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【穏やかな日々を捨て、刺激的なベンチャーへ】花王からアンナビへの転職で見つけた、女性でも輝ける社会の実現。

みなさんこんにちは!人事部の橘です。


今回は大手化粧品会社『花王』から転職し、入社わずか一年半で執行役員に登用された社員 矢部あすかさんをインタビューしました!

あすかさんはどうしてずっと憧れだった会社から転職したのか?そして女性でも活躍できる社会の実現に向けて、アンナビでどのようなことをしたのか?


女性はもちろん、転職の一歩を踏み出せない…という方に是非読んでいただきたいインタビュー記事となっております!




矢部 あすか(やべ あすか)

マーケティング事業部 / 執行役員

千葉県出身。中高一貫校から千葉大学の工学部共生応用化学科に進学。大学ではダンスサークルに没頭し、”とりあえず大手に”という思いで新卒は花王へ販売職で入社。2020年7月より現職。



転職意向皆無から、アンビエントナビに転職した理由


橘:改めまして、矢部さんの経歴を教えてください。


矢部:私は千葉の田舎で、兄のいる妹として生まれ、過保護に甘やかされて育ちました。

中学高校は中高一貫校に通い、部活動のチアダンスに没頭し、大学は千葉大学の工学部共生応用化学科に入りました。

大学では勉強は全くせず、ダンスサークルに没頭し、将来については深く考えず、”とりあえず大手に”と思い新卒は花王へ販売職で入社しました。

何かを目指すわけでもなく、いわゆる”意識低い系”としてありふれた生活を千葉で送っていました(笑)


橘:今のバリキャリイメージの矢部さんからは想像がつかないですね…


矢部:そうですよね(笑)転職自体したいとはかけらも思っていませんでした。

前職もとても素敵な人に囲まれ、何も不満のない毎日。穏やかで笑顔がたくさんの職場で楽しく仕事をしていました。


そんな平凡な生活をしている中で、紹介を受けてアンビエントナビに出会いました。

当時社員は2人。オフィスは代官山のマンションの一室。

でも掲げている目標は「時価総額5000億を超える企業をつくる」


同年代のメンバーが果てしない目標を掲げていました。

(ちなみにこの目標は今も変わりませんが今は企業理念として「次の100年を代表する企業をつくる」になりました)


全てにとてもワクワク。

「アンナビに関わっていたら未来に面白いことが起こりそう」

そんな気持ちでした。



橘:転職意向が全くなかった状態からアンナビに決めたのは、やはりワクワクが強かったのでしょうか?


矢部:そうですね。いざアンナビに誘っていただいた時は二つ返事で転職を決めました。


おそらく穏やかすぎる日々を過ごしていた私には、ベンチャーのワクワクがとても刺激的だったんだと思います(笑)そんなこんなで転職しました。



未経験だらけの激動の日々


橘:転職されてからは、前職とは全く異なることをされてきたと思うのですが、今振り返ってみるとどのような日々でしたか?


矢部:転職してからは怒涛の日々でした。アンビエントナビ初めてのセールス社員として入社したため、マニュアルも何もない中で未経験の営業。本を読んだり社長のアポイントを見たりしてとにかく研究しました。これがベンチャーか、と思いました(笑)

ただ、洗礼を受けつつも自分でチャレンジできることが楽しいというのは初めて知りました。元々失敗が怖いタイプで行動が遅くなってしまいがちでしたが、ベンチャーにきている以上挑戦と失敗は当たり前だということや、いかに次に早くいかせるかが重要だと気づき、どんどん世界が広くなる感覚がありました。



橘:世界が広くなる感覚って大手ではなかなか得られない感覚でしたよね。矢部さんは、アンナビ入社して多くの部下を見てこられたと思うのですが、マネジメントも大手では若いうちからは経験することがあまりなかったと思います。


矢部:その通りで、マネジメントも未経験のためとても苦戦しました。

自分自身は当時1年間で1億2000万円の売り上げを獲得するくらいセールスとして努力しました。

ただ、自分の営業力を伸ばしたい一方でどんどん増える部下。自分の売り上げをできる限り担保しながら部下の教育をどうやるべきなのか常に悩んでいました。


いまでは、仕組み化によって教育も属人的にしないことが重要という考え方ですが、当時は全て1:1のコミュニケーションで部下へのフィードバックを行っていたのでとにかく時間がない。

そしてどんなに時間をかけてフィードバックしてもその場だけの会話になり、次のアポイントからすぐにいかせる人は一部なので部下に売り上げがつかない。


橘:でも、当時コロナ禍で売り上げが低迷している飲食店さんにとって、SNS運用代行は需要があったはずですよね。


矢部:私自身も、サービスが飲食店さんにとって良いものだという自信はありました。それなのに売れずに悩んでいました。


そこで作ったのがマニュアルのような「ドリブン」というもの。

営業アポイントの構成要素を目的ベースで全40,000字以上で解説しているものです。

そしてメラビアンの法則を意識して、文字だけでなく動画付きで細かなところまで理解しやすいように作成しました。


橘:弊社のドリブン!今のアポイントもこのドリブンが原点になっていますよね。


矢部:そうです。そのドリブンを元にアポイントを実施できているかのチェックシートも作成し、毎日上司がこのチェックシートを用いてアポイントに点数をつけていきます。

そうすることでそれぞれ何ができずに失注しているのかを可視化することができました。


橘:定量的に可視化できるようになると、メンバーの評価もしやすくなりますね。


矢部:はい。実際、このチェックシートの点数やアポイントの数などを元に評価する評価シートを作成して、毎日タイムリーな評価がS〜Dで出て来るように設計しました。

この評価シートは売り上げもプロセスも評価対象となっており、月末時点の評価のアベレージによって半期に一回お給料が変わるというという仕組みです。


橘:初期とは全く異なって、仕組み化が徹底されていますね!


矢部:おかげで、確実に部下が成長しました。

今では営業未経験のインターン生でも2,3ヶ月で戦力になります。


橘:未経験の学生でも2,3カ月後には売れるようになるって、単純に考えてすごすぎますね…やはり弊社の強みはこういったところにあるとお考えなのですか?


矢部:そうですね。いわゆる「アンナビの競合優位性は?」と聞かれた時に自信を持ってたくさん挙げることができる一つに、この営業の徹底した仕組み化があると思います。


ここまで営業というものを分析して仕組み化している会社は日本にはないのではないかと自負しています。


このようにビマチェリタを元に部下が成長することで組織もどんどん大きくなりました。

ありがたいことに入社1年半で執行役員になることができました。


橘:入社1年半で執行役員はスピード出世ですね(笑)


矢部:前職では絶対に経験できないことだと思います。

アンナビではこれまで、マーケティング事業部でコンサルタントも経験し、人事でインターン採用や中途採用にも携わることができました。そして今は新規事業の立ち上げもさせていただいています。



新規事業への挑戦


橘:最近ローンチした新規事業にも関わっていらっしゃいますが、元々何か新しく物事を生み出すのが好きだったのですか?


矢部:全く(笑)むしろ逆で、自分は0→1が得意ではないタイプだと思っていました。

ただ、セールスやコンサルタントとしてクライアントさんとお話している中で、飲食業界における様々な課題を目にしました。


飲食店について知れば知るほど課題は明確になっていきますし、それに対しこれまでの事業(SNSマーケティング)だけでは解決に導くことができないもどかしい状況に何度も直面しました。


橘:サービスを売りながら、貢献しきれないことに悔しさを感じられていたんですね。


矢部:せっかく「人生かけて矢部さんにお願いするよ」と言ってくださって売り上げUPのお手伝いはできても、その方の夢に向かってのお手伝いはできませんでした。

サービスとしてもchurn rateは毎月改善はみられますが、まだまだ目指すべき水準までは達していません。


このままでは10年以内に時価総額1000億という会社の目標も、「ITの力で、あなたの大事なお店が潰れない社会をつくる」という事業理念の実現も難しくなると感じていました。


橘:そこで登場するのが今回の新規事業、ということなんですね。


矢部:はい、会計コンサルティングに注目しました。


悲しいことに飲食店さんはよく突然閉店します。

その背後にある理由は明確で、飲食店さんは会計の管理がタイムリーに行われていないことが多いからです。

気づいた時には、時すでに遅く、閉店を余儀なくされるということが嘘のようですがあるあるなんです。


https://note.com/ambientnavi/n/ne8f9c7e0fedc#0ce83d67-309c-44d0-8773-d4c5f4f189d1

※詳しい解説は上記noteリンクから


橘:たしかに、私の近所のお店も、急に閉店の貼り紙を出すところがあって驚いたことが何回かあります。つまり、原因は資金繰りが不透明なことなんですね。


矢部:だからこそ飲食店さんの資金繰りを透明化することの重要性に気付きました。

そのために会計コンサルティング事業を立ち上げ、本当の意味で「ITの力で、あなたの大事なお店が潰れない社会をつくる」を実現させます。


そしてこれからは人件費削減やCRMとしてのモバイルオーダー「パパモ」などを含めてプロダクトを積極的に開発していく予定です。



アンビシャスと今後の生き方


橘:アンナビでは全員アンビシャスという、簡単に言えば目標を掲げています。矢部さんのアンビシャスについてお伺いしてもよろしいでしょうか?



矢部:今まで私は、セールス→コンサルタント→人事→事業部統括→新規事業、と挑戦させてもらっています。

そんな私のビジネスアンビシャスは「女性には難しいだろうという全レッテルを剥がす」です。

自分が何をしたいかというよりは、働く女性に、私のように様々なキャリアの可能性を見せてあげられる人になりたいと思っています。


私の母は「趣味は子育て」というくらい、私たち兄妹に全ての時間をかけてくれるような専業主婦でした。そんな母親に憧れていたのもあって、前職時代はいずれは専業主婦になりたいと思っていました。

ですがこのように急成長しているベンチャーで挑戦する機会を得た今は、ビジネスにおいても様々なことにチャレンジしてみたいと思っています。

今でも見える世界がとても広がりワクワクが増えたので、もっと世界を広げるための挑戦をしていきたいと思いますし、この体験を女性だからという理由で諦めてしまう人をできる限り少なくしていきたいです。



橘:せっかく選択肢があるのに、それを「女性だから」という理由だけで潰さなくて済む世界になったら素敵ですね!仕事に限らないアンビシャスは何ですか?


矢部:社内ではそのアンビシャスを「ワークライフアンビシャス」と呼ぶのですが、私のワークライフアンビシャスは「楽しく活かされて生きる」。

楽しく生きていけたらいいやと思っていましたが、せっかくならば周りの人に活かされる優れた人でありたいなと思うようになったのでこのように掲げました。


だからこそどんな状況であろうと常にワクワク楽しんでいる人でありたいですし、それをかなえられる環境を自分でつくり出すことができる人でありたいと思っています。


橘:ワクワクに飛びこむだけでなく、ワクワクを自分でつくり出せる人にもなる、ということですね。ありがとうございました!



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