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UIデザイナーのお仕事とは?~活躍するために心掛けること~

こんにちは!ScopeNext広報担当の中川です。
今週は22年度新卒で入社したエンタメソリューション事業本部所属のデザイナー増永さんにインタビューを行いました!
社会人2年目となる増永さん、社会人として初めての会社Scopenextでの奮闘っぷりや、デザイナーとしてどのような業務を行っているのかお話してくださっていますので、ぜひご覧ください!

増永さんの自己紹介をお願いいたします!

エンタメソリューション事業本部(以下エンタメ事業部)でデザイナーをしている増永です。
学生時代は2Dグラフィック系を重点的に学んでおり、3年制のゲーム作り全般を学べる専門学校に通っていました。
入社して2年目で、現在はUIグラフィックをメインに制作を行っています。

元々イラストを描くのがお好きだったんですか?

そうですね。
高校生のときに通っていた学校は、普通科ではあるのですが美術系が学べる学校でした。
そこに芸術コースというものがあり、部活がそれぞれあって専攻を選べるのですが、自分は絵画コースを選びました。

そうなんですね!どのような絵を描かれていたのでしょう?

絵画コースでは油絵などを描いていましたね。一つの教室で絵を描いて出展に応募したりもしていました。
ただ、絵を描くこと自体は好きでしたが、そのとき集団の中で絵を描くのが得意じゃないと気付いたんですよね。
絵を描く過程を見られるのがあんまり好きじゃなくて、よくないとは思っていたのですが、結局高校では絵を描くことをあきらめて、ゲーム作りが学べる専門学校に入学しました。
専門学生時代でもその思考が受け継がれていたままチームワークがうまくできず、会社に入るまで一人でもくもくと作業しかしていませんでした。

専門学校ではどのようなことを学ばれていたのですか?

プログラミングやゲームエンジンを触ったり、エンジニア、プランナー、サウンド、アニメーションなどゲーム作りを全般的に学べる内容でした。色々なことを把握したうえでゲームを作れる、ディレクターを育て上げるような学校でしたね。

ゲーム制作の専門学校に入学したのは、
やっぱりゲームがお好きだったからですか?

専門学校に入学する前からmiHoYoという会社が好きで入りたいと思っていました。ゲーム会社というよりかは、miHoYoに入りたい思いが強かったのですが、よくよく調べたら日本に会社はあるけど開発は海外でしか行っていないようでした。
日本では翻訳や広告マーケティングなどの業務しか募集がなく、さらに中途でしか採用をしていなかったので、目的を失ってしまって就活を始めるのがとても遅くなってしまいました。
ちゃんと就活をはじめたのは3年生の冬休み前くらいの10月~11月ごろで、学校の講師からは「君らほんと頑張ってね」と釘を刺されるくらい行動が遅かったです。笑

そんな経緯があったのですね…!
ScopeNextに入社した理由はなんだったのでしょうか?

学校が開催している合同企業説明会に参加したときに、自分のポートフォリオに一番興味を持って評価していただけたのがキッカケですね。
ScopeNextの方とお話をしたらゲームだけじゃなくてエンタメもやってると聞いたので、色んな可能性が広がる場所だと思いました。
目的を失ってしまったけど就職する意欲は元々あったので、ゲームだけじゃなくて色々やりたいなという気持ちがありました。
何個か他の会社も受けていましたが、ScopeNextが本命でした。

ScopeNextが本命とは嬉しい限りですね!
ポートフォリオは2D制作がメインのものだったのでしょうか?

そうですね、実は自己紹介のときに、専門学校ではゲーム制作全般をやるってお話しましたけど2Dの授業は少なかったです
なので2Dの方が好きだった自分は学校の授業を度外視して個人的に2D制作を進め、ポートフォリオも2D制作のものがほとんどです。笑

2D制作が好きで個人制作でポートフォリオを埋められるのは
とても凄いことだと思いますよ!
集団での作業が得意ではないとおっしゃっていましたが、ScopeNextに入社して2年目となり、周りの方と協力しながら1年間働いてみていかがですか?

優しい人ばかりでとてもやりやすいですね。制作物を否定されることなく、流れを作って誘導していただけるのがありがたいです。
否定されると結構苦しかったり反抗心がでてきてしまったりするのですが、きちんと誘導してもらえると素直に学びの姿勢になれますね。

次に、現在の業務ではどのようなことをされていますか?

エンタメ事業部ではNFTのマーケットプレイスのUIを制作したりしています。UI系のタスクがメインですね。
UIの設計やオブジェクトを組んだり、パーツ自体を作ったりその修正だったりとか、2Dグラフィックが多いです。
デザイナーは3名ほど在籍していて、それぞれ制作を分担しています。

ポートフォリオにはUIの作品も入れていたのでしょうか?

UIの作品は入れていませんでした。というのもUIはゲーム制作そのものをしないと制作できないのでポートフォリオに入れるのは難しいんです。
高校のときからそうなんですけど、集団で何かを制作するのが得意じゃなくて、ゲームエンジンをいじるのもとても苦手だったのでゲーム制作を避けてしまっていました。
なので、ポートフォリオには印刷系のポスターとかパンフレットや自分で制作した名刺などを入れていました。
UI制作は学んではいたけど実際に触れたのは会社入ってからが初めてで、触ってみないと分からないことが多かったですね。

実際にUI制作をやってみていかがですか?

とても楽しく制作しています。色々なことに挑戦したい気持ちがあったので、UI制作はどんなものだろうとやってみたら、考えることはすごく多いけど面白い分野だと思いました。
冊子のレイアウトを組むのと同じ感じかと思っていたのですが、結構違う考え方する部分も多くそこも学びになりましたね。

楽しくお仕事できているのはとても素晴らしいです!
ポートフォリオにポスターやレイアウトなどが入っていたから
UIもできるだろうと思われたんでしょうね!

実際自分もできるだろうなって思っていたのですが、最初は思ったよりもうまくいかなくて苦戦していました。
そもそもUI制作をやるにあたって、イメージ的には絵を組んでいくと思っていたのですが、前段階に設計が入ることを知らなかったんですよね。
情報設計はともかく、前段階でどういう配置していくかなどを全く学んでいませんでした。そのため画面数が多いのもあるしトンマナ作りとかも初めてだったし、XDも触ったことなかったので新しいことばかり学んでいましたね。
印刷物にも当てはまることですが、フォントやマージンを合わせたり、画面に写る部分を細かく決めたりと分からないことだらけでした。

分からないことがあったとき、どんな工夫をして実践しましたか?

最初のうちは先輩にたくさん質問したり、Webなどで自分で調べたりしていました。
現在はエンタメ事業部に所属していますが、一瞬だけゲーム事業部の仕事をしていたので、そのときに色んな先輩に質問していましたね。
その他はTwitterなどでデザイナーをフォローしていたら、セミナーや勉強会などが開催されていたので参加したりもしていました。
勉強しないとやばいなという危機感があったので、積極的にそういったイベントに参加していましたね。

勉強熱心でとても素敵ですね!ScopeNextはデザイナーの人数がまだ少ないので聞ける先輩がいるか心配でしたけど居てよかったです!

いつも近くにいるわけじゃないですし事業部も違うので、ゲーム事業部にいるあいだは聞けることは聞こうと思っていました。
ゲーム事業部は貸出期間みたいな感じでプロジェクトのお手伝いを3ヶ月間ほどしていたのですが、事業部を跨いで話を聞きに行くのは聞きづらくもあったので、ゲーム事業部に居ること自体が珍しくて貴重な体験でしたね。

これからもぜひ先輩にたくさん質問してくださいね!
次に、ScopeNextに入社して驚いたことはありますか?

新社会人として初めての会社だったので色々覚悟していたのですが、思った以上にゆるくて驚きましたね。笑
エンタメ業界はブラックだったりヤバい話を聞いていたので、めちゃくちゃ怖くて福利厚生の欄も正直全然信じていなかったけど、入社してみたら全然そんなことなくて驚きです。
フレックスタイム制なので勤務時間も休憩時間も自由だから、この時間まで寝ててこの時間に帰っていいんだ…みたいな別の意味で怖いんですけど。笑
そのため、自己管理を徹底するようにしています。ちゃんと意識して取り組まないとダラダラ仕事してしまいそうでしたし、怒られることが全然ないので自己管理しっかりしないとっていう自立心が身に付きました。
人数も増えてきて整備はされてきてはいるものの、新入社員という立場で初めての会社がここでいいのかと思うことはありますね。
このゆるさに慣れてしまったら、もし仮に他の会社に行くことがあったとき行けるのか正直不安なところです。笑

会社の方とランチやプライベートでの交友などはありますか?

福利厚生にあるコミュニケーション手当はよく使っていました。
コミュニケーション手当は月1回の使用ですけど、息抜きもかねて同期と曜日を決めて毎週ランチに行っていました。
同期の方は同じ学校出身だったんですけど、学生時代まったく話していなくて会社に入ってから仲良くなりましたね。
職種も似ているので共通点が多いというか、そもそも学校時代はあんまり人と関わりたくなかったのもあるんですけど…笑
プライベートではその同期からキャラクターデザインの依頼をされて描いたりもしています。
自分は3D制作より2D制作派だから自分が描いた2Dのキャラクターが3Dになるのがすごく楽しみです!

愛用のiPadで描かれた増永さんのイラスト!とっても可愛らしくて素敵ですね♪

働く上で大事にしていることはありますか?

ゲームは自分で見ているものだけではなく相手に提供するものだと思っていて、クライアントやユーザーが何を求めているのか、ターゲット的にどこに刺さるかなどを意識していますね。
求められてるものを踏まえてこのグラフィックの見た目綺麗になっているかとか、新しい事を提供できているかとかクライアントが納得してもらえるようなものが作れればと思っています。
クライアントが想定しているものであってもユーザーに刺さるかどうかわからないことがあるときは、こっちのデザインの方が良いんじゃないかという提案もします。
クライアントの意思を汲みつつユーザーのことも考えて制作することを意識していますが、ときには自分の意思も入れたりしています。

色々な事を想定してデザインされているんですね!
お仕事をしていて大変だったことはありますか?

コミュニケーションや情報の伝達、意思疎通が難しいなと感じましたね。
クライアントがいて仲介会社を挟んでうちの会社に依頼が来ることがあるんですけど、来る前段階で話が止まったりしちゃってうまく通らないことがあります。
チーム制作の経験が少ないのもあって、中々話が進まないまま流れてしまったり、違うものが通ったりすることもあるんですよね。
先輩に相談しようにも、めちゃくちゃ忙しそうだったりすると聞くに聞けないときはあります。

先輩に聞けないときはどういった工夫をされていますか?

とりあえず自分で調べまくったりしますが、ときには流れに身を任せたりとかもしますね。
80~90点じゃなくても、60~70点でもいいから仕事を完成させることを意識しています。
UI設計する人とグラフィック制作する人って本来別だと思うんですけど、デザイナーが少ないのもあり両方制作していました。
エンタメ事業部ではほとんどUI制作をしており、ゲーム事業部で初めてアイコンの制作をしたのですが、仕事がうまくいかず、全然チェックが通りませんでした。
というのも、実はイラストも描き始めてまだそんなに経っていなくて、絵を描くのは好きですが自分で自由に制作するものとは違って、相手の意図を汲んだり、絵柄のテイスト合わせをするのはあまり得意じゃなかったですね。
それこそチームで連携して一つのグラフィックを統一したうえでチェックを通すのが苦手でした。
仕事として提供できるクオリティではなかったんでしょうね。もっと経験を積むべきだったと思いますし、今の自分に足りない部分ですね。

確かに絵柄やテイスト合わせって難しいですし技術が必要ですよね…!
今はエンタメ事業部でUIを制作していると思いますが、
機会があればゲーム事業部でイラスト制作に挑戦してみてほしいですね!

プライベートやお休みの日はどんな風に過ごしていられますか?

アニメを見たりゲームをしたり漫画を読んだりしています。基本エンタメはなんでも好きですが、最近はVtuberにハマっていて名取さなが一番好きですね。
ゲームはmiHoYoのものがとても好きで、崩壊3rdや原神を今でもやっています。他には音ゲーとかも好きでしたね。
音ゲーはArcaeaというスマートフォンのゲームと、WACCAというアーケードのゲームがとても好きでした。高校生の頃からよくゲームセンターに通ったり、ゲームのイベントなどに参加したりとかもしていましたね。音楽が好きだから音ゲーはゲームも楽しめて音楽も聴けて一石二鳥だなと思っていました。笑 
基本的にプレイするゲームはソシャゲをやることが多いですが、コンシューマーでカービィとかポケモンとかマリオなどの任天堂系もよく遊んでました。
絵も描きますし、専門学校に入ってから一人暮らししているので料理を作ったりもします。最近は親子丼を作りました。笑

ハマっているVtuber名取さなちゃんのフィギュアやアクリルスタンドが飾られています!

ScopeNextで次にやりたいことや目標はありますか?

クリエイティブもできる全体像をデザイナーになりたいです。とりあえず今は経験を積んでやれることを増やしたいですね。
まだ自分で企画を考えるまでには至ってないですが、自社開発にも携わりたくて自分が制作したゲームUIやグラフィックが出せたら良いなと思ってます。

ScopeNextに求める人材はどんな方だと思いますか?

コミュニケーションに抵抗力がない人が良いと思います。雑談が好きな人が多いので。笑 あとはリモートの人が多いので直接話す機会も少ないため、積極的に分からないことを聞いたり解消できるようなコミュニケーションが取れて質問できる人が向いてると思います。

最後に会社に応募を考えている方に一言あればお願いします!

思っているより怖い場所じゃないよって言ってあげたいですね。
当時の自分みたいに震えてる方が居たら「大丈夫だよ」という風に言葉をかけてあげたいです。和気あいあいとか福利厚生とか信じてないと思うけどScopeNextは大丈夫だと思うよっていうのを伝えたいですね。笑

ありがとうございました!増永さんのデザイナーになった経緯や
仕事に対する素敵なお気持ちをお聞きすることができました!

ー最後にー
ScopeNextでは採用を強化しています。
この記事を読んで楽しそう、興味が湧いたと感じた方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お話を聞きにきてください!
皆様とお会いできることを心から楽しみにしております。

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