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「土木×AI」の技術で建設業界の課題を解決!ナウアが目指す社会貢献のあり方とは

私たちナウア株式会社は、建設・土木現場や都市開発の支援を行っています。業務の効率性が重視されている昨今、「自動化の要望」に少しでも応えられるよう活動しています。

現在は「道路交通量調査」や「交通事故の事前予測」などを事業の柱とし、“建設業界においてNo1のAI会社”を目指しています。

今回は、取締役の北村さんにインタビューを実施。ナウアの事業内容や、今後にかける想いなどを伺いました!


プロフィール

北村 拓也(きたむら たくや):鉄道会社で約2年土木系の業務へ従事したのち、大学での専攻をより活かした仕事がしたいと思い、2021年にナウア株式会社へ入社。現在は土木や都市計画など建設系の分野におけるAIソリューションの導入や、ビッグデータ解析などの業務に携わっている。

大学院時代の縁がナウア入社のきっかけに

――北村さんのこれまでのキャリアを教えてください。

大学院で都市計画について学び、「人の動きのシミュレーション」に関する研究をしていました。その後新卒で鉄道会社に入社し、線路や橋、トンネルの維持管理や自治体などとの調整業務を担っていました。

会社も安定していましたし、仕事自体に特に不満はありませんでした。ただ、自分のキャリアを考えたときに、「都市計画」や「街づくり」など自身の研究分野を活かすことができる仕事、またより将来性のある仕事にチャレンジしてみたいと思い、転職することに決めました。


――そのなかで、ナウアを選んだのはなぜですか?

1番の理由は、代表の藤澤に「一緒にやりたい」と強く言ってもらったことです。

藤澤は、実は大学院の1学年上の先輩なんです。当時ナウアで行っていた案件が、私の専門領域と関連性の高い内容だったこともあり、藤澤から相談を受けるようになって。そうしたやりとりのなかで、ナウアの事業に対して興味を抱くようになりました。

当時、AIに関しては私もほぼ未経験だったのですが、これから伸びていく産業であると感じていましたし、面白い取り組みができるのではないかという期待感も強かったですね。


――北村さんとして、ナウアにジョインする際にどんなビジョンを持っていましたか?

自分自身が身を置いていた建設・土木業界に対して、AIなどの最新技術を用いて貢献していきたいという考えがありました。

現在、建設業界では高齢化・人手不足が懸念されていて、長時間労働などの問題も深刻な状況です。私の大学院の同期でも、建設・土木業界に進んだ知人が多くいるのですが、働き方について悩んでいるメンバーもいました。

そのような問題を解決するために、土木×AIの技術を駆使して、業務の効率化や生産性向上に寄与できればと考えていましたね。

難題を乗り越え、プロジェクトを成功させた瞬間がやりがい

――現在の業務内容を教えてください。

基本的には社内のほぼすべての事業に携わっているのですが、なかでも「AIによる交通量自動計測」や「交通事故の危険度予測」などのプロジェクトをメインに進めています。

各案件は、自治体や高速道路会社からの発注業務を、当社のパートナーである建設コンサルタント会社さんを通して依頼いただくイメージですね。


――特にどのような場面で仕事のやりがいを感じますか?

自分自身で立ち上げたプロジェクトが成功し、形になる瞬間が仕事の醍醐味だと考えています。さらにそのアウトプットが社会性の高いものであればあるほど、やりがいも大きくなります。

日々の仕事に関しても、自分で道筋をつくりながら進めることができますので、成果に向けて主体的に取り組むことができる点も面白いなと感じるポイントです。


――これまでのプロジェクトのなかで、1番苦労したことや大変だった事柄は?

入社間もない頃に取り組んだ「3次元点群セグメンテーション」に関するプロジェクトです。

3次元点群セグメンテーションとは、AIのディープラーニングを用いて「空間領域に何があるか」を自動判別する技術です。

学生時代にPythonなどを勉強した経験はありますが、仕事としてプログラミングを行うのは初めてで。最初は戸惑うことばかりでしたが、フリーランスの方の力も借りつつ、試行錯誤しながら何とか形にしていきましたね。

唯一無二の技術で、世の中に貢献する仕事

――北村さんが考える、ナウアという会社の強みや特長は?

土木に関する知見と、AIの最新技術。それら両方の専門性を兼ね備えている会社である点です。

私も社長も、土木系分野で研究を続けてきましたし、AIに関しては社長が前職で力を入れてきた領域です。その2つの要素を掛けあわせたサービスを提案できる会社は、他にあまりないのではと考えています。


――現在の社会情勢を鑑みたときに、ナウアにとって追い風となっている出来事はどんなことですか?

「AI」というワードに対する、社会的な注目度が高いことでしょうか。

建設・土木業界に目を向けてみても、お客様のなかでAI技術に対する興味やニーズが高まってきていることを肌で感じています。

たしかにAIの導入は、従来の技術と比較するとランニングコストは上がります。ただ、長期的な視点で見たときに、人件費のカットにつながったり、交通事故などの社会的コストの削減につながったりします。業界内でも、そうしたメリットに対する認知が広がってきている印象です。


――AIの力でトータルコストを削減していこうという動きなのですね。一方で、自社の課題や強化すべき事柄についてはどう考えていますか?

「自社製品の確立」と、「マンパワーの確保」が現在強化すべきポイントです。

特にマンパワーに関しては、現在ほとんどのプロジェクトを、要件定義からコーディングまで私と社長を中心に進めている状況です。今後さらに新たな案件を獲得していくために、エンジニアの数を増やしていくことが喫緊の課題ですね。


――なるほど。そうした現状課題を踏まえ、今後の事業展開について教えてください。

受託開発業務に引き続き注力していく一方で、今後はさらに自社製品の販売を拡大していくフェーズだと考えています。

特に「交通量の解析」を1つの柱にしながら、製品のブラッシュアップだけでなく、データへのアクセス方法や活用方法についても新たな展開を検討しています。

私個人としても、自分自身のスキルアップを図りながら、より大局的な視点で事業の推進に携われる人材になっていきたいですね。

「新たなものを生み出す喜び」を味わえる人と一緒に働きたい

――ナウアの社風についてはどのように感じていますか?

コミュニケーションが活発で、何でもオープンに話せる空気感がありますね。プライベートな話題も含め、仕事をしながらみんなで気軽に会話をしているようなイメージです(笑)。

当社は社員1人ひとりに与えられる裁量が大きいものの、その分大変なことも多々あります。ただ、1人で悩みを抱え込む雰囲気はまったくなく、困ったことは知恵を出し合いながら全員で解決していく。そんなチームワークのよさがナウアの魅力だと思います。


――ナウアの仕事を通して、どのようなスキルが身につくと思いますか?

1つ目が、調整力やコミュニケーション力です。

先ほどもお話ししましたが、当社では、プロジェクトの立ち上げから終了までトータルで関わる機会がほとんどです。経験値やコーディングの知識も重要ではありますが、それ以上にクライアントさんや関係者と一緒に、円滑にプロジェクトを回していくためのスキルが重視されると感じますね。

2つ目が、課題解決力です。

当社の仕事では、難易度の高い技術を扱うケースもあるため、最初のうちは慣れないことも多いでしょう。そのようななかで、他者への相談なども含めて、自ら解決の方法を見出すスキルが磨かれていくと感じます。


――北村さんとして、今後どのような方と一緒に働きたいですか?

現在ナウアが取り組んでいる社会貢献性の高い事業に対して、やりがいや面白みを感じてくれる方と一緒に働きたいですね。

私自身もナウアに転職してよかったと思いますし、とても自由度の高い雰囲気のなかで、社会に与える影響力の大きさにワクワクしながら楽しく働いています。「今までにない新しいものをつくる喜び」が得られる会社だと思いますので、ぜひ私たちとともに、AIの力で業界の未来を変えていきましょう!

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