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【interview】イノベーションを起こせるのは素人だ!幼少期から現在に至るまでをお聞きしました!

新しいコミュニケーションの形を作り出すために、日々研究・開発を続けている株式会社CyberneXのインタビュー企画第1弾!今回は代表取締役の馬場基文さんに、広報をお手伝いしているイチミ株式会社の川島がお話をお伺いしました!

馬場基文

東京都大田区生まれ。CyberneX取締役代表。

大学での研究環境に閉塞感を感じ、企業で新しい価値創出に取り組むこと決断。富士ゼロックスに興味を持ち1997年に入社。

入社後は、専門外の分野で次々と斬新なアイデアを打ち出し、自ら商品導入まで具現化した。

現在は、その関連する特許群と技術資産の譲渡を受けスピンアウトし、CyberneXにて研究・開発を進めている。

全ての原点は父親!幼少期から会社員になるまでを深ぼる。

CyberneXの創業者ということで、今日は創業にまつわるエピソードはもちろんのこと、馬場さんがこれまでどのような人生を歩んできて、現在何をしているのかまで、色々聞いていきたいなと思っています!本日はよろしくお願いします。

はい!よろしくお願いします。


まず、幼少期で印象深い思い出って何かありますか?

幼少期の思い出は、父ですね。父は、スバルという車会社の中で、開発責任者をしていたんですよ。スバルの中で、レガシーっていう車があるんですが、そのレガシーを生み出したのが私の父なんです。レガシーが形となって、市場に出るまでのプロセスを子供ながらに見ていて、何にもない状態から何かを作り出すってすげえなと思っていました。なので、小さい時から技術の力で世の中を変えたいなって漠然と思っていました。


小さい時からやりたいことがあるなんて驚きです!そこから、別の方向に進もうと思ったことはなかったんですか?

何かを生み出すという点で、大きくずれることはなかったですね。もちろん、学生の頃は勉強よりも女の子に夢中になっていた時もありましたけど(笑)。
父が自動車だったので、何か違う分野がいいなと思っていたんです。考えていく中で、最初に興味を持ったのが航空宇宙でした。父が色々な大学の教授と知り合いで、よく研究室に遊びに行っていたんです。その時に教授から宇宙のことを教わり、その壮大さに惹かれました。それから宇宙関連で何か作ることができたら、かっこいいなと感じるようになったんです。なので、大学では航空宇宙工学を学びました。


でも、大学での研究では閉塞感を感じるばかりで、新しい価値を創って世の中に提供していくゴールイメージが描けなくて。それでも何もない状態から新しく何かを生み出すことは絶対にしたいと思っていました。そこで新たに興味を持ったのがコミュニケーション技術の分野だったんです。私が就職する時に、新しいコミュニケーションの在り方を創造していくために、幅広く斬新な取り組みを行っていたのが富士ゼロックスだったので、ここなら自分がやりたいことができるんじゃないか。そう思い、入社することを決めました。


富士ゼロックスはどういう会社で、そこでは何をされていたんですか?

富士ゼロックスは主に、オフィス用プリンター・コピー複合機などの電子機器を開発・製造・販売し、紙や電子のドキュメント事業でコミュニケーションの変革に取り組んできた会社です。私は会社全体の技術戦略を担当していました。私が技術で解決した問題は、プリンターの起動時間の遅さと、使い勝手の悪さです。今でこそプリンターってすごく使いやすくなってますけど、昔は電源を入れてから立ち上がるまで、5分もかかって、とっても起動が遅くて使いづらかったんですよ。すぐに使えるようにしようとすると無駄なエネルギーを大量に消費し続けるというジレンマがありました。そこで、プリンターを早く起動させ、省エネ性と利便性の両立を図るにはどうしたら良いか、その課題に対して試行錯誤し、解決しました。


ただそこから段々と​​​​​​ペーパーレスの時代になって、コピー機などのOA機器に新機の技術戦略は必要がなくなったんです。そのため、2015年にOA機器の事業から自ら引退し、他社と組んで新しい価値創造の取り組みを開始しました。結果的に20程度の新規事業を富士ゼロックス内の技術を全く使わないで立ち上げることに成功しました。私がやりたかった0からの価値作りを、外部共創という形で社内外の人たちと一緒になって実現することができましたね。



CyberneX立ち上げまでの経緯とは

富士ゼロックスで様々な経験をされて、とても順風満帆のように感じるのですが、なぜそこからCyberneXを設立するに至ったのですか?

大企業の中で、限界を感じたからです。私は他社と共創しながら新しい価値を生み出していく事業開拓スタイルを、会社の成長エンジンにしていきたいと思っていたんです。これからの富士ゼロックスがすべきことは、既存の考えや保有するコンピテンシーに固執しない研究・技術開発、モノコトづくりだと。しかし会社の不適切会計問題が起こってから、不安定になっていったんです。そのため、経営陣は短期で収益が見込めない新たな研究や技術開発に資金を投下しない経営判断を下しました。そんな経緯で、富士ゼロックスと自分がやりたいことの方向性に違いが出てしまったんです。そのため、結果的に独立するに至りました。

私はやっぱり「新しい価値を常に創り続けていきたい」そのためには、「挑戦し続けなければならない」と思ったんです。なので、立ち上げて研究開発していた新たな価値となるものを社外に出して、最後までやり遂げることを決めました。ただ今でも本当に富士ゼロックスには感謝しているんです。私を圧倒的に成長させてくれた環境を、これまでずっと与え続けてくれたわけですから。それでも、私のやりたいことを実現させるにはここに居てはいけない。そう決意し、離れることを決めました。


新たな価値作りを継続させるためには社外で行うしかなかったんですね。独立することに対して不安はなかったのですか?

最初は不安だらけでしたね。でも、この先どうなるかよく分からない気持ちになった時、人間って原点に帰ってくるんです。「あれ?自分って何したいんだろう、どうやって生きていきたいんだろう」って。前に進むためにどうするべきか考えると、会社を辞めるっていうのはあくまで目標達成のためのプロセスにしかならないんだなって感じて。やっぱり何としてでも富士ゼロックスで実現出来なかった価値の種を芽吹かせ、大輪の花にして世の中に提供したいって思ったんですよね。なので、今こうやって、新しく会社を立ち上げて、成し遂げようとしています。


絶対にやり遂げる!決して諦めない超エリート集団に迫る!

CyberneXとはどういう人達が集まって、何を目指している組織なんですか?

0から1の価値を作り上げようとした結果、できた組織です。みんな元々富士ゼロックスで働いていたんですけど、私と同じく、大企業の中では新たなことを最後まで形にし、世の中に提供できないことに疑問を持っていたんですね。それで、一緒にやろうとなって、集まったんです。
目指している世界は、人間の脳の情報を活用し、コミュニケーションの世界を変えることです。


コミュニケーションを取る手段として、今は文字や音声を使っています。現代はインターネットが普及し、この文字や音声をスマートフォン、パソコンといったデバイスを用いて、やりとりするのが当たり前になっていますよね。その今でいうコミュニケーションの当たり前を人間の脳情報を活用して変えようってことです。
脳情報を活用することで、人が本来持つモチベーション、パワーを相手に伝えられるようになるんです。私は今それを「脳語」って仮に呼んでいるんですけどね(笑)。この脳語を使えば、中々言葉では伝えることができない感情の部分も相手に伝えられるんです。


なるほど!そしたら言葉を話さなくても相手とコミュニケーションを取ることが可能になるんですか?

その通りです!だから、脳語でのコミュニケーションを実現することができれば、自分の今の気持ちを相手に直接届けることができるんです。そうなったら、とってもいいなって思いませんか?
また、健常者の日常生活がより豊かになるだけではなく、様々な社会課題をも解決することができると思っています。例えば耳は聞こえるのに、口や手足などに何かしらの問題を抱えていて、会話や文字でのコミュニケーションが困難な人がいますよね。そのような人達でも平等な意思疎通ができる世界になるってことなんですよ!


そんな社会が実現すれば、世界的革命になりますね。でも、どうやってモチベーションやパワーを伝え合うんですか?

そう思いますよね。そこで私たちが着目したのが「耳」なんですよ。
脳から出る感情(=脳語)を伝えるためには、2つの段階が必要なんです。1段階目が脳情報から感情を読み取ること、2段階目が読み取った脳情報を他者に伝えることです。この2つのステップをどのようにしたら簡単にかつ、世の中に素早く広げることができるのか。考えた時に思いついたのが耳、もっと言うとイヤホンを使うことでした。まず耳から脳までは距離が近いです。そのため、脳情報を素早くキャッチすることができます。そして、イヤホンは今や多くの人が使うデバイスで、日常生活に溶け込んでいて、コミュニケーションを取る手段としてもすでに用いられています。そのため、特に変に感じることはありません。そうして開発したプロダクトが、イヤーブレイン・インターフェース(=BCI)というものなんです。とっても自然で、普通のイヤホンみたいでしょ。

なるほど。そのような工夫がなされているんですね。普通のイヤホンにしか見えないです!これならどんな場面でも使うことができますね。驚くべきイノベーションに挑戦されていることがよく分かりました。

馬場さんが求める人材とは

ズバリ、馬場さんが一緒に働きたい人ってどんな方なんですか?

とにかく、勉強してでも0から1の価値を作りたいと思っている人ですね。素人だから、何にもできないっていう考えは全くないです。むしろその逆で、素人だからこそ何でも挑戦できると思うんです。私自身、富士ゼロックスでの既存事業成長や新規事業立ち上げを通して、様々な発明をしてきましたが、それも全て素人からでした。素人は常識に囚われない、だからこそ、そこにイノベーションが生まれます。なので、とにかく挑戦したいんです!なんでも学んで実行します!って方と一緒に働きたいですね。


特別な技術とか知識がなくてもいいんですか?


今回は代表の馬場さんにインタビューを行いました。ありがとうございました。

「新しく何かに挑戦したい」「やるなら全力で取り組みたい」「熱い社長の元で頑張りたい」と考えている方、ぜひ一度お話してみませんか?

エントリーお待ちしております!

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