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社長が語る、パートナーズのこれまでとこれから。

「生き切るために」
震災をきっかけに、変わった想い。

――どういう想いでパートナーズを立ち上げたのでしょうか?

きっかけは、2011年の東日本大震災でした。
当時私は東京でサラリーマンとして働いていて、被災地へボランティアに行ったんです。テレビで流れていた情報よりも遥かに酷く、想像を絶する光景が広がっていて驚きました。

私たちのボランティアグループが任された仕事は、海沿いのエリアに建つ家の泥を出し、掃除をすること。
家と言ってもドアも窓もない泥まみれの状態で、ほとんどの人が仮設住宅に移動しています。そんな家に一人のご年配の男性が住んでいました。
昼食を食べている時、男性に「仮設住宅に行った方がいいんじゃないですか?」と声をかけました。
そうしたら男性は「俺はここで死ぬんだ」と、言ったんです。
理由を聞くと震災時に奥さん、息子夫婦、お孫さん…自分以外の家族全員がその家にいて、亡くなってしまったそうなのです。



――言葉にできない感情になりますね…。

そうですね、うまく表現できないです。
被災地からの帰り道は、震災の影響もあり車で6時間ほどかかりました。その車を運転している間ずっと、「生きる」ということに対して深く考えたんです。
そして、今こうして生きているのに、やりたいことをやっていない自分に苛立ちを感じました。
「学生の時から社長になりたいと思っていた。社長になれる自信もある。なのになぜ行動していないのか」と。
衣食住は十分保証されていて、営業パーソンとして評価もされ、何不自由のない生活にある種の満足感を感じていたのだと思います。「生き切れてない」と思いました。

そこで、起業の決心がつき、翌日会社に辞表を出しました。
自分のキャリアのすべてである投資用不動産を通じて、困っている人の手助けをする。
凄まじい光景を目の当たりにして、自分には何ができるのか考えた結果、パートナーズを起業しました。

そんな想いで、パートナーズの立ち上げに至りました。


――創業には大きなきっかけがあったのですね。
創業当初はどんな会社にしたいと思っていましたか?

「教育」に力を入れようとは思っていました。

例えば医師は「医師免許」がないと職業として成立しないですよね。
免許を持っていない人から「その症状は、Aという病気だよ」と言われた場合と、病院に行ってお医者さんに「診察の結果、あなたの病名はAです」と言われた場合、あなたはどちらを信じますか?
お医者さんの言うことを信じますよね。

何が言いたいかと言うと、プロかプロじゃないかの差はとても大きいということです。
不動産業界において、医師免許にあたる国家資格は「宅地建物取引士(以下宅建)」です。
ですが不動産業界は、宅建を持っていなくても仕事ができてしまいます。
正確に言うと、社内で誰か1人宅建を持っていれば、宅建を持っていない人を4人雇用できるんです。
衣食住や人生に関わる重要な職業なのに、不思議ですよね。

事実、最前線でお客様とコミュニケーションを取る社員でも宅建を持ってない人がとても多く、サラリーマンの時からずっと違和感を抱いていました。
そういった根本から不動産業界を変えなければならないと思っています。
だからこそパートナーズ社員には、お客様が安心できるように宅建含め他の資格もしっかり取るよう呼びかけています。
皆さんにも、宅建の重要性を理解していただきたいです。



日本初、売却DXへの挑戦

――つづいて、パートナーズの強みを教えてください。

大きく分けて2つあります。
1つは一気通貫で資産運用を完結できる「資産運用総合アドバイジングカンパニー」であることです。

保険や不動産投資、クラウドファンディングによる少額投資など、お客さまの資産運用のポートフォリオをワンストップで対応することで、管理がしやすく、お客さまのバックボーンをより理解したご提案ができます。


――2つ目はなんですか?

「人×テクノロジー」の力を駆使し、日本で一番不動産売却のDXを推進していることです。
日本初、不動産売却DXへの挑戦。この挑戦は、まだ誰もやっていません。

2020年からはじまったCOVID-19問題を皮切りに、世界経済を揺るがす様々な出来事が巻き起こり、多くの産業に「変化」が求められました。
変化の内容は、非対面やオンライン、ニューノーマルなどの「デジタル化」です。

不動産業界のDX化は他の業界に比べ圧倒的に遅れていて、農業と同じレベルと言われることもあります。
しかし、不動産業界のDX化にストップをかけていた法の改正が2022年に行われました。私たちはそれを「ネット不動産の解禁」と呼んでいます。
今がまさに、不動産の歴史の大きな変革期であり、大きなチャンスです。

そのチャンスを確実に掴み取れる環境が、パートナーズにはあります。


――なぜそう言い切れるのでしょうか。

大きな理由の1つとして、2021年6月にグロース市場上場の株式会社GA technologiesのグループに参画したことが挙げられます。
GAテクノロジーズは、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(以下、「DX銘柄2022」)」に3年連続選出されるなど、企業価値の向上につながるDXを推進し、優れたデジタル活用の実績を表されています。
DX銘柄2022に選出されている不動産会社は2社のみ。いかに心強いバックアップかご理解いただけると思います。

そして、パートナーズの大きな武器は、間違いなく「人」です。
Wantedly内で多くの社員がパートナーズの「人」についてお伝えしているので、詳細はぜひそちらでチェックしてください。
端的にお伝えすると、一人で出せる力がMAXで10だとしたら、10人いる場合は100になりますよね。でもパートナーズ社員の場合は、圧倒的チームワークで10人いたら200の力を出せる人財だと思っています。
個の力でお客様に選ばれ続け、創業以来増収増益を成し遂げてきたパートナーズのマンパワーと心強いバックアップがあるからこそ、日本の不動産業界でどこもなし得ていない未知の領域の開拓に、とても高いレベル感で挑むことができています。


「ラーメン屋をやると言っても、一緒にやります」

――新しい挑戦にもどんどん挑んでいく社風なのですね。

そうですね。臆せず挑戦できる理由も、パートナーズの武器が「人」であると社員も理解しているからこそなんです。
そう確信した出来事があります。
2019年新卒の会社説明会でのエピソードです。学生さんから「会社が潰れたらどうしますか?」という質問をされました。
その説明会には私と人事、採用広報、セールスの先輩社員が数名参加していて、先輩社員に向けてされた質問でした。
その時は経営者として、社員がどのように答えるのかとても気になりましたね。

結論、参加していた先輩社員の答えは「まず、パートナーズは潰れないです。ただ、もし仮に不動産業が立ち行かなくなって、『ラーメン屋をやるぞ!』と社長が言ったら、全力でラーメン屋をやりますし、『アパレルをやる』と言ったらアパレルをやります。このパートナーズのメンバーなら、どんなビジネスでも成長させる自信があるからです」でした。先輩社員全員がそう言ってくれました。
嬉しかったですし、私も同じことを思っていました。
だからこそ、挑戦に臆せず、難しい挑戦にも挑むことができます。





――それを踏まえて、パートナーズに欲しい人財を教えてください。

まず、創業以来ずっと変わっていない、選考基準「三種の神器」があります。
・素直
・謙虚
・努力しつづけられる
この3つを兼ね備えているかをもっとも重視しています。

また、実際に現場で活躍しているのはポジティブな人です。
日々挑戦しているからこそ、日々壁が立ちはだかります。落ち込んだとしても、そこで立ち止まるのではなく、ポジティブに変換できる考え方が大切だと思います。
そのためには、「思考を止めない」ことが重要ですね。


――最後に求職者の方にメッセージをお願いします。

私は多くの場合、最終面接で皆さんにお会いしますが、その際「すごく楽しそうな会社ですね」と言われることが多々あります。
確かに、WantedlyやHP、社員のSNSを見ていただいたら楽しそうな写真やコメントがたくさん出てきますし、その笑顔に嘘偽りはありません。
ただ、同時に理解していただきたいのは、どの企業も同様に「目標が達成できなくて泣いています」「壁を超えられる自信がなく、落ち込んでいます」 などのコメントや写真を進んで投稿することはないということ。
つまり、バックストーリーを理解したうえで発信内容を見ていただきたいです。

なぜ全力で楽しめるのか、なぜ涙を流してまで感動しているのか。
答えは「血の滲むような努力をして、多くの壁を乗り越えているから」それ以外にないんです。全力で努力しているからこそ、全力で楽しめるんです。
何かを成し遂げるまでの道のりが、楽しいこと“だけ”ではないことを皆さんはご存知だと思います。

パートナーズが今成し遂げようとしている挑戦は、日本中どこを探してもやっていません。
だからこそ、思うように行かないこと、壁にぶつかることもあると思います。
ですが、壁を乗り越えた先に、パートナーズでしか見ることができない最高の景色があることをお約束します。
「壁を越えてみせる!」「人生を変えたい!」という方はとことん付き合います。
日本初の挑戦に、共に挑んでいきたい方を募集しています。
ぜひ、飛び込んできてください。


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