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入社一週間の大学生が学ぶJPYC株式会社の文化史

皆さん、はじめまして!JPYC株式会社に入社して一週間の新人です!

弊社は文化をとても大切にしていて、wantedlyの記事にも度々文化が取り上げられています。しかし、実際社内でどのようなきっかけから文化が生まれ、どのような思いの元で活かされているのかは、内部の人しか分かりようが無い部分もありますよね。

そこで、今回はこの会社についてまだ右も左も分からない私が、先輩方にインタビューさせていただき、JPYC文化について学んだことを紹介します!


変わらないもの、が挑戦への土台になる

インタビューで皆さん口を揃えて仰っていたのは「うちの文化はずっと変わってないよ」という事です。変化がない、と聞くと保守的な印象を受けるかも知れませんが違いました。これはむしろ新しいものへの挑戦を緩めないために守られている文化なのです。

たとえば、弊社で導入しているICS組織。(ICS組織の詳しい内容はこちら→https://note.com/ocurima/n/n8c212d484bc6

これは岡部社長が、社員もまだいない状態から導入しようと決めていた組織体制です。なぜなら、変化や緊急事態に強い体制だから。

この日本での認知度が高くない組織体制を導入した背景には、ゲームコミュニティで活用した経験があるそうです。ゲームでの経験が組織作りに繋がっているのですね!


この組織体制があることで、自ら手を挙げればいつでも誰でも挑戦できる環境が生まれます。

ある先輩は入社一か月の時、商談未経験で英語も特別得意でない状態でも、海外の企業との商談のプロジェクトリーダーを務めたそうです。「自分からやりたいですと言えば、誰も『英語できるのか?』などと心配する事も無く背中を押してくれた」と当時を振り返っていました。

このような環境が人材の急成長を促すと共に、仕事のスピードを上げているのです。

初期人材が鍵だった!

変わらない文化の中でも重要なのが、年齢性別関係なく意見できること。このような文化は、いくら言葉で目標に掲げても中々実現が難しいと思います。

しかし、それが実現出来ているのは、初期メンバーの3人がたまたま当時41歳の社長と22歳の男性、そして16歳の女性で構成されたことが大きく影響しているそうです。初期の段階で必然的に年齢性別関係なく意見する職場が出来上がり、それが受け継がれ自然と文化になっていったのです。

これは、弊社の特別な境遇で生み出された強みと言えます!

文化が事業よりも先に来る

弊社は現在JPYCを販売する企業ですが、以前は古物商をしていました。大きく事業が変わっていった中で、文化にも変化が無かったのかと尋ねた所、「ない」というのが応えでした。そして、事業で文化が変わるのでは無く、文化に即して事業が生まれると教えて貰いました。

弊社は変化に強い組織であり、全員が自律的に動ける組織です。それが、環境変化が早く、迅速な対応が必要となるステーブルコイン事業とマッチしたのです。

だからスキルよりもカルチャーフィットを重視する

このように、人が作る文化が事業の内容を動かしていくことの重要性を皆さん意識されていました。「何を興すかよりも、誰を船に乗せるかが大事だ」と。



自律分散と聞くと何でも1人でこなせるスキルが一番大事だと思うかもしれませんが、採用の際に弊社ではカルチャーフィットを一番大切にします。なので、分散的に動きながらも、共通の文化で繋がっているのです。

自律分散:一つ一つお伺いを立てるのではなく、自分の頭でしっかり考えて自分の責任で実行すること。

これからの文化

これまで基本的に文化は変わっていないとお伝えしてきましたが、初期メンバーの方々からは、「以前と比べるとスピードが遅くなった」という意見を聞きました。組織が大きくなるにつれて、「お伺い」を立てずに実行する文化が弱くなっていると感じているそうです。しかし、それもまた企業の成長に繋がるガバナンスであるという見解をされていたのが印象的です。

「人が増えると同意を取りたがるのは人間の性である。自律分散と牽制された組織の両立が出来れば、これから規模が大きくなっても強い組織でいられる。平凡な大企業にはならないという意思が皆にないと、普通になってしまう。だから、今の段階では自律分散を壊さないように一人一人がスピード感を持つことが大事。」


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