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150名の定量ユーザビリティ調査をマネジメント

Uismのリサーチは、参加者とモデレーターが1対1で行うデプスインタビュー(IDI)が最も多いのですが、
今回は、先日実施した、少し特殊な調査をご紹介します。

クライアントからの要求は「150名のIDIでデータを収集」。
IDIは10名程度で行うのが一般的で、多くても20~30名程度です。
それが、今回は150名です!

成功にはいくつかの課題がありました。

  1. 少人数のスタッフで150名をいかに回していくのか?
  2. コロナ禍で大人数の会場調査ができるか?
  3. 対象デバイスの操作、iPhoneのミラーリング、複数のカメラをどうコントロールするか?

どのように、Uismチームは実現したのかというと。

  1. 会場を4つのブースをつくり、モデレーター4名+説明員1名で、1日平均17セッション計9日間で実現しました。
    各ブースを1人のモデレーターが担当し、観察・記録→アンケート→インタビューという流れで実施。説明員の役割も重要です。4ブースまとめて、調査の説明、参加者のサポートを行います。
    Uism(社員+パート)のチームワークで150名をマネジメント!
  2. Uismではオンラインでのインタビューも数多く実施しますが、もちろん会場での調査も実施します。
    会場調査の際には、十分な感染対策も必要になります。今回は150名という大人数なので、なお一層の対策が必要です。
    参加者一人ずつ受付し、消毒、検温、体調チェックを行い、参加してもらいました。広い会場を4ブースに仕切り、参加者同士の接触は避けられるように実施。各ブースでは1セッション終了ごとに全資材を消毒。参加者の方に安心して調査に参加していただけるようにセッティングすることも重要です。
  3. 対象デバイスの小さなボタン操作と、そのフィードバックのインジゲーターが今回の調査ではキーになるため、
    そこをしっかりと撮影すること、また連携するiPhoneの画面も同時に撮影する必要がありました。
    各ブースで、Webカメラ2台、ミラーリングアプリの映像を1台のパソコンにインプットすることで解決。オンラインインタビューなど過去の調査の知見を組み合わせて、この画面コントロールを実現!

このように、クライアントの要求に対して課題が発生しても、チームメンバーの経験や知見を集めて、確実に実現させるのが、Uismチームです。

そして調査は大きなエラーは1件も発生せず、無事終了!

終了後には、グローバルにシュラスコで打ち上げパーティー!

Uismではこのように一緒に考えて、課題を解決してくれる仲間を募集しています!
まずはお気軽にご連絡ください。


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