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Google Cloud 全資格取得者インタビュー

はじめに

Google Cloud 認定資格とは、Google Cloud に関する公式の認定資格であり、Associate Cloud Engineer や Professional Cloud Architect といった11個の資格があります。

本記事では、青山が株式会社G-genで全11個の認定資格を取得(全冠)した4名の方に対して、なぜ全冠しようと思ったのかや苦労したポイントなどをインタビュー形式で紹介します。

今回インタビューに協力頂いたのはこちらの方々です!

()内は社内でのあだ名です。
・武井 祐介(たけいさん)- クラウドソリューション部 技術2課
・佐々木 駿太(ささしゅん)- クラウドソリューション部 技術2課
・又吉 佑樹(またゆー)- クラウドソリューション部 技術1課
・藤岡 里美(さとみん)- クラウドソリューション部 技術2課

なぜ全冠をとろうと思いました?

青山:本日はよろしくお願いいたします。まずは、改めてG-genに入社して1年経ってみてどうですかというところと、なぜ全冠を取ろうと思いましたかというところから聞ければと思います。武井さんどうですか?

武井(以降、たけいさん):最初取ろうというつもりはなくて、Google Cloud 未経験で入ったので、まずはその辺りの知識を全般的につけなきゃなと思って、資格取得も一緒に始めたので、結果として全冠取れたっていうのが、自分の場合はそっちの方が当てはまるかなと。

青山:そうすると、結構、業務内容が資格内容に一致してるみたいな感じですかね。

たけいさん:そうですね。業務内容が結構役に立ったり。それ以外の自己学習のところも当然ありました。
せっかく業務で色々知識を得れたので、それを証明できればなっていうところはあったけど、最初はやっぱり全冠なんていうのはあんま考えてもなかったですね。だから業務に必要なものから取ってこうかなぐらいな感じですね。

青山:なるほど。そういう意味では、ささしゅんは最初にいくつか資格を持ってたじゃないですか。そこから追加していくっていう感じで全冠になったと思うんですけど、なんかそういう意味では、今、たけいさんが言ったように仕事で必要になったから取ったっていう感じですか?

佐々木(以降、ささしゅん):あの綺麗な回答と、そうじゃない回答があるんですけど、両方いいですよね(笑)
綺麗じゃない方が、これ以上資格取るつもりなかったんですけど、トップエンジニア(Google Cloud がパートナー企業所属のエンジニアの方々を表彰するプログラムです)の話があったので、じゃあとるかってなって。


ささしゅん

ささしゅん:綺麗な方は、G-genはやっぱり Google Cloud の専門としてやってるので、Google Cloud のプロとして自信を持って業務をやっていくために、その自信の証明のために全冠を目指すという感じになります。

青山:なるほど、トップエンジニアになる上では全冠は必須なんですか。

ささしゅん:必須ではないけど、1番やりやすい評価ポイントって感じがします。他はどうしてもなんか案件でどうのこうのとか登壇とかだったりするので、1つの現実的な制約があったりするので。

青山:なるほど。またゆーはどうですか?何で全冠を取ろうと思いました?

又吉(またゆー):僕の場合は営業職からエンジニアっていう、まずギャップがあったので、ちょっと広く浅くでもいいんで、ある程度勉強しなきゃなっていう思いと、あとはささしゅんも言った通り、Google Cloud のプロとして働きたいって思ってしまったので、とりあえず可視化できる形で全資格取得しておくっていうのは、目標に上げてモチベーションにしてたのかなと思います。

青山:うん、なんかそれは仕事上で結構活きてたりします?なんかJagu'e'r(Google Cloud 公式ユーザー会)とかも含めてみたいな。

またゆー:そうですね、直接的に活きてるかといったらそうではないと思うんですけど、間接的には絶対活きてて、あの時に調べたり勉強した知識が、業務のヒントになったのはあって、やっててよかったなって思います。逆に言うと、案件の知識が最も資格に活きたっていうのは全然あります。

苦労した点や勉強のポイントは?

青山:なるほど。その中で藤岡さんは、結構G-genの中では未経験寄りだったじゃないですか。全冠取を取ろうと思うと結構、勉強に苦労されたんじゃないかなと思ってて。そのあたりを工夫した点も含めてよければお話聞けたらと思います。

藤岡(以降、さとみん):苦労したかで言うと、苦労はしました。ちゃんと勉強をそれなりにしないと分からなかったんですけど、またゆーと一緒で、資格勉強からの案件っていうよりは、案件からの資格勉強みたいな感じでやってましたね。

青山:案件の対応をしてたら、資格内容も含むから、じゃあついでに取っちゃおうという感じに近いんですかね。

またゆー:全部ではないですが、場合によるという感じですね。

さとみん:ML(Professional Machine Learning Engineer)とかはトップエンジニアのやつがあったからやった感じですね。

青山:私のイメージだと、さとみんの勉強スタイルと、ささしゅんの勉強スタイルってちょっと違うのかなとか思ってるんですけど、結構勉強する上での工夫だったりとかってありました。なんか時間が取れるとか、会社としてっていうとこもあるんですけど。

ささしゅん:勉強については、僕はとにかく毎日少しでもやるっていうのを必ずやるようにはしてました。なんか1日に一気にやらなくてもいいから、とりあえず毎日やることを意識し続けていました。

青山:なるほど。なんかそういう意味で会社の施策として勉強会だったりとか、今ささしゅんがやっている、もくもく会とかありますけど、そういうのは役に立ってる感じなんですか?

さとみん:勉強会でいうと、あのMLのしかやってないかな私は。なので、そのMLは確実に勉強会があったからって感じですね。

青山:ちょっと武井さんにお伺いしたいんですけど。入社当初と今って結構この一年でだいぶ変わってきたかなと思ってて。その資格勉強っていう意味に限定して、なんか少しやりやすくなったとかやりにくくなったとかありますか?

たけいさん:やりにくくなったっていうのはないかな。

青山:ナレッジが増えたおかげで勉強しやすくなったとか。

ささしゅん:ナレッジは確実に増えてる。

たけいさん:そうですね。みんなのナレッジがね。ナレッジは役に立ってますね。だから良くなってると思います。悪くなってるってことは間違ってもないかな。

ささしゅん:あるとすれば忙しい。

たけいさん:そうそうそう、個人の時間とか、思うように時間が取れないっていうところはあると思うんだけど、G-genとしてなんかこう、資格取得にネガティブな要素が増えたとかっていうのはないですね。

ささしゅん:案件色々入ってきて忙しくなってきたんで、資格勉強するのはちょっと難しくなってきてるんですけれども、その代わりに、ナレッジがたまってきたりとか、あとは単純に案件やってその知識がついたりとかしてると思うので。勉強時間ちょっと取りにくくなった代わりにそういったこともいいこともありますね。

たけいさん:そうだよね、なんかそういったとこでカバーできるから、勉強する時間もこうコンパクトになったっていうか、スキルがあることで、「あ、こういうことなんだな」っていう、効率化には繋がってます。

会社から資格取得についてあったらよかったものってありましたか?

青山:「もっとこういうのあったら良かったな」とかってあります?結構勉強系って人それぞれだから会社で用意するのは難しい部分はあるんですけど、もくもく会にもっとみんな参加してくれればとか、杉村さんのアウトプットがもっと増えてればとか、いろんな例があると思うんですけど、どうでしょう?

たけいさん:G-genは他のところより圧倒的にいいと思いますけどね。

またゆー:ちょっと異色かもしれないですが、Jagu'e'rのイベントで、スタディジャムっていうイベントが2回ぐらいあったんですよ。過去にそのタイミングで結構G-genのメンバーが資格を一気に取るっていうのもあって、会社単位のスコアが出たりすることもあって一致団結して頑張ろうみたいな雰囲気も結構後押しになったのかなあ。


またゆー

ささしゅん:そうですね、なんか僕も6月と7月に3つ取ったんですけど、それもスタディジャムの時間で取ったんで。

またゆー:さすが。

青山:やっぱりそういうところでのモチベーションっていうところは結構大きいのかもしれないですね。

またゆう:普通に取るよりも、その期間中にとったり、すべて取りきるとなんか達成感とかもあると思う。

ささしゅん:会社の宣伝にもなるし。

これから Google Cloud の資格全冠を目指す人にアドバイスはありますか?

青山:なるほど。最後の質問になるのですが、これからG-genに入社する方やこれから全冠を目指す方に対して、どう勉強した方がいいとか、こんなメリットがあるよとか、どうモチベーションを保つといいのか、みたいなアドバイスはありますか?

ささしゅん:勉強の仕方で言うと、僕は一番大事なのがその情報収集だと思っていて。資格ってその試験範囲、その公式の試験範囲だけ見ても、なんかどっから勉強していいかとか全然分からなかったりするので、とりあえず先に情報収集して、このあたり勉強すればいいっていうのを目星をつけてやっていくっていうのが結構大事なのかなと思ってます。
やっぱりなんか範囲が広すぎることもあって、どこを勉強するといいのかがかわかってないと、もうがむしゃらで勉強するだけだと思うので。そうなるとどうしてもモチベーションがもたなくなってくるので、ある程度絞り込んでまず最初は集中して情報収集するのがいいのかなと思います。

またゆー:僕の場合は、実際触ってみるところまでをやるっていうのも結構大事かなと思ってて。逆に触ったことないものに関してなんですけど、触ったことあるものはドキュメントを読んでも全然分かると思うんですけど、僕が初めて受けたそのマシンラーニングの試験とかは一切前提知識もない状態でドキュメント読み続けても全く意味が分からなかったですね。
実際に簡単に機械学習のモデルが作れるというサービスとかを使ってみて。それでこんな感じで機械学習ってやっていくんだっていうのを体感しながら、ドキュメントを読んでいくと、結構理解も深まって試験対策にもなったかなと思います。なので実際触ってみたのは非常に良かったなと思います。これははいマシンラーニングじゃなくて、色々とネットワークのところとか、データベースのところとかもそうだったかなと。

青山:なんかそういう意味では、G-genの福利厚生でありますけど、テスト環境の2万円ってあるじゃないですか。あれは結構使えたりとかするんですか?資格勉強する際に試してみたりとか、結構みんな頷いてる。結構役立った感じですか?

たけいさん:あれはめっちゃ使い倒してますね。

ささしゅん:ありがたいですね。

青山:そうなんですね、なかなか私の方から見てると、どこまで便利なのかわかってなかったです。

たけいさん:またゆーが言う通りで、やっぱり動かすとドキュメントをじっくり読み込むよりも、実際に触って動かして体験して、で得られる理解ってすごく大きいと思うので。
それが案件だったりするし、案件でない場合は、結構 Google のドキュメントって何て言うんですかね。クイックスタートとか結構ハンズオン系がなんか充実してるかなっていう印象があって。あれやるだけでも全然違うかなと思ってます。結構丁寧で要点がまとまってて。自分はドキュメントを読むより、そっちやった方が早いかなと思ってるぐらいなので。ハンズオン環境というか、検証環境っていうのはすごくありがたいですよね。

青山:やっぱり、さとみんも同じ意見ですか?

さとみん:ありがたいですね。私もとりあえず勉強してる時に分かんなくても、なんかとりあえず先に進めて触ってみるというのをやってます。どこかで知識や経験が繋がることが結構あったんですよね。1個の資格だけじゃなくて、他の資格とかの勉強してると「あ、前言ったのはこういうことか」みたいな。広い分野ではあるけど、なにか共通してる部分とかは、満遍なく勉強できたのはよかったなって思ってます。

青山:もしかしたら取り方のおすすめ順番とかあったりするんですか?

たけいさん:Associate Cloud Engineer とかかなぁ。Cloud Digital Leader と Associate Cloud Engineer と Professional Cloud Architect とあとお好きな順にだと思いますね。

ささしゅん:Professional Cloud Architect 取った後は Professional Cloud Developer に行くか、Professional Data Engineer に行くか、Professional Cloud Security Engineer に行くかみたいな。

たけいさん:自分のバックグラウンドや得意なものがあればそっちに行けばいいし、興味があればその分野に行けばいいし。

青山:なるほど。だから最初はそこの三つぐらいから始めてバックグラウンドや得意分野に行って、だんだん苦手分野を攻めていくみたいな。結構業務的な部分との絡みで言うと、得意分野やってる方が多いですか?それとも苦手分野やってる方が多いですか?

またゆー:基本は得意分野というか、できる分野の方が多いんじゃないですかね。データアナリティクス準備室とかも出てきてるし、アプモダだったらささしゅん、たけいさんみたいな、そういうのがあったり。

たけいさん:たまたま自分の場合は、ある程度前提もあったし。案件などの要素もあって、どんどん得意になっていく感じはあります。

青山:皆さんにお伺いしたいんですけが、全冠を取っても他に勉強はしていくのかなって思うんですけど、他に取りたい資格とかってありますか?資格じゃなくて、知識でもいいです。

たけいさん:資格を取ったに過ぎないのかなというところもあるので、そこは深掘りしつつですね。あとは取ったものを誇れるようにしていこうかなと。

青山:ささしゅんはどうですか?

ささしゅん:そうですね、同じようにこの資格持ってるって胸を張って言えるように、ちゃんと実力をつけるっていうのも大事ですし、他に資格を取るとすれば、やっぱり Google Cloud って結構マルチクラウド推しでそういうところが強いので。引き続きAWSの資格を取っていくとか、伸ばしていきたい分野として Kubernetes の資格取っていったりとか、そのあたりは少し考えています。

青山:またゆーはどうですかそうですね。

またゆー:更新が必ずあると思うんで、その更新の時に苦にならないように、ちょっと全体的にやっていきたいですね。今流行りのジェネレーティブAIとかがあるんで、そういうところの勉強はもうちょいやっていきたいなと思ってます。

青山:さとみんはどうですか?

さとみん:違う資格を取っていこうっていうよりは、今、案件とかで必要になっているものを勉強していこうかなってとりあえずは思ってます。

青山:なるほど。さて、本日は貴重なお時間いただきありがとうございました。

一同:ありがとうございました。

さいごに

今回はG-genで全11個の認定資格を取得した方にインタビューをしました。

全冠を取ろうと思ったきっかけや勉強のポイントなどを語っていただきました。

これから全冠を目指す方やG-genに興味のある方の参考にしていただけますと幸いです。

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