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ロゴデザインのワークフロー

そのだ競馬で開催される「第63回金盃」のイベント及びブルゾンで使用するロゴ提案

今回は弊社の手がけた案件の中からイベントロゴのワークフローをご紹介したいと思います。

多くの仕事がそうであるように、当案件もまずはクライアントと打ち合わせをします。

そこでイベントの内容であったり歴史であったり、過去のデザインであったり、最終的にどのような形で使用するのかなどと様々な質問を行います、、、と書くと硬く感じますがイベントの話を主軸に雑談をしながらクライアントの意向を汲み取っていくといったイメージです。場合によってはその場で簡単なラフやスマホで近しいデザインのものを見てもらったりなどをして、お客様との方向性のずれがないようにします。

会社に戻って必要な情報を整理しデザイナーに伝えます。

ディレクターの仕事はクライアントとデザイナーの翻訳をする仕事、海外旅行でいうところのコーディネイターのようなものなので、クライアントの望んでいる方向性をデザイナーに伝わる形で情報整理して伝えます。今回はスタイリッシュでできれば来年、再来年と使用しても古臭く感じないもの、イベントの名称でもある「金盃」はデザインに組み込むこと、カラーは高級感のあるものというのを主軸にデザイナーに伝えました。

デザイナーからアップしてきたデザインを元にディスカッション。

デザイナーの制作したロゴデザインに対して、チェックをしブラッシュアップの指示をします。この時点で方向性がずれていたりデザイナーが悩んでいた場合はアイデア出しやラフを描き、デザイナーに共有します。問題ない場合は校正したあとにクライアントに提出です。私のディレクションの特徴として、デザイナーに渡したと放置するのではなく、定期的に声をかけたり悩んでいそうな場合はアイデア出しなども手伝っています。

初回提出は下の写真のような案を提出。

その後はお客様とメールや電話で打ち合わせをして聞き取ったうえで訂正を繰り返し最終決定まで持っていきます。ここでやり変えなどが発生しないように、初回打ち合わせや方向性の打ち出しをきっちり行い、提出時にクライアントに上手に伝える、つまり「お客様の本当に望んでいるもの」を上手く聞き出しカタチにするのがディレクターの大切な仕事です。

決定したものが下のロゴです。


決まったロゴをイベントでプレゼントするブルゾンに落とし込みます。


実際にプレゼントをしたサイトです

https://www.oddspark.com/cp/2020/goldcup2020/fan.html

最終のOKをいただき、入稿したらワークフローは終了です。

当案件はもともと長く使用したいというお客様の意向通り制作し、

2020年に続き2021年も使用していただいています。

このような流れでロゴデザインは制作されています。

ご興味のある方の参考になれば幸いです。

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