はじめまして。高見澤昇吾と申します。
2001年の入社以来、企業のPR、IR、サステナビリティにかかわる広報ツールの制作に携わってきました。私からは、ブレーンセンターにおける「ディレクター」の仕事についてお話します。
入社理由
私が入社した2000年代初頭は、“就職氷河期”と言われる時代でした。就職戦線は“買い手市場”で、終身雇用も終焉を迎えると言われるなか、「自分の力で食べていく」能力を身に着ける必要があると強く思っていました。
そうしたなかで、当時、東京本部の社員数が20数人の規模だったブレーンセンターであれば、早いうちから幅広い経験ができる、いろいろな会社の仕事ができると考え、入社しました。特に、小さな独立系の会社でありながらも、自分たちの知恵を使って大手を含めた多様な企業のコミュニケーションを支援していくというスタンスに惹かれました。これは、いまも変わっていないと思います。
入社してからは、営業での新規顧客開拓から、企画、デザイン、編集といった制作工程を取り仕切るディレクションまで、幅広い業務経験を積んできました。担当してきたクライアントも、未上場の中小企業から、業界を代表する上場企業まで多岐にわたります。
現在は、さまざまな案件のメインディレクター、プロジェクトマネージャーとして、主に上場企業のクライアントを担当しています。
ディレクターの役割
当社は、企業コミュニケーションを支援する企画制作会社として、Webサイトや印刷物、映像など、さまざまなメディア・分野の企業広報ツールを制作しています。それら制作物は、基本的にはすべてオーダーメイドです。
クライアントのニーズは各社各様で、それぞれの企業固有の特長、強みを効果的に伝えるために、クライアントからニーズをヒアリングし、企画・デザインを提案し、何度もクライアントとキャッチボールしながら、一つひとつコンテンツをつくりあげていきます。
一つの案件には、AE(営業担当)、プランナー、デザイナー、ライター、DTPオペレーターあるいはWebコーダー、カメラマン、翻訳者、校正者など、社内外の多くのスタッフが参画し、大きい案件であれば10人以上のチームとなります。それらスタッフに指示を出し、成果物を検証し、顧客とも対話しながら、予算・納期に合うように制作進行を統括するのがディレクターです。
したがってディレクターは、営業、企画、編集、制作進行など総合的に業務に通じている必要があります。小規模の案件であれば、それらをディレクター一人で完結することもあります。
ディレクターの役割は、一言でいえば、顧客満足度の高い制作物を、効率的につくりあげることです。とりわけ“顧客満足”は、ディレクションによって左右されることが大きいです。プロジェクトチームのなかで、ディレクターが最もクライアントと接する機会が多いため、信頼されれば次の仕事をお任せいただけることもありますし、信頼を失えば切られてしまうこともあります。
なかには、無茶な要求をしたり、要望が会うたびにコロコロと変わったりするクライアントもいます。例えば、大幅な企画構成の変更や納期の前倒しを急に要求されるケースもあります。そうした際に、スケジュール・予算・品質のバランスを考え、先方と交渉しながら、最適な落とし所を探ります。時にはクライアントとぶつかり、粘り強くコミュニケーションをとりながら、結果的に予算、納期を守りながら高い品質のものをつくりあげることで、顧客満足度を高め信頼を獲得することが、ディレクターのミッションだと考えています 。
個人として
私にも、15年以上にわたって担当しているクライアントがいます。新規でイチから開拓したのですが、一つひとつの仕事で信頼関係を築きながら、現在では、複数の案件をお任せいただいており、当社の大口クライアントの一社となっています。このクライアントとの仕事を通じて、私自身、多くのことを学ばせていただきました。
もちろん現在は、私のみならず、案件ごとにプロジェクトチームを組み、複数のディレクターがそれぞれのプロジェクトを進行しています。
当社には、さまざまなPR分野、メディアを制作する能力があり、それぞれに長けたスタッフがいます。そうしたスタッフの力を結集して、上記のように複数の案件を、長期的にお任せいただけるようなクライアントを一社でも二社でも増やしていくこと、またそうした案件を担えるディレクターを増やすことが、私にとっての目標です。
当社に、興味・関心をお持ちいただきましたら、ぜひ一度、話を聞きに来てください。
自分たちの知恵を使い、大手企業を含めた多様な企業のコミュニケーション支援に挑戦したい方、ブレーンセンターで一緒に働いてみませんか? 募集ページも是非ご覧ください。
■この記事を読んだ方へ、是非読んで欲しい当社ストーリー
長きに渡り企業コミュニケーション事業の最前線で活躍してきたプロフェッショナル社員から、
当社の事業内容と、自身のやりがいを語ってもらいました。
株式会社ブレーンセンターでは一緒に働く仲間を募集しています