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【#国際女性デー】日本と海外ではまるで違う日?当協会の取り組み

3月8日は国際女性デー!皆さん国際女性デーってどういう風にお過ごしですか?

今回は国際女性デーの海外での取り組みと当協会の取り組みをご紹介いたします!

国際女性デーって実は、世界ではバレンタインと同じくらいの盛り上がりと言っても過言ではない、一大イベントなのですよ!

1.国際女性デー(INTERNATIONAL WOMEN'S DAY)とは

1975年の国際婦人年に、国連で定められた日です。商業施設のイベントや広告を見て「女性が輝く日」というイメージを持っている方もいるかもしれません。

本来は、女性労働者などが女性参政権運動を進めるための「革命の日」です。起源は諸説ありますが、1904年3月8日に、アメリカ・ニューヨークで女性労働者が婦人参政権を求めたデモに遡ることができます。


2.中国での国際女性デー

中国では国際女性デーは誰もが知っている毎年の一大イベントです。

国際女性デーには日用品が安くなるセールを開催したり、友人や会社の仲間に贈り物をしたりします。

子供の頃、母親は毎年3月8日に、会社からたくさんの日用品を無料で持ち帰ってきていたことが印象的でした。また、中国では、男子大学生は同期生の女子にプレゼントを贈ったり、大学キャンパスでお祝いバナーを掛けたりしています。(まるでバレンタインですね!)

国際女性デーを本当に実感したのは、2019年に上海で日系企業のインターンシップに参加した時のことです。

福利厚生で、女性社員全員が国際女性デー当日に半日の休みを取れるものです。

その時、上司からミモザをもらいました。

※(当時の写真)

国際女性デーにミモザを贈るのは、もともとはイタリアの習慣だそうです。しかし当時はそのことを知らず、「贈る花はピンクのお花」というイメージをずっと持っていたため、ミモザをもらった時はとても新鮮でした。今でも心に残る良い思い出です。

実はイタリアでは3月8日を「ミモザ祭り(Festa Della Mimosa)」と呼び、男性が女性に感謝してミモザの花を贈る日とされています。 理由としては、イタリア女性組合のシンボルとしてミモザが選ばれていることや、ミモザは誰でも手に入れやすいお花ということが挙げられています。 そして、黄色い花は厳しい冬に終わりをつげ、暖かい春がきたことを知らせてくれる幸せの色といわれています。

振り返ると、国際女性デーが広がっているような中国で、ちょっと飾りにくいミモザをもらった女性社員たちの戸惑う様子を、再び思い浮かべました。

ミモザは生花として楽しめる時間は短いですが、ドライフラワーとして楽しめます。

それに対して、唯一の日本人でなおかつ男性の上司は、ほかの会社と違い、象徴的な存在であるミモザを贈ることにしました。コントラストとなっているこの二つのことに、ミモザの背景をようやく調べて分かった時には、すごく衝撃を受けつつ、面白みも感じました。

このような国際女性デーならではの体験がもっと世の中に広まったら、人々の繋がりがさらに生まれ、きっと生活が豊かになるでしょう。


3.そして日本では…

日本では国際女性デーというと、まだ一人ひとりまでなじみがないと思いますね。

最近ではやっと、国際女性デーを日本の「新たな文化にしよう」という声も聞こえています。

ぜひ国際女性デーがもっと社会に普及してほしいです。普及する際に感じる点としては2つあります。

一つ目は、女性限定セールなど、と言ったような「商業化された祝い方」を楽しむだけではなく、国際女性デーの由来や歴史を大切にして伝えられると嬉しいです。

なぜそもそも国際女性デーが生まれたか歴史を知ることによって、その日の過ごし方も変わってくると思います。

二つ目に、国際女性デーで再生産されたジェンダーバイアスを無視してはいけないと思います。例えば、半日の休みが取れるのは男性社員でもありえます。理由としては、無理矢理に男女平等にするためではありません。国際「女性」デーであっても、男性を休ませることを通して、彼らの女性家族と一緒に過ごす機会を増やすという考えがあるからです。

そのため、日本もぜひ様々な取り組みを通して、100年前の彼女らのジェンダーバイアスを是正しようとする勇気と行動をたたえ、世の中が前へ変わっていってほしいです。


4.一般社団法人パートナーシップ協会のアクション

性別を問わず、メンバー全員にミモザを贈る習慣を始めました。花を贈ることも贈られることも少なくなっているご時世ですから、他のメンバーも喜んでくれていました。

まず、私達ができることを一歩ずつ行うことによって、社会や企業の空気が変わっていってほしいと考えております。

続いて、今後もっと時節・祝日などに合わせて、素敵なイベントをどんどん企画していきたいと考えます。

ジェンダー知識の普及により、みんなで現存の偏見や障壁について話し合い、個人の苦しみと願いを理解できる協働的な社会環境になって欲しいです。それはきっと経済活動においても、仲間のパフォーマンスを引き出し、イノベーションを促進できると信じています。

※(2022国際女性デーおめでとうございます〜お花ありがとうござました)

ぜひ今後の一般社団法人パートナーシップ協会の活動にご期待くださいませ!

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