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Cynapsが目指す未来 -創業の背景と事業にかける想い-

前職は、東証マザーズに上場しているアプリの受託開発会社での新規事業開発担当でした。

音声認識IoTサービス(例えば、音声認識 スピーカーに「電気をつけて」というと電気がつく、というようなシステムを作って住設機器メーカに売込む、というようなプロジェ クトです)を立ち上げ、それなりに注目はされましたが、開発は課題山積でした。

開発に外注を使うことが前提だったのですが、兎に 角、高い。

なぜなら、IoTシステムの開発経験者が少なく、かつハードウェア、通信、サーバ管理、ソフトウェア、UI/UX、etc、、、と すべてが一体となって動かないと良いものがつくれない中で、全体を俯瞰できる開発者は更に少なかったからです。

こんな状況のまま では、価格の面でも、クオリティの面でも、ユーザビリティの面でも、日本でIoTが生活の隅々まで普及する日は当分来ないのではな いか、と暗い気持ちになりました。

それでも、IoTが今後伸びるのは間違いない、IoTによって便利になり、楽しくなる社会を見てみたい、という想いは捨てられず、それならいっそ自分たちでやってしまおう!といって設立したのが、Cynapsです。

創業のタイミングと、新型コロナウイルスの蔓延が重なったのは、半ば偶然でした。

しかし、換気対策の必要性が声高に叫ばれるようになる中で、僕たちができること、やるべきことは、すぐにみつかりました。

前職の引継ぎが終わり、本格的に事業を開始したのが6 月、そして7月にはCO2モニタリングシステム“hazaview”を完成させ、8月に展示会に出品。お陰様で、反響は大きかったです。

ただ、それでも、価格の面、クオリティの面、ユーザビリティの面で、まだまだ普及品レベルの製品にたどり着いていない、という忸 怩(じくじ)たる想いがあります。

換気、すなわちCO2濃度管理は、仕事や勉強の生産性や健康にも大きな影響を与えることが分かってきています。

新型コロナ対策に留まらない、社会インフラとしてのCO2モニタリングシステムを、僕たちの手で普及させるために、“hazaview”の開発と運用、販売で得た知見を活かし、今後も改良をすすめてまいります。

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