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リアライズライセンス企画の仕事

こんにちは、リアライズ採用統括のアゲ丸です。

今回は22卒新卒採用でも積極的に採用をしております、ライセンス企画室の企画担当者の仕事の流れについての記事になります。
リアライズの企画担当スタッフは、1人当たりの対応範囲が広いため、他社さんの担当者さんのお仕事内容とは少し異なる点もあるかもしれません。飽くまでリアライズのお仕事の内容として読んでみてください。


企画タイトルの選定

まずは、企画タイトルを選定します。2020年のアニメ一覧などを確認して、企画できそうなタイトルを探します。その際に検討の軸としているのは以下の3点です。
・そのタイトルが好きか
・アイテムを考えられそうか
・タイトルに一定以上の人気があるか

それぞれ少しだけ解説をしていきます。

・そのタイトルが好きか
リアライズの商品企画のモットーは「作品の魅力を引き出すアイテム」です。定番のよくあるアイテムに囚われず、作品のコンセプトやファンが魅力に感じている要素を最大限に生かした企画をすることを目指しています。そのためには、作品の魅力をファンとして理解をしている必要があります。

・アイテムを考えられそうか
上記のコンセプトから、どんなタイトルでも共通で提案できる汎用的な企画をリアライズから出すことはあまり多くありません。(一部例外はあります)ですので、そのタイトルの魅力を引き出せるような特色のある企画を、予算範囲内で立てられそうか確認をします。
個人的には、料理系やスポーツ系は比較的企画が立てやすいです。バトル系は、作品にもよりますが、武器などはグッズ化が難しい(グッズ化は可能だが収益性に難が出る場合が多いです)傾向があります。

・タイトルに一定以上の人気があるか
これはアニメタイトルに関しては、一応確認している程度のものです。
人気のあるタイトルであれば、ある程度高めのロットで製造ができるので、コストを抑えられ、安めの金額で販売をすることができるようになります。
あまりグッズの購買が盛んでないタイトルは、ロットを抑える必要が出てしまうので、価格が上がったり、最小ロットの多い変わったアイテムなどは少し提案しにくくなってしまいます。

企画の作成とコスト検討、デザイン

タイトルが決まれば、次は実際に商品の企画とデザインを行います。
先述の通り、リアライズの商品企画のコンセプトは「作品の魅力を引き出す」ことなので、そのコンセプトに沿って、作品のコンセプトに近い商品を企画します。

企画が出来上がったら、草案のデザインもできていると思うので、それを元にお付き合いのある製造の会社さんにお見積り依頼します。見積りが上がってきたら、販売価格を設定します。

商品の企画と販売価格の設定が完了したら、デザインを行います。
デザイン力のあるメンバーが企画をした場合は、自分でデザインをすることもありますし、デザインがあまり得意でない場合は、社内のデザイナーさんにコンセプトとラフデザインを伝えて、デザインをしてもらうこともできます。

企画の提案

ある程度のデザインが出来上がったら、版元さんに企画を提出します。
版元さんの審査内容は大きくは以下の通りです。
・同一デザイン、同一アイテムの被りが無いか
・倫理的にNGなアイテムが無いか
最初の提案時点ではそれほど審査内容は厳しくありません。

製造手配・予約販売開始

版元さんの方で、企画OKとデザインOKを頂いたら、実際に製造を行ってもらう手配と、商品の予約販売を受け付けます。ちなみに、アニメグッズの販売で予約販売が多いのは、製造のロットを調整するためです。これは製造元(ライセンシー)が製造リスクを一手に引き受けるためで、業界構造上の要因が大きいです。


おわりに

リアライズでは、ライセンス商品企画の22卒新卒採用を行っています。
・大好きなアニメ作品がある
・アニメ作品を布教したい
・企画/デザイン力に自信がある
・世の中のトレンドに詳しい

上記に当てはまるような方のご応募お待ちしております

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