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ヒダカラスタッフインタビューvol1|デザイナー加藤茉奈

ヒダカラに少しでも興味を持ってくださった方に、ヒダカラの中の人を知って頂くために社員インタビューを掲載していきます。
1人目は、デザイナー兼カメラマンの加藤 茉奈(かとう まな)。デザイナーを目指したきっかけや、ヒダカラへの転職、今後挑戦したいことなど聞いてみました!

デザインスキルやセンスの良さはもちろん、ホスピタリティと行動力が凄まじい加藤茉奈の魅力を皆様にお届けしたいと思います。


加藤 茉奈(かとう まな) 
2020年9月より株式会社ヒダカラ勤務。
幼い頃から絵を描くことが好きで、芸術系の短期大学に進学し表現芸術学科を卒業。
新卒でデザイナーとして大阪の広告代理店に入社。そこで3年勤めた後に飛騨にUターンを決意し、デザイン会社で4年間、月刊のフリーペーパー制作やチラシ、ポスターなど飛騨地域のイベントやクライアントのデザイン業務に従事。
現在ヒダカラでは、デザイン業務に加えて企画や撮影などデザインに関わる全般の業務を担当。
Instagram:@kt____photo

目次

  1. デザイナーとしての本業も加藤茉奈としての副業もどっちも全力で取り組むために
  2. クリエイティブなことが好き!という幼いころからの軸を貫いた進路とキャリア選択
  3. 人との繋がりを大切にして広がった自分の世界
  4. 加藤茉奈の今後のビジョンとチャレンジ

デザイナーとしての本業も加藤茉奈としての副業もどっちも全力で取り組むために

ーーまずはヒダカラで具体的にどんなお仕事を担当しているか教えてもらってもいいですか?

茉奈:グラフィックデザイナーとして、主に商品のパッケージやチラシ、ロゴ、バナーを作ったり、プロジェクトがあった際にはそのページのデザインと企画などもしています。
あとカメラマンとして商品の写真撮影をする仕事も担当しています。
例えば、飛騨の事業者さんがふるさと納税の返礼品として掲載したい商品や、自社のECサイト「ヒダカラ商店」で販売している商品などを撮っています。
あとは昨年の年末にはお正月にぴったりな飛騨の“おいしい”を詰め合わせた限定商品を企画から、デザイン、同梱物作り、撮影、梱包まで全部任せてもらって作ることもしました。


ふたりごちそう箱

ーー まなさんが作ったこのお初月限定の「ふたりごちそう箱」は大人気で即完売でしたもんね!お重じゃなくてカッティングボードというところも素敵で私も欲しかったです!

茉奈:箸置きやカッティングボードの名入れなどの細かい部分まで全部手作りしたので25箱限定になってしまったのですが、その分1つ1つに思いを込めて作ることができて、そして喜んでいただけたことが本当に嬉しくとてもいい経験になりました。


1つ1つ手作りで包装

ーー まなさんのアイデア力やお客さまへのホスピタリティを本当に感じる企画でした!そもそもヒダカラ入社のきっかけは何だったんですか?

茉奈:取引先の会社様から、こうすけさん(代表:舩坂康祐)を紹介してもらったのが一番最初です!その時、お話を少し聞いて「面白そう」とは思ったんですが、事情がありなかなか決断ができませんでした。でもその後、偶然なんですが、家の近所にデザイナーの女性で仲良くしてもらっている方がいて、その方から今度「ヒダカラに入社する」という話を聞きました。
とても尊敬している方だったので、この人が入社するなんてそんなに良い会社なんだ!と気になり、その後にかなこさん(代表:舩坂香菜子)にお会いしてお話を聞かせてもらいました。
お話をする中ですごく魅力的な方だなと思い、こんな人が飛騨にいたんだ!と衝撃を受けました。そこから漠然とですが、ヒダカラで働いたら楽しそうだなと思うようになりました。

ーー ヒダカラ入社前も飛騨でデザイナーをされていたんですよね?
茉奈:はい、ヒダカラ入社前も地元のデザイン会社でデザイナーとして働いていました。
そこでも楽しく満足して働いていたのですが、2年前からやりたいことがたくさん出てきて休日や平日の夜をその事に使っていたら少しバランスが取れなくなっていたんです。それと私はコミュニケーションを取ってお仕事をするのが好きだったので、もう少しお客さんと話たり、顔が見れるお仕事がしたいと思っていました。そんな時にヒダカラに出会い、ヒダカラだったら、地域の方と距離が近く、色々な人や街に貢献できる仕事内容で、そして自分個人としての活動も大いに応援してくれる環境だったので、ヒダカラへの入社を決意しました。

ーー 色んな働き方を応援してくれる環境が茉奈さんにぴったりだったんですね!素敵すぎます!


副業のカメラマン姿


ウエディングの撮影

クリエイティブなことが好き!という幼いころからの軸を貫いた進路とキャリア選択

ーー 本業も副業もマルチに活躍している茉奈さんですが、昔からデザインなどに興味があったんですか?

茉奈:そうですね!ありきたりな言い方になってしまうんですが、小さな頃から絵を描くことが好きで、自分が描いた絵を両親に褒めてもらえることがとても嬉しくてわざわざ見えるところで描いたりしていました(笑)
中学生の時、将来について考える時間があったんですが、そのときは某テーマパークのお土産のデザイナーになりたいと思っていたんです。そこで中学の先生にどうしたらなれるのか聞いたところデザイン事務所やデザイン学校があると教えてもらい、そこから本格的に将来のことを考えるようになりました。

ーー そこからどんな進路を選択したんですか?

茉奈:高校は地元の普通科に進学したんですが、絵画教室に通わせてもらっていました。やっぱり昔から変わらず何かを造ることが好きだったんです。
高校卒業後は幅広くクリエイティブを学びたかったので神戸にある芸術系の短期大学に進学し、表現芸術学科というところで陶芸や音楽、ダンスなど表現に関係する色々な学問を学びました。

ーー 高校時代から飛騨でクリエイティブな習い事をするなんて考えたこともなかったので、すごく新鮮ですし茉奈さんの“自分の好き”を貫く姿勢が本当にかっこいいです!


幼少期に絵を書いている姿


学生時代に作ったデザインポートフォリオ

ーー 短大時代から、今業務で使っているようなグラフィックデザインやカメラも学んでいたんですか?

茉奈:いえ、どちらも授業で学んだというより仕事や独学で実践しながら少しずつできるようになっていきました。

グラフィックデザインに関してはPhotoshopやIllustratorは短大の授業で基礎だけ習いましたが、実践的な事にはほぼ使ったことはなかったので、就職して仕事をする中で身に付けた部分が大半です。
カメラについては、新卒で大阪の広告代理店に入社したんですが、そこの先輩に女性のポートレートを撮ることが好きなおじさんがいてその人の影響で習い始めたことがきっかけです。
あ、これ変な撮影じゃないので安心してくださいね(笑)
写真を撮る事が楽しくなったことはいいものの、大阪からUターンで飛騨に戻ってきたとき、撮るものがなくなってしまったんですよね。
そんな時、仲のいい友人が結婚式を挙げることになって、その子に「写真とらせて!」ってお願いしたんです。そこからどんどん、その子が周りに広めてくれたり、いい出会いがたくさんあってカメラマンとしてのお仕事も増えていきました。


友人の結婚式

人との繋がりを大切にして広がった自分の世界

ーー そうやって人繋がりで茉奈さん個人の活動の場が広がっていったんですね!実際飛騨にUターンして、どんなことを感じましたか?

茉奈:仕事のことで言うと、その子の結婚式の撮影を機に思ったのはコミュニティが狭いからこそ、いい繋がりが1つできたらそこからどんどん世界は広がっていくということでした。
私は少し内気な性格だったんですが、彼女の結婚式から世界が広がりました。
いいと思ったことはいいって広めてくれる、そしてその繋がりを辿って自分のやりたいことの幅を広げられることは本当に嬉しく理想的な働き方ができていることをありがたく思っています。

ーー お仕事以外には何か感じたことはありますか?

茉奈:そうですね、日々の暮らしに関して都会で一人暮らしをしていたときと比べて思うことは、時間の使い方が全く違うな、ということです。

今は家族と一緒に住んでいるのでそれまで1人でしていた家事の諸々が減った分、家族、友人、お客さんなど、自分ではなく他人のために使える時間が圧倒的に増えました。

あと小さなことかもしれないですが、飛騨の空気がきれいだと感じたり、緑が目に優しかったり。毎日毎日変わる風景が美しく、それを嬉しいと感じられることがとても豊かなことなんじゃないかなと帰ってきてから思うようになりました。


大好きな飛騨の風景

加藤茉奈の今後のビジョンとチャレンジ

ーー 他人のために時間を使う、茉奈さんを見ていてまさにそうだなと思いました。今後はどんなことに挑戦したいですか?

茉奈:挑戦したいことはいっぱいあるんですけど、自分自身のなりたい姿はハッキリしていて、私に相談してくれたらなんでもできる、“マジの何でも屋さん”みたいな人になりたいと思っています。

ヒダカラでやりたいことは、いろんな人を巻き込めるイベントがしたいですね!地域の一部の人が盛り上がるイベントはあるけど、中の人も外の人もみんなが熱狂できるイベントってなかなか無いなと思っていて。本当の意味でみんなを巻き込んで熱狂できるイベントに携わりたいなと思っています。

デザイナーとしては、飛騨って言えばこのお土産!っていう商品を作りたいです。最近はパッケージなどにこだわる事業者さんも増えてきましたが、せっかく美味しくていいものなのに見た目がもったいないなと感じる商品もまだまだたくさんあって。言ってくれたらデザインするのに!ってよく思っています。
ゆくゆくは飛騨のお土産って全部センスいいよね!と思われるくらい、飛騨全体のお土産レベルを上げることに貢献できたら最高だなと思っています。

ーー 茉奈さんの描く未来を聞いていると全部ワクワクします!
最後に、どんな人にヒダカラで働くことをおすすめしたいと思いますか?

茉奈:そうですね、ヒダカラで働いている人はみんな「人」に興味がある人ばかりだと思うんです。だから、根本的にそういう人にはヒダカラは合うんじゃないかと思います。

デザイナーに関して言うと、結構デザイナーってチラシならチラシだけとか、カタログならカタログだけ作る、みたいにそれだけを作る業務を与えられることが多いと思うんです。
本当は考えることが好きで、もっとこうしたいと思っていてもそれができていないとか。
でもそれって前向きなことを考えているからこそ抱える不満だと思うので、そういったもやもやを抱えている人がいたらヒダカラはとても生きやすい場所なんじゃないかなと思います。たとえ、それが会社内でできないことであったとしても、外でやりたいことをやったらそれをすごく応援してくれる会社なので、色んな挑戦をしたい方におすすめしたいですね。

ーー 自分のやりたいことの可能性を広げて挑戦したい方にはまさにぴったりだと、茉奈さんのお話聞かせてもらって私もより思いました。今日は本当にありがとうございました!

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