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イーバリューの人材・採用支援事業とは?立ち上げの背景と想いに迫る。

イーバリューの新事業として立ち上がった“採用支援事業”。これまで環境という分野でお客様に貢献してきた私たちが、なぜ“採用”という新しいフィールドに進出したのか。その裏側にある背景と想いについて、事業の責任者である渡山にインタビューしました。


1:企業と学生、2つのニーズをつないでいく。

採用支援事業としては、大きく3つのサービスに分かれています。

1つ目は、就活イベントの企画開催。企業と学生をつなぐマッチングイベントを行なっています。最近実施したイベントとして、『リケの“わ”』というものがあり、これはコミュニケーション能力の高い理系学生と企業をつなぐというもの。企業の魅力と学生の本質が、より伝わるイベントを目指しました。

2つ目は、採用のコンサルティング。企業向けに、欲しい学生に出会うためにはどうするか、といった採用に関するお困りごとを解決するサービスです。例えば、説明会の資料をもっと学生に伝わりやすくするにはどうすればよいか、ターゲットを決めるにはどうしたらよいか、といったようなもの。特にスタートアップ企業や採用を初めて行う企業に向けたもので、これまでのイーバリューが実際に培ってきたノウハウが提供できればと考えています。

3つ目は紹介事業で、企業に学生を紹介していくというもの。新たに参入していくことになるため、まだまだこれからのサービスなのですが、イーバリューならではの強みを出しながら、企業と学生をつなげていくことができればと思っています。

さらに、私たちが学生との接点を増やしていく活動として、学生団体の立ち上げ、その先には“就活塾”といった学生向けのサービスも予定しています。就活に特化したイベントはもちろんですが、大学1・2年という早期の段階から、「働くとは、どういうことなのか」「自分に合った働き方ってなんだろう」といった、“働く”に触れて、自ら考えるようなサービスを提供できればと思っています。

企業と学生、2つの方向性がありますが、これは双方向で機能していくもの。企業側のニーズはイーバリューがコンサルティングとして吸い上げ、学生側は学生団体や就活塾でニーズを掴んでいく。企業と学生という2つのニーズの間を、イーバリューがつないでいく形を目指しています。


2:自社の課題から、社会の課題に気づいた。

なぜ環境というフィールドから採用支援事業が生まれたかというと、最初は自社採用の課題からでした。これまで採用は人材紹介会社やイベント会社にお願いしてきたのですが、年々、事業の発展とともに自社における採用のレベルが高くなってきました。そうなると、採用のコストもどうしても上がってしまう。加えて、他社に依存したままだと「紹介できない」となった場合、持続的に採用ができなくなってしまいます。そうした危機感から、自社でも学生と接点を持てないか、と考えたのがきっかけでした。

またその上で、世の中の採用イベントは堅くて伝わりにくい、という課題も感じていました。マッチングイベントでは5分間自社をPRする、ということがよくありますが、それだけでは魅力を伝えるのは難しいし、学生側も緊張していてうまく自分を伝えきれない。合同説明会では、名前が知られている企業のブースにしか座らないし、ナビサイトでも知っている企業しか検索しない。その結果、今まで触れてきた企業にしか出会えない、ということが起こっています。つまり、既存のやり方では、本質的なマッチングがなかなかできないと感じていたんです。

そんな時、知り合いの企業から「東京のイベントに出ませんか?」というお誘いを受けました。当初は東京での採用は検討していなかったのですが、「それなら一緒に名古屋でやりましょう」ということで、共同でイベントを開催しました。それと同時に、他の企業も私たちと同じような課題を抱えているのではないか、これを提供できれば世の中の課題を解決できるのではないか、と考えるようになったんです。


3:企業側だけではなく、学生側の課題も解決したい。

自社の採用を通じて、学生側の課題も感じることがありました。ブラック企業・ホワイト企業という言葉が横行しているということもあり、ブラックじゃない企業であれば、といった消極的な企業探しになってしまっている学生も少なくありません。自分に自信がある学生はあまり気にせず、成長ややりがいといった面を軸にできるかもしれませんが、残業や休日、給与といった条件面だけが軸になってしまっているケースも多い。だからこそ、学生団体や就活塾で、“働く”の価値観をきちんと伝えていきたいと考えるようになりました。

私自身、働く楽しさやその価値を知ったのは仕事を通じてでした。とある就活のイベントで、2人の学生に対して自社のことを伝えたのですが、最初は興味を示してくれませんでした。聞いたことのない会社でしょうし、環境コンサルティングというのも学生にとっては馴染みがない。でも、話を進めていくうちに、どんどんと学生が前のめりになっていったんです。そこに至るまで、伝えるための練習やどう受け取られるかなど、さまざまな準備をしていました。そのプロセスが、成果となって表れたことで、仕事の楽しさや“働く”という価値に触れられた気がしました。こうした自分の経験も踏まえて、働くことの価値を伝え、課題を解決できればと考えています。


4:これまでの強みを活かし、本質を提供していく。

まだ事業を立ち上げたばかりなので、まずは自社のサービスを知っていただくことが目下の目標ではあります。ただ、イーバリューが間に入ることで、出会いやきっかけだけでなく、質も担えると考えています。例えば、学生は連絡の時間が不定期になる傾向があり、企業にとっては管理が大変になります。こうした問題は、これまで環境コンサルティングとして、大企業とパートナーを結んできた経験が活かせると考えています。こうした強みがあれば、企業と学生を本質的な魅力でつなげる仕組みをつくっていける。お互いが深く理解することで、ミスマッチという不幸も減らしていける。イーバリューがその間にいることで、本当の意味での企業と学生のマッチングができればと思っています。

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