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マジックザギャザリングの魅力について

今回は「マジックザギャザリング(以下、MTG)って何がおもしろいの?」という人のために、少しだけMTGの魅力についてお話ししたいと思います。

MTGにおいて、私が他のトレーディングカードゲームよりも魅力的だと感じる点は『ファンタジー要素』です。

「ファンタジー要素なんてどのカードゲームにもあるんじゃないの?」

そう思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は意外とそうでもないのです。

日本のトレーディングカードゲームにおける世界観はどちらかと言えばコミック寄りで、ビデオゲームやアニメ、漫画などとセットになっていることが多くあります。原作が漫画やアニメというケースもありますね。

もちろん、原作のファンにとっては魅力的だと思いますが、王道のファンタジーを求める人にとっては「ちょっと違うかな…」と感じる部分も多いのではないでしょうか。

『ファンタジー要素』という点において、私はMTGが一番だと感じるのです。

王道のファンタジーは世界中の多くの人を魅了します。

わかりやすい例でいうと『ハリー・ポッター』があげられるでしょう。

シリーズ7作の総発行部数は5億部を超え、関連作品を含む総売上げは約600億円(5.7億ドル)を記録。ハリー・ポッターの映画が完結してから早10年が経過しましたが、これだけの時間が経った今もなお、多くのファンによって支えられています。

ハリー・ポッターの魅力を語ろうとしたとき、私の力ではおおよそ足りませんが、あえて1つ言えることがあるとすれば、やはりその物語が「王道のファンタジー」として描かれているということです。

人々が夢を持ち、希望を抱けるような、そんな物語が紡がれていること。
まさに「王道の物語であること」が、長く愛されている秘訣だと思います。

話をMTGに戻しましょう。

先にお伝えした通り、MTGの一番の魅力は『ファンタジー要素』です。

そしてMTGの歴史はトレーディングカードゲームにおいて最も長く、2021年で28年を迎えます。28年という長きに渡って、今もなお多くのファンに支えられているのです。

以前MTGを扱っているウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の方がインタビューでおっしゃっていたことがとても印象的でした。

「私が生きているうちに、MTGの終焉を見ることはないでしょう」

そう言い切ることができるMTGの力を私は強く感じましたし、私自身も実際にそうなると思っています。

世の中にたくさんのトレーディングカードゲームが出ようとも、これまでにMTGが多くのファンとともに歩んできた歴史を塗り替えることはできません。
またこれほどまでに練り上げられたファンタジー要素を持つ世界観が生み出されることも、ちょっと容易には想像できません。

次は少し切り口を変えて、『カード』という側面から魅力を語ってみたいと思います。

私がMTGを始めたときはインターネットの黎明期で、まだこの世にハリー・ポッターの1作目すら存在していない、そんな時代でした。

今でこそ新しいカードセットは発売前にすべてのカードデータを知ることができますが、当時そのような情報はまったくなかったのです。

パックを開くたびに「なにこれ!?知らないカードだ!」そんな驚きと喜びが常にありました。

パックを開けるときのあのワクワク感。

ロールプレイングゲームをやったことがある人なら伝わると思いますが、まるでダンジョンに置いてある宝箱を開けるときのような、あの感覚です。

開けた宝箱から知らない武器やアイテムが出てきたときの喜び。

この感動は、攻略本や攻略サイトを見て、宝箱の中身がわかった状態で開けるのとはまったく違います。

情報化社会の広まりとともに、残念ながらこのワクワク感は薄れてしまったように思いますが、それでもなお、新しいカードが出る喜びは今も変わりません。

1万を超える種類のカードから、何と何を組み合わせるか。

そこには無限にも近い組み合わせが存在するのです。

MTGは自分を1人の魔法使いとして見立てます。
自分の頭で考え、選び抜いたカードの束は、まさに自分だけの「魔法の書」。

トレーディングカードゲームでは、このようにゲームに使うために選んだカードの束を”デッキ”と呼びます。

このデッキを『魔法の書』と表現できる、そしてその表現がこれほどぴったりなカードゲームは、MTG以外に思い当たりません。

まだまだ語りたい魅力はたくさんあるのですが、今回はここまでとします。
少しでもMTGの魅力が伝わればうれしいです。

最後に…
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