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メンバーが実践する「女性の新たな働き方」とは?斬新なワークスタイルに迫る

読み手の心に響くストーリーライティングを通じて、企業・商品・サービスを魅力的に紹介する会社、「株式会社ストーリーテラーズ」。

2021年に設立され、現在はWantedlyの運用代行や、企業の採用・広報・ブランディングを目的としたストーリー制作事業を行っています。

今回は立ち上げメンバーの一人で、3児の母でもある本部 友香(もとべ ゆか)に、ストーリーテラーズで働く魅力についてインタビューしました。


本部は幼少期をカナダで過ごした帰国子女。

飲食品業界の常識を覆そうと試みる、凄腕の外国人起業家の代表アシスタントを務める一方、ストーリーテラーズでは、インタビュー・ライティングを担当。

さらには、さまざまな業界の方々に事業を広める、エバンジェリスト(伝道師)としても活躍しています。


そんな彼女に「ストーリーテラーズで働く魅力」について尋ねてみたところ、「キャリアに悩む女性を解き放つ、社会的な意義」が大きく関係していることが分かりました。

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【インタビュアー/ライター】
ー伝えたいことを、伝えたい人に、文章で響かせる会社ー
株式会社ストーリーテラーズ
ストーリーライター ヤマダユミ

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「子どもの世話をしながら仕事」がスタンダード

「ストーリーテラーズを通して、新しい女性の働き方・生き方を世の中に広めたいんです」

人懐っこい笑顔で親しみやすい雰囲気の本部ですが、この言葉には彼女の確固たる決意を感じさせるものがありました。

代表の高野 美菜子(こうの みなこ)を含めたストーリーテラーズのコアメンバーは、全員が幼い子どもを持つ母親であり、複数の仕事を掛け持ちするパラレルワーカー。

多忙なメンバー達が時間を合わせて出社することは困難なため、普段は在宅で仕事を行い、それぞれが育児・家事とのバランスを取りながら、柔軟に働いています。

社内には子どもの世話をしながら働くスタイルが浸透しており、ミーティングの際に側に子どもがいるのは日常茶飯事。

途中で子どもが泣き出し、離席することもしょっちゅうです。

そのため、誰かが途中で抜ける前提のもと、会議は必ず録画。後日簡単な議事録と一緒に共有するようにしています。

子どもの急な発熱で仕事に影響が出そうなときは、すぐにチャットで情報共有。いざというときに、遠慮なくお互いにサポートし合える体制を作っています。

独自のワークスタイルの発端は、代表・高野

現在のストーリーテラーズのワークスタイルを生んだのは、代表の高野。本部は高野の働き方を見て、大きな衝撃を受けたと言います。

それは、立ち上げメンバー募集時のオンライン面談での出来事でした。

本部はきっちりとジャケットに身を包み、緊張した面持ちで臨んだのに対して、初めて顔を合わせた高野は、幼い息子を抱っこ紐でおんぶした状態で登場しました。

仕事中なのに子どもが一緒にいる!?」と面食らってしまった本部。

しかし、子どもが生まれてからワーママとしての働き方を模索していた自分が、従来の「女性に男性と同じことを求める」働き方しか認知していなかったことに、大きなショックを受けたそうです。

1週間後のオフライン面談では、高野は抱っこ紐の長男に加えて、長女も連れて現れました。聞けば、「小学校に行きたくないと言うので休ませた」とのこと(笑)

子どもの意志を尊重しつつ、強い意志を持って自身の事業も進める姿は、一人の女性起業家そして母親として、すごく自然体だと感じました。これまでにない新しい働き方を体現している彼女に、同じ母親として好印象を持ちました」

と本部は振り返ります。

その後、投資家へのプレゼンも抱っこ紐で臨んだ高野。

最後の最後に息子さんが同席していたことに気づいた彼らは、当初の本部と同様に、衝撃を受けた様子だったと言います。

「メディアで取り上げられる女性起業家は、家事代行やベビーシッターなどを利用して、男性同様にバリバリ働く人ばかり。自分を含め、等身大に生きることを願う女性たちには、到底真似できない」

常々そう感じていた本部。当たり前に家族を優先する高野のスタンスは、彼女に大きなインパクトを残しました。

「高野は“意図せずに”世の中を変える」

そう確信した本部は、ストーリーテラーズに参画することを決めたのです。

子育てしながら働くからこそのルール

文字通り「子育てをしながら働く」ストーリーテラーズ。そのワークスタイルは、クライアントに対しても変わりません。

クライアントとメンバー内では、常にGoogleシートで最新情報を共有し、取材やオンラインの打ち合わせは必ず2人1組で対応します。万が一「子どもが泣き出した」「体調不良でお迎えの連絡がきた」といった不測の事態に見舞われても、問題なく対応できるようにしています。

子育ては親がコントロールできないトラブルも起こりがちですが、それを言い訳にはしません。

クライアントに納品するストーリーは一切品質に妥協せず、納期をしっかり守り、お客様に感動いただけるものをめざしています。

「クライアントはワークスタイルを理解してくださる企業ばかりで、子どもに対して画面越しに『こんにちは!』と優しく声を掛けてくれる方もいらっしゃいます。

何度となくお仕事をさせていただいていると、仕事中に子どもが側にいることに慣れてしまうお客様も多いですね(笑)

目標は独自のワークスタイルを世界に広めること

本部の今後の目標は、「ストーリーテラーズ独自のワークスタイルを、日本だけでなく世界に広める」こと。海外でも一部のスーパーウーマンをメディアが取り上げることで、働き方のギャップに悩む女性が多いのだそうです。

(左:代表の高野、右:本部)

一方で、彼女はワーママ自身にもある危惧を抱いていました。

「女性は『男性が作った、今の働き方の仕組みに合わせるのが当たり前』と感じていて、違和感を抱いても、『合わせなければ働き続けられない』と思っているのではないでしょうか。

自分の素直な気持ちに耳を傾けて、『本当はこんな働き方をしたい』と伝えてもいいと思うんです。女性自身が主導的にワークスタイルを提案し、トライアルアンドエラーを繰り返せば、少しずつでも状況は好転していくと思います」

本部は、ストーリーテラーズの働き方が広まることで、「女性達のマインドが変わり、行動を起こすきっかけになれば」と願っています。

「私たちのワークスタイルは、等身大で生きる9割の女性たちが心から共感でき、実現可能な働き方だと思うんです。仕事と子育てのバランスに悩むワーママに知ってもらえれば、『これまでの固定観念に囚われなくてもいいんだ』と気づきに繋がり、その先の可能性も広がるかもしれません。

この働き方を世界に広めていくためにも、まずは自分達が事業を成功させることが必要不可欠。絶対に実現させてみせます!」

力強く語る本部の目には、そう遠くない未来が見えているようでした。ストーリーテラーズがどのような形で働きかけ、企業や社会をよりよくしていけるのか。ぜひ私たちの今後にご期待ください!

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