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【就業環境再考:どこで働くかを考える】~地方で働くメリット・デメリット~

~今回のテーマについて~

今回は、”地方で働くメリット・デメリット”について、良い所を考えてみたいと思います。
※今回の”地方”というテーマでは、ホテルジャパン下田が位置する"静岡県下田市"を紹介します。静岡県は移住先の候補として近年人気上昇中で、ホテルジャパン下田で就業しているスタッフも、首都圏や県外から移住しているケースが増えてきています。ぜひ、今回のストーリーが、働く場所について改めて考える一因となれば幸いです。
さて、まず”地方”と一言で言っても、例えば都市圏以外を指したり、広義に郊外を連想したり、いわゆる”田舎”という言葉を連想するのではないでしょうか。今回対象とする下田市は、人口2万人程と人口の観点で見れば小さい都市で終わってしまうのですが、何と言ってもその特徴は伊豆半島の南端に位置するという事だと思います(正確には、最南端は南伊豆町ですが、距離はほとんど変わりません)。

メリット① : 自然体験

下田市の魅力を考えるなら、結論は”自然”です!
一例として、私の感じる代表的な自然の良さを3点挙げてみたいと思います。
①眺望
 ⇒ 毎朝の散歩は体にいいと言われて久しいですが、そんな散歩コースに綺麗な海を組み込めるというのは最大の魅力だと思います。私自身も毎日散歩できている訳ではないですが、休日などビーチを散歩していると心が安らぎます。都市部においても散歩コースなどは、緑化が進んでいますが、それでも大自然のなかでは心の安らぎが異なっていると感じます。
 ⇒ また、仕事中はもちろん仕事に集中しているのですが、ホテルジャパン下田は全室オーシャンビュー!で、館内を歩いているときや、従業員食堂で昼食をとっているとき、帰り際のロッカールームにおいても、海を見ることが出来るんです。
②レジャー : スポーツ&レク
 ⇒ 自然を活用していくことを考えると、スポーツや登山・トレッキングなどもおすすめです。最もポピュラーなのは、マリンスポーツで、その他にも伊豆の山々を走り抜けるサイクリングなどもおすすめです。就業を機会にマリンスポーツを始めた方も多いので、初心者でも始めやすい環境にあると思います。
③野生動物
 ⇒ 都会の生活では、朝一番にカラスの鳴き声を聞くことってないでしょうか。そしてその後でハトが鳴き始めるなんていうのがセットでしょうか。これ自体はデメリットと感じるほどでもないのですが、そこが下田市の自然の豊かさを感じる所で、あまりカラスの鳴き声を朝一番に聞くこともないことに加えて、どこからともなく綺麗な鳥の鳴き声が聞こえてくるんです。些細なことなんですが、私自身都会から下田市へ移住してきて、一番驚いたことの1つでもあります。
 ⇒ 他方、猪や猿を見かけることもあるので、見かけたらそっと離れましょう。

メリット② : 人間関係

これは、”地方”だから輪に入れないなんてことはなくて、移住してきた方も多く、仕事仲間としてすぐに溶け込むことのできる環境だと感じています。これまで地域で暮らしてきた方も、近年は移住をしてくる方も増えており、疎外感などを感じることはないように思います。
確かに、”地元トーク”に入りたい気持ちもありますが、そんな会話の中で”それって何ですか!?”と質問してみると会話も弾むし、地域の情報を教えてもらえるので、面白い情報が効くことができるのでおすすめです。せっかく地方に住むなら、積極的にアクションしていくと、いい方向に進むかも!と感じます。

デメリット 

デメリットもあるのですが、むしろ想定されるデメリットも近年は徐々にデメリットを感じにくくなっているように思います。ここでは、デメリットと合わせて対応策・解決策を挙げてみます。
①距離的制約 ~天城越え~
 ⇒ ②にも続くのですが、商業施設などは数が少ないので、行ってみたいショップに行くにはいわゆる”天城越え”をする必要があります。
 ⇒ ですが、近年のネットショップ普及により、買い物はネットショップ中心という方が多いのではないでしょうか。また、生活必需品であれば駅前のスーパーマーケットや、ドラッグストアで揃うので、不便を感じにくいと思っています。また、人気のショップや都会にしかないショップに、いつでも行けるというのはうらやましいですが、毎日行くかというとそうでもないような気がします。
 その代わり、海の綺麗さ・自然の豊かさは、伊豆半島を南下するにつれて増していくので、その距離が最大のメリットにもなっています。
②商業施設・生活利便施設の少なさ
 ⇒ どの都市にもあると思っていた洋服店や飲食店がなく、一般的なチェーン店は少なめです。その代わり、地元のショップや、道の駅などに出かけてみると、下田でしか買えないものが見つかるので、ローカルの魅力を探すのも面白いかもしれません。
③レジャーと都市施設
 ⇒ ②とも関係しますが、市内には映画館がないため、最新映画を好きな時に見ることが出来ません。映画鑑賞が趣味であった筆者は、アフターコロナでは映画館に行くよりも、ストリーミング・サービスを多用しており、よっぽどのことがない限り映画館には足を運ばなくなりました。これも近年、ストリーミング・サービスは、各社魅力的なものが多く、それで十分と思ってしまいます。また、自然を活用したレジャーを、すぐに楽しめるのはメリットがあると感じます(大自然を感じるレジャーは、その分移動時間が長く疲れを感じることもありますよね)。

~最後に~

メリット・デメリットは今回紹介した以上に、各自が思い描くことがもっと沢山あるはずです。
今回の主題は”どこで働くか”、それでいて”地方都市に住むってどうなのか”という事を思いながら、執筆しました。自分の生まれた町で働き続けることや、都会に出て一人暮らし~家族を見つけることに注目が集まりがちですが、そんな時に、地方に目を向けることって選択肢の1つにならないか、という考えが出来ないかと感じ執筆しました。不出来な個所も多いかと思いますが、読んで頂けましたら幸いです。

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