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「2020年度コロナ禍での新入社員研修」~教育担当四半期コラム1回目

はじめに

株式会社テクノ情報システム 事業企画部人材開発課の矢野と申します。

2011年11月に中途入社し9年が経過しました。2017年頃より現場業務と並行して、社内勉強会の開催、外部研修の推進、若手社員のフォロー制度(ペアレント)の立ち上げなどに携わり、2019年4月より教育担当として社内常駐をしております。

教育をする上で大切にしているのは、「主体性を持たせること」につきます。技術者として一人前になるには最低でも3年は現場経験が必要と考えており、新入社員や業界未経験の中途社員の方が現場OJTを受けながら業務に携わる中で、何が必要なのかと考えれば、「自ら考え、悩み、相談、質問し、知識、技術を学ぶ(盗む)ことができること」がOJTで指導する側も、学ぶ側も円滑に業務を進められるようになると考えております。

さて、そんな教育論の私ですが、ストーリー作成の機会を頂きましたので、四半期ベースで全4回のストーリーをお届けしようと思います。

記念すべき第1回目は、2020年度コロナ禍での新入社員研修をテーマにお届けします。

新入社員研修の準備

いままでの新入社員研修は外部委託していたため、2019年6月頃よりスケジュールの策定、カリキュラムの作成、研修用パソコンのレンタル、研修会場の確保、サブ講師の手配などを進めておりました。研修は社外の会場で行う予定でしたが、社内で行うことになったり、サブ講師がプロジェクトの都合で手配できるか分からないなど、準備の段階で想定外の課題が発生したものの、紆余曲折を経て2020年2月には研修を始められる準備が整いました。

コロナウイルスの影響

研修1週間前ごろコロナウイルスの影響により、研修用PCの到着時期が1週間ほど遅れると、業者から連絡が入りました。リモート対応でレンタルPCを必要とする企業が増えた事や、中国から必要な部品が届かないなどが原因でした。幸いにもパソコンを使用しない研修期間だったので、大きな影響はありませんでしたが・・・

入社式は大きく影響を受けました。従来は現場に出ている役職者も入社式に参加するのですが、今回は新入社員と社内常勤の管理職数名で、少人数での開催となりました。

いざ研修

下図は、新入社員研修の予定(左側)と実績(右側)になります。

当初は全日程を社内にて行う予定でしたが、新入社員が12名おり、3密を防ぐために分散出勤、在宅勤務による遠隔研修にて対応しました。

当社の試みとして、プログラミング一辺倒の研修ではなく、要件定義から詳細設計までの成果物の作成、レビューの後、製造という形をとっており、レビューに関しては対面で行う必要がありました。

そこで4名1チームの3チームを編成し、分散出勤の形を取ることで3密を回避しつつ、出勤時にレビューを行うようにしました。レビュー時に次回出勤までに行うことの説明をすることで、在宅勤務中も真面目に取り組んでいました。

製造の段階に入るタイミングで、人との接触7割削減という話題が出てきたため、完全在宅勤務に切り替えることになりました。新入社員の中にはプログラムのプの字も知らない社員がいるため、比較的習得のしやすいVBA(ExcelVBA)を題材とし、1日だけ全員に出社してもらい、最低限必要な操作を説明をすることで、在宅勤務の準備を施しました。

在宅勤務中は各チームとSKYPEで繋ぎ、画面共有にて進捗確認、ソースレビューを施し、質疑応答の時間を設けました。これにより、現場での開発スタイルに少しでもなじめるように工夫をしました。その中で対面でのフォローが必要になる社員に対しては、出社してもらい疑問解消を行うことで、コロナ禍での研修を実施することができました。

やってみて思う事

「在宅勤務で研修を行うのは無理だ」と思っておりましたが、ツールとカリキュラムの組み立て次第でなんとかなるものだという実感を得ました。飲み込みに時間がかかる社員向けに、難易度を落とした資料を用意すれば、対面での個別フォローを少なくできると思います。ただ、同期が一同に会し、触れ合うことで生み出されるチームワークは、今後課題があるかもしれません。

最後に

季節は冬になりコロナウイルスの第三波が来るというニュースが流れる中、Withコロナに向けた働き方が注目されています。もし増大期が来年4月~5月に来た場合、社内での研修実施は難しいでしょう。今のうちからあらゆる事態に備え、今年より精度を上げたカリキュラム作りに力を入れて、21年度の新入社員を迎え入れる所存です。

つたない文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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