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総合商社から豆富職人?!キャリアではなく、自分自身の生き方に目を向けた―豆富事業責任者 古田智也


ECをメインとしてきた私たちにとっての新たな挑戦である『深山豆富店事業』。2021年5月に飛騨にUターンしたばかりの古田智也(28)が責任者として従事しています。前職は総合商社というユニークな経歴を持つ古田に、本事業のこと、豆富事業のことを聞いてみました。

※ヒダカラが深山豆富店を事業継承するまでの経緯についてはこちらをご覧ください

豆富作りを学ぶ機会は、きっとこの先の人生二度とない

現在、岐阜県大野郡白川村にある深山豆富店の事業責任者として、事業全体を統括している古田。
豆腐の製造を行うとともに、クラウドファンディングや店づくりなど事業にかかわるすべての業務を統括しています。

2021年7月にヒダカラに入社したばかりですが、自ら本事業の責任者に手を挙げました。
ヒダカラに入社して最初にした仕事は、なんと豆富作りの修行。

「前職は総合商社で海外向けの販売をしていたので、製造業は全くの未経験でした。でも、最初にヒダカラが豆富店を事業継承すると聞いて、真っ先に『面白そうやな!』と思いました。小規模のお店の経営、しかもその立ち上げにかかわれるチャンスはなかなかないですし。やるなら製造も含めすべてを理解したいという気持ちもあったので、豆富作りから学ぶと聞いて、『この先の人生で、豆富作りを学ぶ経験はきっと二度とない!』と思い、即答で『やりたいです!』と社長に伝えました。」

そうしてすぐに始まった豆富作り修行の日々。
深山豆富店の前店主である大野誠信さんから、マンツーマンで豆富作りを学びました。
未知の世界だったので事前にいろいろ勉強したそうですが、実際修行が始まってみると、マニュアルなどはなく、大野さんが大切にしていたのは自身の感覚。

「『見て覚えろ!』という教育方針だったので、製造中は集中して見ていました。それで帰り道に頭の中でその日やったことを整理し、次の日にやってみるという感じです。でもやっていると、必ず何かしら抜けていることがあって、そういう時は大野さんからゲキが飛んでくるんです(笑)それによって記憶に残るので、愛のある厳しい教えには本当に感謝しています。」

工程は数週間で覚えることができたものの、作ってみると何かが違うということも・・・。
そんな時は何が違うか考え、次に作るときに少し変えてみる、という改善を何度も繰り返しました。
また一定の固さで作ることが難しく、気温によって豆の状態が違うので、水の量を工夫するなど、日々学ぶことばかり。

そんなトライ&エラーを繰り返しながら修行を続け、1か月も経つと一人で製造できるようになりました。
わからないことは大野さんに質問し、ひとつひとつ改善していく。
それを繰り返す日々は、「面白かった」と話す古田。

「一筋縄ではいかないからこそ苦労するし、自分で考えます。その中でうまく作れた時の喜びはとても大きいんです。」

—先代の大野誠信さんとは、修行を通して熱い信頼関係を築いた

充実した総合商社での日々

そもそも東京の総合商社に就職し、約束されたキャリアを歩んでいた古田が、なぜヒダカラに入社し、豆富に携わる道を選んだのでしょうか・・・。

古田は岐阜県高山市出身。高校卒業とともに飛騨を離れ、京都の大学に進学したのち、東京で就職します。そして新卒で入社した会社は総合商社!グローバルな環境でインパクトの大きい仕事をしてみたいという思いが大学在学中からあり、その思いを叶えて晴れて総合商社の化学本部で海外に日本の化学品を販売する仕事に従事しました。

—化学本部の後輩と会社ロゴの前で撮影

—海外出張では現地バイヤーとの交渉も経験した


グローバルな仕事をする中で大きなビジネスの面白さや難しさを肌で感じながら、東京生活を満喫。充実した日々を送っていた古田ですが、自分のライフスタイルについて考えることはよくあったそう。

「東京に暮らして1年近く経った時、ふとこの環境で将来子育てをしたり、おじいちゃんになっていくのかな・・・と考えたんです。仕事も面白かったし、東京の生活ももちろん楽しかったんですけど、長い人生を考えたときに、自分が生まれ育ったような田舎の環境がいいなぁという思いがありました。」

子供の頃は川に行き、森で虫を取り、自然の中に秘密基地を作るなど自然を謳歌して育った古田はキャンプ、BBQなどアウトドアが大好き。東京にいると自然が遠いし、自宅にはキャンプ用品を置けるような広さもない。そんな風にも感じていた。

コロナで変わった働き方――自分の生き方を考えるきっかけに

そして4年目に入った春。新型コロナウイルスの影響で環境がガラッと変わりました。

「緊急事態宣言で完全テレワークになり、出張もなくなりました。それまで年何度も海外出張に行って、肌でビジネスを感じられていたのがすべてオンラインになり、面白味ややりがいが薄れたように感じましたね。外にも遊びに行けなくなり、高い家賃を払って狭い家で暮らす意味って何だろう・・・とライフスタイルにも疑問を持ち始めました。」

自分にとっての幸せとは?
どういう環境で暮らしていきたいか?

それを自分に問いただした時、Uターンをしようと決意。

そこから次のステップをどうしようかと悩みつつ転職先を探していたところ、ヒダカラのオンライン採用説明会に参加したことがきっかけとなり、ヒダカラへ入社。現在に至ります。

豆富の味を守りながらチャレンジを続けたい

2021年6月より修行を始め、2021年9月にはヒダカラの新事業として深山豆富店が再オープン。
大野さんに質問をする回数も減り、自分の力でで豆富が作れるようになりました。
今後は、商品開発や豆富事業から派生した新たな取り組みもしていく予定です。

この深山豆富の味を守りながら、より多くの人に食べてもらいたいです。そのためにスイーツや簡単に食べれる豆腐料理など、楽しんでもらえる商品の開発や、豆富の製造から派生して、カフェや飲食店に展開していったりしたいですね。またいろんな飛騨の事業者さんとコラボして、この場所を起点に飛騨を盛り上げられたいいなと思います。」

古田智也と一緒に深山豆富店で働きませんか?

現在、株式会社ヒダカラではこの豆富事業を盛り上げ、一緒に成長してくれる仲間を募集しています。

僕もまったくの未経験から豆富作りを学んだので、スキルや経験が必要とは思っていません。それよりも「思い」や「情熱」を持っている方と一緒に未来に向かって進んでいきたいと願っています。」

ヒダカラの取り組みの共感してくれる方

深山豆富店を通じてやってみたいコトがある方

この事業を未来に残したいという思うを持ってくださる方

そんな方に仲間になっていただければ、さらに深山豆富店をオモシロく、そして地域を豊かにできると信じています!

株式会社ヒダカラでは一緒に働く仲間を募集しています
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