン事業のブランド戦略から市場調査、商品開発、PLの管理、需要予測、販売戦略の策定などのマーケティング、広告運用、SNS運用、広報企画まで幅広く見ています。各担当者へのディレクションやプロジェクト全体を統括して意思決定をするといった、ディレクション業務がメインです。結果的にこのプロジェクトの比重が高いので、業務の7割を占めています。

ECモールチームとしての仕事は、業務全体の2割くらいで、Amazonのモール運営を行っています。武内製薬の全商品をAmazonで売るために、主に広告運用をやりつつ、LPの改善や、商品価格の設定、商品ページの改善などを担当しています。

といっても、プロテイン事業とECモールチームの業務は関連しています。武内製薬のEC事業でAmazonの売上の1/4近くはプロテインが占めているので、広告運用をしつつ、Amazonの戦略を考えていくという部分は関係してくると思っています。

その他、OEM事業のSEO対策記事のディレクションだったり、OEMのお問い合わせを増やすためのリスティング広告の運用なども担当しています。

結構幅広い業務を担当しています。

ープロテインプロジェクトの責任者になることはどのように決まったんですか?

「やってみないか」と声をかけてもらいました。きっかけは、Amazonや楽天のようなECモールがメインだった販路を、自社ECまで広げたいという話になったことです。自社ECで販売することで、カスタマイズの幅が広がったりリピート購入を促したりできるようになるというメリットがあって、会社として事業を広げたいっていう中で、それをプロテイン事業のザプロがやることになりました。

僕が前職でやっていた広告の運用が、独自ドメインのページの広告をFacebookとgoogle等に出すっていう仕事だったんですよ。そこの経験を持っている人が武内製薬では他にいないので、やって欲しいと声がかかりました。

あとは、僕自身としてもブランドを自分で1から作ることをやってみたかったんです。広告運用をしている中でも、「こういう商品設計にした方がコンバージョン率が上がりそうだな」とか「もう少し競合の少ないマーケットに商品出せるんじゃないか」とか考えるときがあったんです。

作る人と売る人の連携を、もう少し取ったほうがいいなあっていう課題があったので、ブランドを一貫して見て、こういうふうに売りたいから、こういう商品を開発する、こういうふうに広告運用してマーケティングしていくという流れを一貫してやりたいという思いがずっとありました。

会社のやりたいことに自分が貢献できる部分と、自分がやりたいことがマッチして、是非責任者として仕事をしてみたいと思いました。

ー仕事をする中でうれしかったことを教えてください。

自分が課題設定して考えて提案したものが、会社的にやろうという意思決定に繋がった時はうれしいです。 自分が考えてることがしっかり評価されるっていう意味なので。

あとは、今まで誰もやってこなかった新たな視点を自分が加えられたときは嬉しいですね。例えば自分は広告運用の視点からユーザーがどういうものを求めているかが分かる。それを商品開発にも反映させて、もっと広告戦略と商品開発をセットにした戦略でやっていこうと全社方針で決まったときはうれしかったです。

あとは純粋に成果が出たとき。ウェブマーケの世界だと、施策に対する結果が数字に現れやすく、かつD2C業界だと自分の責任範囲も広いから、狙った通りの結果が出たときには、特に面白みを感じます。

「仕事を通して人としても成長したい。」

ー今後の目標を教えてください。

プロテイン事業単体で年商10億円を達成したいです。会社としての目標でもあるので、そこはしっかり成果を上げたいですね。

もちろん一緒に働くメンバーの協力が土台にあってこそですが、これを達成できれば、自分自身のキャリアにおいて大きな実績に繋がりますし、今まで協力頂いた方々にも「やってよかった」と思っていただけると感じています。そこである程度スキルやノウハウを自分の中に身につけられれば自分自身も人として成長して、キャリア志向がより高次なものになっていくと考えています。 例えば、自分のスキルや実績ばかりを考えるのではなく、他者貢献にもっと目を向けて組織作りに携わってみたりとか、メンバーの成長を支えるなど自分以外の誰かの役に立つことをやってみたり、より自由に色々実現できるんじゃないかなと思っています。

ー仕事をする中で難しかったことや大変だったことはありますか?

人を動かすことはめちゃくちゃ難しいと感じています。

僕はプロジェクトリーダーなのでメンバーへのお願いや関係各所への調整が発生することが多々あるんですね。でも、人にお願いするときって、ただお願いするだけじゃうまく行かないという経験を何度もしてきました。例えば、一つの仕事だけを分断された状態で振っても仕事を進めにくい場合があるから、そういう時はもっと詳しく全体像を伝えたり、本来任せたい仕事より少し手前のところからお任せしたりっていう工夫をしてます。

今ちょうど自分のタスクが増えてきて、人に仕事を振らないといけない状況に差し掛かっていて、プロジェクトリーダーとしても、それ以外の場面でも、これからそういった仕事が増えていくと思うので、転換期に差し掛かっているというか。

今まさに苦労すべきところで苦労しているという感覚はあります。

人を動かすことの難しさを痛感しています。

「1つの働き方に縛られず、みんなが満足感を持って働ける会社。」

ー武内製薬の社風に合っている人はどんな人だと感じていますか?

結構いろんな人にフィットすると感じています。というのも、2種類の働き方が武内製薬ではできると思っていて。

1つがワークライフバランスを重視しつつ、押しつけ仕事じゃない働き方。

仕事にやりがいを感じたいけど、仕事を早めに切り上げてプライベートを楽しみたい人みたいな人も充実した働き方ができると思うし、実際そういう働き方をしてる人たくさんいます。

もう1つが、自分で0から課題設定して仕事を作っていって、自分の市場価値を上げていくというようなキャリアを積む働き方。どちらかというと自分は後者を目指して試行錯誤している途中なんですけど。武内製薬は、マネジメントに近い層はまだ足りてないので、言われた仕事をこなすよりも、自分で課題設定して進めていくほうが向いていると感じる人には、貢献の余地が多くあると思います。全然まだ手を付けられていない部分もたくさんあるし、見えてない課題もたくさんあるので、成長意欲がある人もやりたいことができる環境だと思います。

ー求職者にメッセージをお願いします。

僕自身、今4社目なんですよ。26歳で4社目なので転職の際に「ジョブホッパーだよね」って言われて落とされた面接もたくさんありました。そんな中で、武内製薬はそういった点で偏見はなく、しっかり素質や適正を見て評価してくれました。

僕は転職するまで心を病んでしまうようなこともあったんですけど、今はいい感じに未来が見えてきている気がしています。キャリアで悩んでいる人や、この記事を読んで楽しそうだなとかちょっとやってみたいなと思った人は、是非チャレンジしてみてください。そうしたら多分道があるので。



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